ロサンゼルスと日本の時差について解説 早見表も紹介

ロサンゼルスと日本の時差について解説 早見表も紹介

更新日:2025/02/09

ロサンゼルスと日本の時差について解説 早見表も紹介

ロサンゼルス観光の際、事前に確認しておきたいのが時差。ロサンゼルスと日本の時差は17時間(サマータイム期間は16時間)です。この記事では、時差の簡単な計算方法や早見表、サマータイムの仕組み、時差ボケ対策などについて解説します。時差についてしっかりと理解し、快適な旅にしましょう。

日本とロサンゼルスの時差

日本とロサンゼルスの時差は通常17時間です。日本の方がロサンゼルスよりも時間が進んでおり、日本が午後12時(正午)ならロサンゼルスは前日の午後7時になります。ただし、アメリカにはサマータイム(夏時間)という制度があるため時差の計算には注意が必要です。
サマータイム期間中(3月の第2日曜日から11月第1日曜日)は時差が16時間になり、冬時間より1時間短縮されます。ロサンゼルス観光を効率良く楽しむために正確な時差を把握しておきましょう。

時差の簡単な計算方法

日本とロサンゼルスの時差を計算するには、ロサンゼルスの時間を昼夜逆にして5時間プラスするだけです。サマータイム(夏時間)実施中は時差が16時間になるため、同様にロサンゼルスの時間を昼夜逆にして4時間プラスします。スマートフォンやパソコンの世界時計機能を使うと簡単に両都市の時刻を確認できるので、旅行や仕事の際に活用すると便利です。

アメリカのサマータイム(夏時間)とは?

アメリカのサマータイム(夏時間)とは、日照時間が長くなる春から秋の時間を1時間進める制度です。通常よりも昼間が長くなるこの制度は毎年3月の第2日曜日から11月の第1日曜日まで実施され、日本とロサンゼルス時差は16時間になります。
サマータイムは、太陽光を有効活用し電力の消費を抑えることを目的としています。エネルギー資源が特に不足していた第一次世界大戦中にドイツをはじめとする各国で取り入れられ、1918年にアメリカでも初めて導入されました。また、日照時間の長さに活動時間を合わせることで経済効果も期待できます。3月や11月は通勤・通学の時間帯が暗い場合もありますが、エネルギー資源の節約のために続けられています。

サマータイム(夏時間)中の注意点

ロサンゼルスを訪れる際は、滞在期間がサマータイム実施期間に該当するか確認が必要です。通常、日本とロサンゼルスの時差は17時間ですが、サマータイム期間中は16時間になります。フライトスケジュールをはじめ、日本とロサンゼルス間の連絡時に混乱が生じる可能性があるため事前に確認しておきましょう。
サマータイム中は日照時間が長く観光やショッピングを夜遅くまで楽しめますが、日中の暑さ対策を忘れずに行ってください。また、夜も明るいため夜間のスケジュールまで組むこともできますが、睡眠時間が不規則になる可能性もあります。早朝は暗い場合もあるため、早い時間帯の移動やアクティビティは十分に注意しましょう。

サマータイム(夏時間)と冬時間の時差早見表

Leonard's Bakery 日本とロサンゼルスの時差は、サマータイム(以下、夏時間)と冬時間で異なります。そのため、スケジュールを立てる際は時差を考慮した調整が不可欠です。ここでは、夏時間と冬時間の時差が一目で分かる早見表を紹介します。

冬時間の場合:時差17時間

日本 0時 2時 4時 6時 8時 10時 12時 14時 16時 18時 20時 22時
LA 7時 9時 11時 13時 15時 17時 19時 21時 23時 1時 3時 5時

夏時間の場合:時差16時間

日本 0時 2時 4時 6時 8時 10時 12時 14時 16時 18時 20時 22時
LA 8時 10時 12時 14時 16時 18時 20時 22時 0時 2時 4時 6時

※3月の第2日曜日~11月第1日曜日

日本からロサンゼルスへのフライト時間

Leonard's Bakery 日本からロサンゼルスへのフライト時間は、約10時間から12時間です。全日本空輸(ANA)や日本航空(JAL)、ユナイテッド航空、デルタ航空などが毎日複数の直行便を運航しています。
フライトを予約する際は、ロサンゼルスとの時差や現地に到着する時間を考慮したスケジュールを組むことが大切です。また、サマータイム期間中の観光スポットの営業時間も事前に確認しておきましょう。

ロサンゼルス観光時の時差ボケ対策

Leonard's Bakery 時差ボケ(ジェットラグ)は、通常4時間から5時間以上の短距離を移動した際に起こると言われています。日本とロサンゼルスは時差が16時間または17時間もあるため、時差ボケを引き起こす可能性が高いです。体内時計は通常24時間周期で、太陽の光や活動のタイミングでリズムを調整しています。そのため、長時間のフライトは体内時計のリズムを乱し、食事や睡眠などに影響が出てしまいます。ここでは、到着後すぐに観光を楽しむための時差ボケ対策を紹介します。

1:フライトは発着時間を考慮して予約する

フライトを予約する際、出発時間だけでなく到着時間も考慮することが大切です。初日のプランを曖昧にして予約すると到着日が休息日になるケースが多く、これが時差ボケを引き起こす原因となります。特に、到着時間が遅すぎるフライトはできるだけ避けましょう。深夜に到着すると、到着時点で1日が終わってしまう可能性があります。
おすすめは「夕方出発・午前中到着」のフライトです。例えば、日本時間午後4時に羽田を出発する場合、到着は現地時間の午前9時頃となるため到着日を丸1日活用できます。初日は軽めの活動でも構いませんが、積極的に動く計画を立てることで時差ボケを最小限に抑えることができます。旅行期間を十分に楽しむため、フライト予約は出発時間と到着時間のバランスを意識しましょう。

2:フライト中に十分な睡眠を取る

フライト中は十分な睡眠を取り、ロサンゼルス到着後はすぐに活動を始めるのがおすすめです。フライト当日は、できるだけ機内で眠れるようにコンディションを整えておきましょう。服装はパジャマやスウェットなどがおすすめです。睡眠を促すためにアイマスクや耳栓を使い、自分なりにリラックスできる環境を整えると良いでしょう。機内でぐっすり眠れば、到着後の1日を有意義に過ごせます。

3:到着後に太陽の光を浴びる

機内でしっかり睡眠を取った後は、到着後に太陽の光を浴びましょう。長時間のフライトで乱れた体内時計のリセットに効果的です。日中の強い日差しを浴びることで、身体が現地の生活リズムに適応しやすくなります。
特にロサンゼルスは晴天が多い都市なので、日中に外で活動するとその日の夜はぐっすり眠ることができます。観光中にどうしても眠くなった場合は、ビーチや公園の木陰など日の当たる場所で仮眠を取るのがおすすめです。せっかくロサンゼルスを訪れたからには、効率良く活動し日本との気候の違いも味わってみましょう。

4:次の日に備える

ここまで予定通りにスケジュールと体調を管理できていれば、初日の夜は無理をせず翌日に備えて早めに休みましょう。到着初日は日中に体を動かし夜は早めに寝ることで、翌日からの観光や活動に向けて万全の準備ができます。夜の街に繰り出したい気持ちは一旦抑え、翌日の観光に備えることが重要です。なお、ロサンゼルスは朝から夕方が最も活発的な街です。バーやクラブでも、アルコールの提供は深夜2時までと決められています。そのため、朝早く起きて1日をスタートさせることがロサンゼルス観光では効率的と言えます。

アメリカ渡航・入国にはESTA(エスタ)が必要です

日本国籍者がビザを取得せずにハワイを含むアメリカへ渡航する際は、ESTA(エスタ)の申請が必要です。ESTA(エスタ)はVWP(ビザ免除プログラム)参加国の市民のみ利用できる制度で、観光または出張目的で90日以内の米国滞在を希望する方が対象となります。また、ESTA(エスタ)は年齢を問わず必要となるため、家族やグループで渡航する際は事前に全員分の申請を済ませましょう。ESTA(エスタ)を統括するDHS(アメリカ国土安全保障省)は、少なくとも出発72時間前までに申請手続きを済ませて「渡航認証許可」を取得するよう推奨しています。

entry ESTA申請はこちら 出発の72時間前までにお願いします