【2024年最新】ハナウマ湾(ハワイ州オアフ島)入園方法の手順を解説

【2024年最新】ハナウマ湾(ハワイ州オアフ島)入園方法の手順を解説

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目次

【2022年最新】ハワイ州オアフ島 ハナウマ湾の入園方法の手順を解説

ハナウマ湾(ハナウマベイ)への入園について

ハワイ州オアフ島の南東部に位置するハナウマ湾(ハナウマベイ)は、シュノーケリングスポットとして地元市民や旅行者に人気の観光スポットです。2021年4月より、混雑緩和を目的としてオンラインでの事前予約制を導入しています。また、現地にて当日券を購入しての入園も認められますが、人数制限があるため注意が必要です。ハナウマ湾へ訪れる際は、以下の手順で事前予約を行ってください。

1. 管理局のサイトにログイン

管理局のウェブサイトPROS(Park Recreation Online System)にアクセスし、ログインを行います。ログインは代表者のEメールアドレスと任意のパスワードが必要です。

2. 予約専用サイトにアクセス

ウェブサイトにアクセスし、“Hanauma Bay(ハナウマ湾)”と表記された写真をクリックしてください。訪問48時間前から予約が可能で、専用サイトは現地時間の午前7時から受け付けを開始します。開始数分でチケットが完売となるため、受け付け開始直後の予約をお勧めします。

3. 訪問日と時間を選択

訪問日と10分ごとの時間予約枠が表示されます。訪問日は翌日、または翌々日のみ予約が可能です。10分ごとの時間予約枠は午前7時から午後1時20分までとなり、1枠30人または35人の制限が設定されています。完売した枠は、“Tickets Sold Out”と記載され予約はできません。予約可能な枠を選択してください。

4. ビデオ視聴日時を予約

ハナウマ湾へ訪れる全ての方は、入園時にビデオ視聴が義務付けられています。ビデオの内容はハナウマ湾の歴史や自然環境、生態系、海洋生物保護について解説し、時間は約9分となります。全て英語ですが、日本語で解説するイヤホンもあります。オンラインの予約画面に視聴可能な時間が表示されますので、希望時間を選択してください。ビデオ視聴はハナウマ湾を利用する際の必須条件で、訪問履歴がある方も入園の度に視聴する必要があります。なお、ハナウマ湾に再び訪れる予定がある方は、視聴後の手続きにより今後1年間はビデオ視聴が免除されます。

5. 代表者の必要事項を入力

訪問日とビデオ視聴の予約が完了すると、必要事項の入力画面に遷移します。代表者の氏名・Eメールアドレス・携帯電話番号を入力し、”NEXT” をクリックしてください。

6. 訪問人数を入力

訪問人数を入力し “Place Order”をクリックしてください。1回の予約で訪問可能な人数は最大10人となります。12歳以上の方は“Adult Non Resident Ticket”、12歳未満の方は“Child Ticket”の枠に該当人数を入力してください。必要事項や人数を入力している間に完売となるケースが多々あります。その際は他の時間を選択し必要事項の再入力が必要となりますので、迅速に予約手続きを済ませましょう。

7. クレジットカードで入園料を決済

訪問人数の入力が完了した後、クレジットカードで決済を行います。
入園料は1人25ドルで、以下に該当する方は無料となります。

  • 12歳以下の児童
  • ハワイ州発行の身分証明書を所有している方
  • 米軍関係者(退役軍人を含む)
  • 州内の学校に就学中の学生

8. 予約完了の通知を確認

決済後は予約完了画面に遷移します。登録したEメールアドレスに予約完了メールが通知されますので、入力内容に間違いがないかご確認ください。
訪問当日は入場の際に予約完了証明の提示が必要となります。紙面で出力した予約完了画面や予約完了メール、またはスマートフォンなどに保存した当該の画面を提示してください。

ハナウマ湾州立公園(Hanauma Bay State Park)の概要

住所:100 Hanauma Bay Rd, Honolulu, HI 96825
開園日:水曜日~日曜日 (月曜日・火曜日、クリスマス・元旦は閉園)
開園時間:6:45~16:00 (入園は13:30、ビーチへの入場は15:15まで)
問い合わせ先:https://pros8.hnl.info/contact
※ハワイ州発行の身分証明書をお持ちの方は、6:45~9:00まで予約せずに入場が認められます。
入園料:1人25ドル (12歳以下の児童、ハワイ市民、軍関係者、州内の学校に就学中の学生は無料)
駐車料金:1台3ドル (ハワイ市民は1台1ドル)

※駐車料金は現地にて現金での支払いとなります。
※駐車場は300台限りで、予約済みの場合も先着順となるため注意が必要です。詳細はハナウマベイ州立公園のよくある質問をご確認ください。

ハナウマ湾(ハワイ州オアフ島)の入園方法の手順を解説

ハナウマ湾(ハナウマベイ)の魅力を紹介

白い砂浜と美しいエメラルドブルーの海が広がるハナウマ湾(ハナウマベイ)は、毎年5月に発表される“America’s Best Beach”において2004年と2016年の2回にわたり1位に選出されました。同ランキングは全米650か所のビーチを対象に、水質・砂質・アクセス・設備など50項目を環境学博士が調査を行います。アメリカ本土の有名ビーチを抑えて1位に選ばれたハナウマ湾の魅力と、ワイキキからの移動方法をご確認ください。

古くから崇められる神聖な場所

ハナウマとはハワイ語で「カーブした砂浜」という意味を持ちます。3万年以上前の火山活動によってクレーターが形成され、長年にわたる海水や雨水の浸食により特徴的な入り江が象(かたど)られました。
ハワイ王朝時代から神聖な土地として崇められ、かつては王族など身分の高い役人のみ立ち入りが認められていたと伝承されています。エルビス・プレスリー主演映画「ブルー・ハワイ」の撮影現場として脚光を浴び、世界的に有名なビーチとなりました。

環境保護が徹底された美しいビーチ

1990年代までは他のビーチと同様に自由に遊泳やシュノーケリングが楽しめましたが、現在はホノルル市の海洋保護区に指定されています。そのため、シュノーケリングを含む遊泳の際は制限や禁止事項が設けられています。以下の行為は禁止されているため、事前に確認しておきましょう。

  • サンゴ礁に有害な物質を含む日焼け止めの使用禁止
  • サンゴが付着した岩礁への接触(触る・座る・歩く行為は禁止)
  • 魚やウミガメなどへの餌付け
  • 魚、貝、サンゴなどの生物や天然資源の採取と持ち出し
  • 飲酒、喫煙(ハワイではすべてのビーチと公共の場において飲酒・喫煙を禁止)
  • ゴミやビニール袋の放置

入口から200メートルほど下ると、ビーチスタンドにてシュノーケリング用具を貸し出しています。レンタル料のほかデポジット(保証金)として50ドルが必要となり、返却時に返金されます。
なお、ハナウマ湾でのダイビングは、ホノルル市による許可証を取得した会社を介しての予約が必要です。人数に限りがあるため予定が決まった方は早めの予約をお勧めします。

ハナウマ湾(ハナウマベイ)への行き方

ハナウマ湾(ハナウマベイ)はワイキキからおよそ15kmの距離にあり、車の場合は30分ほどで到着します。移動手段は、レンタカー、タクシー、ライドシェア、オプショナルツアーの利用が一般的です。以前はワイキキからハナウマ湾まで“The Bus”(ザ・バス)の22番ビーチバス(22:Beach Bus)が運行していましたが、現在は廃止となっているためご注意ください。

ハナウマ湾(ハナウマベイ)の往復送迎サービス

ホノルル市と提携する“ハナウマベイ・シュノーケル・アドベンチャーズ”では、ワイキキ周辺のホテルとハナウマ湾(ハナウマベイ)間の送迎サービスを開始しました。料金には往復送迎代のほか、シュノーケル用具一式のレンタル料が含まれます。事前にサイトで入園予約を行っていない方は、現地にて入園料25ドル(現金のみ)をお支払ください。乗車時間は片道およそ30分で送迎は1日2往復となり、以下の時間に専用車両(大型バン)が運行します。
1便目:午前5時45分 ワイキキを出発 午後12時 ハナウマ湾を出発
2便目:午前7時45分 ワイキキを出発 午後1時30分 ハナウマ湾を出発
往復送迎サービスを利用する際の料金は以下の通りです。(2024年5月現在)

  • 一般(13歳以上):49.95ドル
  • シニア(65歳以上):44.95ドル
  • 子ども(4~12歳):44.95ドル ※12歳以下の児童はハナウマベイへの入場は無料となります。
  • シュノーケル用具一式をレンタルしない場合:39.95ドル ※全ての方が対象となります。
  • 3歳以下の幼児:29.95ドル ※ハナウマベイへの入場は無料となり、浮き輪のレンタル料が含まれます。

シュノーケリングは経験の有無を問わず、お子様が利用する際は保護者の付添いが求められます。
料金に含まれるシュノーケリング関連費用は以下の通りです。

  • 消毒済みのマスク、シュノーケル、フィンのレンタル
  • 専門スタッフによる機材の使用方法と注意事項の説明
  • 正しく安全なシュノーケリングを行うための講習とアドバイス

ハナウマ湾(ハナウマベイ)では、ビーチ付近に入園者専用のロッカーを設置。ビーチを利用する際は自然保護の観点から現地で販売されている水溶性の日焼け止めのみ使用が認められ、合成物質配合の日焼け止めはシャワーで落とす必要があります。また、カメラやスマートフォンの使用は認められますが、ドローン(無人航空機)による撮影は禁止です。

参考元:Department of Park Recreation