ESTA(エスタ)申請でエラーが表示される場合の対処法(登録確認の手順)

ESTA(エスタ)申請でエラーが表示される場合の対処法(登録確認の手順)

ESTA(エスタ)申請後「渡航認証許可」と表示された際には申請状況を確認してみましょう

渡航の計画を立ててESTA(エスタ)申請をしたのち、「渡航認証許可」と表示がされましたら、申請の進捗状況を確認してみましょう。進捗状況を確認する際には、ESTA(エスタ)の公式サイトにアクセスを行い、ESTA(エスタ)の申請番号、パスポート番号、生年月日、パスポートの有効期限、市民権を入力することで申請の状況を確認することができます。

ESTA(エスタ)申請でエラーが表示される場合の対処法(登録確認の手順)

ESTA(エスタ)申請後、状況確認ができない原因と対処法は?

ESTA(エスタ)の申請をして渡航認証許可が下りたにもかかわらず、申請状況を確認すると「申請が見つかりません」と表示されてしまうケースがあります。その際は、新規でESTA申請の手続きを行ってみましょう。新規で手続きを行うと「このパスポートに関し、有効日数が30日以上残っている、有効かつ承認済みの申請書が発見されました」と表示されるケースもあります。
このような状況が発生する場合は、いくつかの原因が考えられますので落ち着いて対処をしましょう。
このページではESTA(エスタ)を申請し渡航認証許可が下りたにも関わらず、申請がエラーとなってしまった際に想定される理由とその解決方法をご紹介します。

原因1/申請時の情報と異なる入力を行った

「申請が見つかりません」と表示された際、最も多い原因は入力間違いと言われています。なかでも間違いやすいのが、生年月日、パスポート番号、申請番号の3か所です。特に、パスポート番号や申請番号は数字や英文字の組み合わせで構成されているので、慎重に入力を行うようにしましょう。
また、申請時のメールに記載された番号を見間違ったまま入力してしまうケースもあるため注意が必要です。

  • 対処法
ESTA申請登録のエラー時、まずは下記の表を参考に申請時の内容と照らし合わせて再度確認をしましょう。万一、申請時の情報が間違っている場合は、再度ESTAの申請をする必要があります。ご不明な場合は当センターまでご相談ください。
生年月日の入力ミス 申請の状況確認をする際には、登録時と同じ生年月日を入力する必要があります。
登録された情報を照合する際に最も重要となるのが生年月日ですので、くれぐれもお間違えのないようお願いいたします。
パスポート番号の入力ミス 日本のパスポートは英文字と数字を合わせた9桁で構成されています。文字や数字の抜けがないか、多く入力していないか、再度確認してください。
また、数字とアルファベットの「1」「I」や、「0」「O」など、入力間違いによるケースも多く見受けられるため、申請した際に入力したパスポートの桁数と情報を改めて確認しましょう。
申請番号の入力ミス 申請番号は数字と英文字の組み合わせで構成されています。また申請番号は、最後に「渡航認証」を取得した際の番号が有効となり、実際に入国する際に使われる番号となります。
もし、申請番号の間違いがあった際でも、氏名、生年月日、パスポート番号などのパスポートに記載されている情報のみでも、ESTAの申請状況は確認できます。
申請内容に間違いがなく、申請番号の間違えや申請番号の変更などが考えられる際は、パスポートに記載されている情報で再度確認を行いましょう。

原因2/ESTAを申請してから3日以上経過していない

ESTAは申請後、結果が反映されるまで最大3日間(72時間)必要です。これはアメリカのシステムの都合によるもので、システム上の申請データが処理中であることを示しています。処理期間中はシステムへのアクセスが制限されるため、申請状況の確認ができません。また、申請が集中する期間などサーバーの混雑状況によっては、さらに時間がかかる場合もあります。

  • 対処法
ESTA申請後に状況確認ができない場合、まずは3日間(72時間)経過するのを待ちましょう。確認ができないからといって、焦って新たに申請しないよう注意が必要です。申請時に使用したパスポート番号や、申請時に発行された申請番号など必要情報や書類を用意し、約3日後に再度確認をしてください。

原因3/システムエラーやメンテナンス期間中

アメリカが運営するESTAのサイトには膨大なアクセスに対応するため、定期的にメンテナンスが行われています。メンテナンスを行う前後はシステムが安定していないこともあり、渡航申請や申請状況確認が行えないなどのケースがあります。また、登録がされているにも関わらずシステムのエラーなどにより申請状況の確認ができないこともあるようです。

  • 対処法
まずは公式ウェブサイトでメンテナンス状況を確認してください。メンテナスは、時間が経過すると閲覧や確認を行うことができるようになるため、時間をおいてアクセスしましょう。なお過去の集計データによると、システムのエラーは日曜日に多く発生しています。

原因4/アメリカと航空会社の管理システム間のタイムラグ

飛行機の搭乗をされる直前にESTAの申請をして「渡航認証許可」を得た場合、ESTAの申請情報が即時に反映されない事がございます。これは搭乗する航空会社が運営する管理システムと、アメリカが運営する管理システムが異なることによるタイムラグが原因です。

  • 対処法
このようなケースでは航空会社側が渡航申請者を搭乗させるかの判断するため、渡航申請番号は必ず記入をして持参しておきましょう。渡航認証が下りていることを証明できると、搭乗を断られるケースは格段に減ります。搭乗間際や混雑時にはこうした事例が発生する場合もあるため、申請や搭乗手続きは時間に余裕を持って行動することをお勧めします。

原因5/有効期限切れや失効済み

ESTA申請の確認を行った際に、「失効済み」または「有効期限が切れています」と表示されるケースがあります。これは、以前に取得したESTAの有効期限(またはパスポートの有効期限)が切れている可能性が高いです。そのほかに、新しくESTA申請を行い情報が上書きされた後、古い渡航申請番号を入力したなどが原因の場合もあります。

  • 対処法
ESTAの有効期限は申請日から2年間です。ただし、ESTAの有効期限内であってもパスポートの有効期限が切れる場合は、同日にESTAも失効となります。「失効済み」または「有効期限が切れています」と表示された場合、まずはESTAまたはパスポートの有効期限を確認しましょう。
また、ESTA申請を確認する際に間違って入力を進めてしまい、有効なESTAを上書きしてしまった場合も再申請が必要となります。万一、有効なESTAを失効させてしまうと、いかなる理由であってもその渡航認証番号を復元させることはできません。登録申請したESTAの情報を確認し、入力の際は慎重に行いましょう。
ESTAの有効期限や再申請の方法は、ESTA(エスタ)の有効期限と再申請について【2024年最新】をご確認ください。

ESTA(エスタ)の状況確認に必要な4つの情報

以下の4つを入力してESTAの進捗状況をご確認ください。

1生年月日

2パスポート番号

3パスポートの発行日と有効期限

4国籍の選択

ESTAの申請番号がお分かりの方は、パスポート番号と生年月日、申請番号を入力することにより確認をとることができますが、申請番号が分からない状況で申請情報を確認するためには、以上の4つが必要となります。
ESTAを申請する際には、ご自身で入力した情報に間違いが無いかしっかりと確認をしましょう。
万が一、パスポートとは違った情報でESTAを申請したことが判明した場合は、あらためて申請をおこなう必要がありますし、申請費用も掛かってしまいますので、くれぐれもご注意ください。
※渡航認証が下り申請番号を取得した後でも、「電子メールアドレス」「米国の住所」の変更を行うことができます。

entry ESTA申請はこちら 出発の72時間前までにお願いします

更新日 : 2024/11/18