「アメリカは黒人女性大統領を選ぶ準備ができている」 68%がYESと回答

「アメリカは黒人女性大統領を選ぶ準備ができている」 68%がYESと回答

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初の黒人女性大統領を目指すハリス副大統領(民主党)は、トランプ前大統領(共和党)と互角の戦いを繰り広げ支持率では拮抗が続いています。ハリス氏は4日、副大統領候補に有力視されているペンシルベニア州のシャピロ知事、ミネソタ州のウォルツ知事、アリゾナ州選出のケリー上院議員と面会。6日には副大統領候補を発表し、激戦が予想されるアリゾナやペンシルベニアなど7州で相次ぎ選挙集会を開く予定です。
4日に発表された最新の世論調査では、「黒人女性を大統領に選ぶ準備ができているか?」との質問に対し、68%が「YES」と回答。「NO」の32%を大きく上回りました。「YES」と答えた市民は民主党支持者に限らず無党派層のおよそ75%に上り、共和党支持者も半数近くが支持しています。激戦州における両候補の支持率は横並びで全米規模ではハリス氏が50%、トランプ氏は49%と報告。これまでの調査ではトランプ氏がバイデン大統領を5ポイント差でリードしていましたが、後継指名を受けたハリス氏が互角の戦いに戻した形です。傾向としてトランプ氏は男性からの支持率が高く、ハリス氏は党派を問わず多くの女性から支持を得ています。女性有権者で「トランプ氏の政策は女性を助けると思う」と答えた割合は43%でしたが、ハリス氏は70%と大幅に上回りました。また、黒人有権者で「必ず投票する」と答えた割合は74%に上り、バイデン前候補の7月17日時点と比べ16ポイント上昇し国内全体で大統領選への関心が高まっています。
ハリス副大統領の好感度は先週から急速に上昇し、選挙戦から撤退したバイデン氏とトランプ氏の双方を嫌う「ダブルヘイター」からの支持を集めていると専門家は指摘。7月末におよそ5,000人を対象に行われた世論調査ではハリス氏の支持率は48%で、トランプ氏の47%をわずかに上回りました。

参考元:CBS NEWSThe Telegraph