ハワイアン航空機が乱気流に見舞われ36人が負傷 重症者11人に上る

ハワイアン航空機が乱気流に見舞われ36人が負傷 重症者11人に上る

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18日午前10時半頃、アメリカ西部アリゾナ州からハワイに向かっていたハワイアン航空の旅客機が上空で激しい乱気流に巻き込まれるトラブルが発生。旅客機は定刻通りホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港に到着しましたが頭を打つなどして36人が負傷、20人がEICU(緊急集中治療室)へ搬送されました。
ホノルル救急医療局は、EICUに搬送された20人のうち11人を重傷と診断。搬送された患者のなかには生後14か月の乳幼児も含まれ、現在も治療を続けています。大半の患者は頭部への重傷や裂傷、打撲などのケガであると病院側は説明。搬送前に意識を失った乗客もいましたが、現時点で危篤状態にある患者はいないと報告しました。
当該の旅客機はハワイアン航空35便(エアバスA330型機)で、フェニックス・スカイ・ハーバー国際空港を定刻に出発。乗客278人と乗務員10人が搭乗し満席となっていました。
ハワイ到着30分前の午前10時35分、突然機体に激しい揺れを感じた機長はダニエル・K・イノウエ国際空港の管制塔へ緊急事態を通報。乱気流に見舞われながらも午前10時50分にハワイへ到着し、現場に駆け付けた救急隊員と医療従事者らが乗客の治療にあたりました。
FAA(アメリカ連邦航空局)は今回の事故について詳しく調査すると述べ、NTSB(国家運輸安全委員会)も監査に加わる予定です。

参考元:abc NEWS