グラミー博物館とは?グッズや行き方について解説
更新日:2024/10/09
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音楽界で最も栄誉ある賞と評される「グラミー賞」。ロサンゼルスのダウンタウンに位置する“グラミー博物館”は、主にグラミー賞に関する展示を扱っており、世界中の音楽ファンにとって夢のような場所です。この記事では、博物館の基本情報や見どころをはじめ、お土産におすすめのアイテム、日本からのアクセス方法まで、グラミー博物館について詳しく紹介します。
ロサンゼルスの「グラミー博物館(Grammy Museum)」とは?
2008年、グラミー賞の創設50周年を記念してオープンした“グラミー博物館(Grammy Museum)”。ダウンタウンに位置する複合施設“L.A.ライブ”内にある音楽の博物館です。グラミー賞に関する歴史や展示が中心ですが、楽器ステーションやレコーディングブースなどもあり、実際に音楽に触れながら楽しめる体験型展示も見どころのひとつとなっています。
そのほかにも、グラミー博物館内の“クライヴ・デイヴィス・シアター(200席)”では、音楽界のレジェンドや新進気鋭のアーティストによるライブパフォーマンスやトークイベントを開催。日本の有名ミュージシャン、“エックスジャパン(X JAPAN)と”THE LAST ROCKSTARS(ザ・ラスト・ロックスターズ)のリーダー、YOSHIKIがピアノ公演を行った場所としても有名です。また、特別展示や音楽教育プログラムを通じて次世代にインスピレーションを与え続けています。グラミー博物館は、音楽ファンだけでなく子供から大人まで、音楽の歴史を楽しく学べる絶好の場所となっています。
グラミー博物館の基本情報
施設名 | グラミー博物館/Grammy Museum |
所在地 | 800 W Olympic Blvd. Los Angeles, CA 90015 |
入場料 | 大人$18/学生・ユース(5〜17歳)$12/シニア(65歳以上)$15 ※4歳以下の子供は無料 |
営業時間 | 午前11時~午後5時(日・月曜日、水~金曜日)、午前11時~午後6時(土曜日) |
休館日 | 火曜日、年始、クリスマス、感謝祭(11月の第4木曜日) |
公式ウェブサイト | GRAMMY MUSEUM |
グラミー博物館の見どころ5つ
グラミー博物館には、受賞者が実際に使用していた衣装や楽器、体験型サウンドブース、さまざまなジャンルの音楽史に関する展示など、見逃せないスポットが盛りだくさん。ここでは、博物館の見どころを5つ紹介します。見どころ1:アーティストが実際に使用した衣装
グラミー博物館には、多くの著名なアーティストが実際に着用した衣装が展示されています。衣装はすべて、ステージパフォーマンスやミュージックビデオで使用されたものです。豪華でクリエイティブなデザインからは、偉大なアーティストたちのセンスを垣間見ることができるでしょう。これらの衣装は、各アーティストの個性や時代背景を色濃く反映した貴重な資料として大切に保管されています。見どころ2:アーティストが実際に使用した楽器
衣装だけでなく、音楽史に残るアーティストたちが使用していた楽器の展示も必見。各アーティストがどのように音楽を生み出したのか、また彼らの影響力や独自のスタイルを深く理解するきっかけとなるでしょう。触れることはできませんが、音楽ファンにとっては堪らない空間です。見どころ3:レコーディングブース
グラミー博物館には、実際に音楽制作や演奏を楽しめるレコーディングブースがあります。レコーディングのプロセスや機材に触れることでアーティスト気分を満喫し、音楽制作の裏側やどのようにして楽曲を生み出しているのかを体験してみましょう。またチュートリアルを通じて、DJセットやビートメイカーなどのレコーディング機材の使い方を学ぶことも可能です。見どころ4:音楽史に関する展示
グラミー博物館は、音楽史に関する展示スペースも完備。初期の録音技術から現代のデジタル音楽に至るまでの進化や文化について学べます。また、グラミー賞の歴史や受賞者の情報も充実しているため、音楽界の変遷を時系列で辿ることも可能です。音楽の存在が、各時代の社会や文化に与えた影響を知れる貴重な時間となるでしょう。見どころ5:マイケル・ジャクソンの特別展示
グラミー博物館の目玉のひとつが、伝説のアーティスト“マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)”の特別展示です。第26回グラミー賞(1984年)では、マイケルの代表アルバムとも言える「スリラー(Thriller)」が8部門を受賞。個人アーティストとして1年間の最多受賞を成し遂げ、その歴史に名を刻んでいます。展示スペースには、マイケルが実際に着用した衣装や煌びやかなアクセサリー、ステージセットなどが保管されています。また、ミュージックビデオやライブパフォーマンスの映像も鑑賞可能。彼の音楽キャリアはもちろん、音楽史への影響を目で見て感じることができ、「キング・オブ・ポップス」と称される理由が分かるでしょう。
グラミー博物館の人気グッズ・お土産
グラミー博物館には、音楽ファン必見のグッズが種類豊富に揃っています。館内の展示から着想を得たアイテムや人気アーティストのグッズは、自分用にはもちろんお土産にもぴったりです。ここでは、特に人気のグッズを紹介します。グラミー博物館オリジナルフーディー
”GRAMMY MUSEUM”のロゴ入りオリジナルフーディーは、訪問記念に購入する人が多い人気アイテムです。シンプルなデザインは普段使いにもぴったり。コットンとポリエステル素材なので、長持ちしやすく着心地も抜群です。性別や年齢問わずコーディネートに取り入れやすく、お土産にも喜ばれるでしょう。レコードラベルのボトルオープナー
レコードラベルがデザインされたボトルオープナーは、音楽好きな友人へのお土産にもぴったり。ブラッシュ仕上げされたステンレススチールのベースは、ヴィンテージ感満載です。さまざまな音楽ジャンルや時代のラベルが揃っているので、選ぶ時間も楽しくなるでしょう。ビールやソーダの瓶を開ける際に、旅の思い出が蘇ること間違いなし。部屋に飾るコレクション用として複数購入するのもおすすめです。レコードで作られた薔薇
古いレコードをリサイクルして作られた薔薇のオブジェは、人気のユニークなお土産です。直径約13cmと約8cmの、2サイズが販売されています。レコード特有の形状と質感を活かした手作り品なので、薔薇の形が1つずつ異なります。自分用に購入して、デスクやリビングルームのアクセントとして飾るのもおすすめです。ドラムスティックのペンと鉛筆
お土産品の定番、文房具類の中でもドラムスティック形のペンや鉛筆はグラミー博物館ならではのアイテム。本物のドラムスティックと見間違えてしまうほどの精巧な造りが特徴です。仕事や勉強の合間に、ふとリズムを刻みたくなるようなユーモアが感じられます。音楽好きな人へのお土産にはもちろん、クリエイティブな仕事に携わる人にインスピレーションを与えてくれるアイテムとしてもおすすめです。日本からグラミー博物館へのアクセス方法
日本からグラミー博物館へ行くには、まず国内の主要国際空港(成田、羽田、関西国際空港など)からロサンゼルス国際空港(LAX)への直行便を利用します。フライト時間は約10〜12時間です。LAXからは、レンタカーやタクシーを利用するのが最も簡単。グラミー博物館があるダウンタウンのL.A.ライブ周辺には、駐車スペースも多く完備されています。公共交通機関を利用する場合は、LAXから“フライアウェイバス(FlyAwayBus)”でユニオン駅まで行き、メトロレールのAラインまたはEラインに乗り換え、ピコ駅で降車しましょう。駅からは徒歩約8分で到着します。そのほかには、“ダッシュバス(DASH Bus)”や“メトロバス(Metoro Bus)”を利用して、最寄りの停留所まで行くことも可能です。
駐車場情報
グラミー博物館にレンタカーで訪れた際は、L.A.ライブにある駐車場を利用できます。複数ある駐車エリアの中でも、博物館に最も近い“WEAST GARAGE/イーストガレージ(LOT E)”または”WEST GARAGE/ウェストガレージ(LOT W、Gates EとF)”がおすすめ。駐車場料金は以下の通りです。時間 | 料金 |
最初の2時間 | $10 |
2時間以降(30分ごと) | $10 |
1日の最大料金 | $40 |
※最初の30分間は無料です。詳細は公式ウェブサイトの駐車場情報をご確認ください。
博物館のカウンターでバリデーションチケット(割引チケット)を貰うと、合計の駐車場料金から5ドル割引されます。また周辺には1日一定料金の民間駐車場も多くあります。長時間滞在する場合は民間駐車場の方がお得になる場合があるため、スケジュールに合わせて駐車場を選ぶと良いでしょう。
グラミー博物館に関するよくある質問
グラミー博物館を訪れる際に知っておくと便利な情報を紹介します。事前に確認し、効率的に館内を見て回りましょう。入場料・チケット料金は?
グラミー博物館は入場料が必要です。料金は大人18ドル、65歳以上のシニアと学生(有効なID必要)は15ドル、5~17歳の青年は12ドル、4歳以下の子供は無料になります。ただし、一部の特別展には追加料金がかかる場合があるため注意が必要です。チケットの予約は必須ではありませんが、10人以上の団体で訪れる場合は事前予約でグループ割引が適応されます。レストランやカフェはある?
グラミー博物館内にはレストランやカフェはありません。ただし、L.A.ライブのエリア内、またはダウンタウンエリアには飲食店が点在しています。ステーキハウスやカジュアルなダイニング、カフェなど選択肢が豊富なため、食事には困りません。なお、リトルトーキョーやコリアタウンにも近く、アジア系のグルメを楽しみたい方は周辺地域にも足を伸ばしてみましょう。写真撮影は可能?
グラミー博物館内では、フラッシュなしの写真撮影は許可されています(※プロによる写真、動画撮影は不可)。館内にはSNS映えを狙えるフォトブースも設置されており、記念撮影にぴったり。ただし、週末は特に多くの人が訪れるため、ほかの来館者の邪魔にならないよう注意しましょう。WI-FIは利用できる?
グラミー博物館内では、無料のWi-Fiが利用可能です。館内でインターネットに接続できるため、展示の情報を調べたり撮った写真をSNSでシェアするのに便利。入館時にWi-Fiのパスワードや接続方法をスタッフに尋ねておくと良いでしょう。