アメリカのトランプ政権は26日、2026年1月1日より外国人観光客を対象に国立公園の入場料を大幅に値上げすると発表しました。新料金体系では、年間パス“アメリカ・ザ・ビューティフル(America the Beautiful )”が、アメリカ居住者は従来の80ドル(約1万2500円)のままに据え置かれる一方で、非居住者は250ドル(約3万9000円)に引き上げられます。さらに、年間パスを持たない外国人訪問者は、グランドキャニオン国立公園やイエローストーン国立公園、ヨセミテ国立公園など、訪問者数の多い11の公園において、通常の入場料金に加えて1人当たり100ドル(約1万5600円)の追加料金がかかります。また、2026年には国立公園の入場料無料日が10日間設定されていますが、外国人訪問者は通常料金の支払いが必要です。
今回の料金改定は、トランプ大統領が7月に署名した大統領令に基づいて決定されました。同命令では、アメリカ居住者が外国人観光客よりも優先的に国立公園に入場できるようにすること、外国人観光客から得る追加収入を国立公園の保全活動や維持管理事業に充てることなどを指示しています。ダグ・バーガム内務長官は「すでに国立公園制度を支えているアメリカの納税者と同様に、外国人観光客にも公平な負担を求めるものだ」と述べ、続けて「トランプ大統領は米国の家族を最優先にしている」と強調しました。
入場料の値上げが適用される国立公園は以下の通りです。詳細は、アメリカ内務省・国立公園局(NPS)の公式ウェブサイトをご確認ください。
対象の国立公園一覧
アカディア国立公園、ブライスキャニオン国立公園、エバーグレーズ国立公園、グレイシャー国立公園、グランドキャニオン国立公園、グランドティトン国立公園、ロッキーマウンテン国立公園、セコイア&キングスキャニオン国立公園、イエローストーン国立公園、ヨセミテ国立公園、ザイオン国立公園
参考元:Reuters、NPS.gov、AFPBB News