市内通話も3桁の市外局番が必須に カリフォルニアなど36州が対象

市内通話も3桁の市外局番が必須に カリフォルニアなど36州が対象

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アメリカでは10月24日より、多くの自治体で市内通話の際に3桁の市外局番が必要となりました。これまでは7桁の電話番号で通話が可能でしたが、同日より10桁に変更となったためFCC(連邦通信委員会)は注意を呼びかけています。
市外局番の追加は、来年7月よりアメリカ全土で適用となる「自殺防止ホットライン」への短縮ダイヤル「988」の導入に伴う措置であるとFCCは説明。生活するうえで心の支えや助けが必要な市民に対し、対話を通じてセーフティネットを強化とするとしています。また、988の導入にともない国内82におよぶ自治体の市外局番に影響を与えると述べ、市民に理解を呼びかけました。市外局番の追加に伴い、ファックスなど通信を利用する全ての電話番号も10桁のダイヤルが必要となります。
3桁の市外局番が必要となった地域はカリフォルニアのほか、ニューヨーク、テキサス、ハワイなど36州です。対象地域の一覧はこちらをご確認ください。
ハワイアン・テレコム社のアン・ニシダ・フライ氏は、「FCCは緊急ダイヤルの911など覚えやすい3桁の電話番号を必要としていました」とコメント。自殺防止の重要な役割を担うと述べました。
「988」は2022年7月16日よりアメリカ全土で利用可能となりますが、支援が必要な方は引き続き「1-800-273-8255」にダイヤルするよう呼びかけています。

参考元 : KSTP
参考元 : HAWAII NEWS NOW