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7月30日(現地時間7月29日)、ロシアのカムチャッカ半島沖でマグニチュード8.8の強い地震が発生しました。太平洋津波警報センターは「この地震の影響でハワイをはじめ日本、チリ、ソロモン諸島の一部沿岸地域では約1~3mの津波が発生する可能性がある」と発表。その後、ハワイ州のマウイ島やオアフ島で約1m21~23cmの津波が観測されました。今後は大型の津波が押し寄せる可能性があるとしてアメリカの沿岸地域に避難指示が出され、ハワイ州、アラスカ州、カリフォルニア州にも津波警報や注意報が発令されています。
ハワイの国立気象局は「即時避難」を強く呼びかけ、高台や建物の4階以上に移動するよう指示しました。ハワイでは現在も複数の大きな津波が発生しており、当局は住民に対して自宅に留まるよう注意を促しています。一方で、ジョシュ・グリーンハワイ州知事は「今のところ大型の津波は見られません。ただし安全と判断できるまで少なくとも2~3時間かかると予想しています」と発表。また、ハワイでは津波警報が発令されたため航空便が一時運休となっていましたが、現在ハワイアン航空とアラスカ航空が運航を再開しています。各交通機関の運行状況や津波に関する最新情報を確認しながら、政府による指示に従い行動をするよう呼びかけられています。