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アメリカ国務省は18日、学生ビザの新規受け付けの再開を外交電報で明らかにしました。5月下旬から学生ビザの新規予約は一時停止していましたが、新たなガイダンスに基づき申請者を対象にSNSアカウントの審査が実施される予定です。新たな審査の一環として、アメリカへの留学希望者はSNSのプロフィールの開示を求められます。審査を拒否した場合はビザ申請が却下される可能性があり、アメリカ国務省は「情報の申告を避けることは、SNS上での活動の隠蔽行為と判断する」と警告。同省は在外公館に対し、「ビザ申請者のSNSを徹底的に審査し、アメリカ政府の理念に敵対的な態度をとる、国家安全保障に対する脅威を擁護する申請者の特定」するようを指示しました。また、外国人学生の割合が15%未満の大学への入学希望者、交流訪問者ビザを申請する医師のビザ申請を優先するよう要請しています。SNS情報の審査では領事官が検索エンジンを使用し、申請者のSNS上での活動だけでなくオンラインプレゼンス全体の確認が行われる予定です。
当措置は、学生ビザまたは交流訪問者ビザの新規申請者と再申請者を対象に5営業日以内に実施される見通しです。国務省は厳格な審査により申請者が減少することを予想し、「申請者数によっては新たにスケジュールの調整を行う」と言及しています。