ESTA(エスタ)とは？アメリカ渡航に必要な事前入国審査制度を解説

ESTA(エスタ)とは？アメリカ渡航に必要な事前入国審査制度を解説

ESTA(エスタ)とは？

ESTA(エスタ)とはVisa Waiver Program(VWP)の一環で、短期の米国渡航に必要な事前入国審査制度です。
日本国籍者を含むVWP参加国の市民は、90日以内の一般的な観光旅行や短期ビジネスに限りビザを取得せずにESTA(エスタ)申請のみで渡米が認められます。米国内にて乗り継ぎを行い第三国へ向かう場合も必須となるため、忘れずに申請を行いましょう。
また、就労・留学・永住を希望する渡航者はESTAの対象外となるためビザの申請が必要です。
重大な犯罪歴がある方や伝染病に罹患中の方は、VWP参加国の市民であってもESTA(エスタ)申請の対象外となります。
ESTA(エスタ)に関する注意点は下記をご確認ください。

• ESTA(エスタ)の有効期限は原則として取得日から2年間です。ただし、2年以内にパスポートの有効期限が満了となる場合は、パスポートの有効期限日を以てESTA(エスタ)も失効となります。
• 婚姻などで改姓し新たなパスポートを取得した際は、新規のパスポート番号にてESTA(エスタ)申請を行う必要があります。
• ESTA(エスタ)申請はオンラインのみとなり、電話などでの受け付けは行っておりません。申請後はDHS(米国国土安全保障省)にて審査が行われ、72時間以内を目途に認証結果が通知されます。
• VWP参加国の国籍者であってもESTA(エスタ)の認証が拒否されるケースがあります。申請後に「渡航認証拒否」の通知が届いた方は、米国大使館にてビザの取得をご検討ください。
• 米国渡航に必要なビザは、申請から取得までに1か月以上かかることが予想されるため早めの手続きを推奨します。ビザの取得に関する詳細は「アメリカビザ(非移民ビザ申請)の種類・申請方法」と米国大使館サイトをご確認ください。

ESTA(エスタ)の申請条件

ESTA(エスタ)申請の必要書類と申請方法

ESTA(エスタ)申請にはパスポートとクレジットカードが必要です。申請フォームのパスポート情報は、申請者ご本人の情報を入力してください。未成年の場合も、保護者ではなく本人のパスポート情報の入力が求められます。また、申請の際はパスポートの有効期限と、ICチップ搭載であることをご確認ください。
お支払いはクレジットカード(Visa、Master Card、JCB、American Express、Diners Club)のみとなり、申請者がお持ちでない場合は本人以外のクレジットカードでもお支払いいただけます。申請方法に関する手順は、「【記入例の紹介】ESTA(エスタ)の申請方法をわかりやすく解説」をご確認ください。

ESTA(エスタ)の有効期限と申請時期

ESTA(エスタ)の有効期限は取得日から2年間で、期限内は複数回のアメリカ渡航が認められます。ただし、パスポートの有効期限が2年以内の場合は、同日を以てESTA(エスタ)も失効となるため注意が必要です。目安としてパスポートの有効期限が半年未満の場合は、パスポート更新後にESTA(エスタ)申請を行うことをお勧めします。ESTA(エスタ)を管轄するCBP(アメリカ合衆国税関・国境警備局)では遅くとも出発72時間前までの取得を推奨しているため、渡航が決まった段階で手続きを行いましょう。

ESTA(エスタ)申請サービスについて

ESTA Application Provide Siteでは、複雑なESTA(エスタ)の申請手続きをお客様に代わって行います。
専門知識を兼ね備えた担当者が年中無休で丁寧にサポートいたしますので、米国渡航に不慣れな方やご自身での申請に不安な方は当サイトの代行サービスをご利用ください。

ESTA申請はこちら 出発の72時間前までにお願いします

更新日 : 2024/09/06