コリアタウン(ロサンゼルス)を散策 おすすめスポットを紹介
更新日:2024/10/09
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世界最大規模のコリアタウンとして有名な、ロサンゼルスのコリアタウン。特に、韓国焼肉店をはじめとするレストランが豊富でお洒落なカフェが多く、日本人観光客からも大人気です。さらに、韓国系スーパーやホテル、ゴルフ練習場やスパなども揃っているため、1日中飽きることなく楽しめます。この記事では、数ある中でもおすすめのグルメスポットを中心に、周辺の観光スポットを厳選しました。ロサンゼルス観光に役立つ情報も紹介しているので、訪れる前に予習しておきましょう。
ロサンゼルスの「コリアタウン」とはどんな街?
ロサンゼルスのコリアタウン(略称:K-town)は、ダウンタウンの西側、またハリウッドの南側に位置しています。コリアタウンの歴史は、1960年代から1970年代にかけて韓国系移民が増加したことが始まりです。1980年代にはコリアタウンとして規模を拡大し、韓国系アメリカ人コミュニティの中心地となりました。
現在は住居のほかにも、美味しい韓国料理店やレストラン、おしゃれなカフェ、ショッピングモール、バーやナイトクラブも立ち並び、活気に満ち溢れたエリアとなっています。なお、このエリアには韓国系住民だけでなく、ラテン系をはじめとする多国籍の人も多く住んでいます。
コリアタウンの韓国焼肉店おすすめ5選
ロサンゼルスのコリアタウンは、多くの韓国焼肉店が点在している焼肉激戦区。ビーフやポーク、ホルモン焼きなど、各店舗がこだわり抜いた食材を使用し提供しており、バーベキュー式の食べ放題の焼肉店など新店舗も増え続けています。ここでは、数ある店舗のなかでも特におすすめの韓国焼肉店を紹介。ジューシーでボリューム満点な焼肉でお腹を満たし、ロサンゼルス観光を楽しみましょう。ヘ・ジャン・チョン/Hae Jang Chon Korean BBQ Restaurant
韓国焼肉が食べ放題の“ヘ・ジャン・チョン(Hae Jang Chon)”は、地元住民にも親しまれているバーベキューレストラン。USDAオーガニック認証の肉など、高品質な材料にこだわっています。肉類や野菜、タコやイカ、エビなどの海鮮類などが食べ放題(※一度に注文できるメニューは3種類まで)。また、サイドメニューも豊富なので、お腹いっぱい食べられます。ヘ・ジャン・チョンのバーベキューは、テーブル中央に設置された丸い石の板で焼くスタイルが特徴。石の鉄板は熱が均一に伝わりやすく食材から出る汁が油の代わりとなるため、煙が出にくくヘルシーに調理できます。親切なスタッフが石板の上で豪快に肉を焼いてくれるので、韓国焼肉初心者にもおすすめです。
営業時間:午前11時~深夜12時(月~木曜日)、午前11時~翌午前2時(金・土曜日)
定休日:日曜日
公式ウェブサイト:Hae Jang Chon Korean BBQ Restaurant
アガシゴプチャン/Ahgassi Gopchang
ホルモンが名物の“アガシゴプチャン(Ahgassi Gopchang)”は、韓国アイドルも訪れる人気の韓国焼肉店です。メニューはコース料理のみのシンプルな構成。アガシ・ゴプチャン・ビーフ・ポークなどのコースメニューから選ぶだけなので、韓国焼肉が初めての方も安心して注文できます。なかでも店名にも採用されているゴプチャン(小腸)は、独特の風味が特徴。外はパリッ、中はプリッとした食感が魅力です。肉の味付けに使用される特製ソースも絶品で、ビールも自然とすすむことでしょう。そのほかにも、“バンチャン(前菜)”の種類が豊富です。なお、アガシゴプチャンは深夜まで営業しているのも嬉しいポイント。ランチやディナーだけでなく、時間帯を気にせずさまざまなシーンで利用できます。入口付近に飾られている芸能人のサインも必見です。
営業時間:午前11時30分〜深夜12時(月〜木曜日) 、午前11時30分〜翌午前1時(金曜日)、午前11時〜翌午前1時(土曜日)、午前11時〜深夜12時(日曜日)
定休日:なし
公式ウェブサイト:Ahgassi Gopchang
エイトコリアンバーベキュー/Eight Korean BBQ
“エイトコリアンバーベキュー(Eight Korean BBQ)”は、8種類のサムギョプサルが有名な韓国焼肉店です。豚肉を漬け込むタレの種類は、オリジナル、味噌、カレー、赤ワイン、黒ごま、ガーリック、ハーブ、コチュジャンの8つ。定番から変わり種までバラエティに富んだ味付けを楽しめるのが人気の理由です。また、タレにはそれぞれ健康に配慮した材料が使用されており、鉄板は肉を焼く際に出る余分な脂が落ちるよう傾けているので、へルシー志向の方も焼肉を満喫できます。メニューは、単品のほかに食べ放題とコースがあり、土・日曜日はランチタイムも営業しています。広々とした店内は、シンプルで清潔感のある雰囲気。人気店なので連日多くの人で賑わっています。なお、サムギョプサルなどの肉はスタッフがテーブルで調理してくれるので、初めての韓国焼肉でも安心です。テーブルに並べられた、サンチュやキムチなどのバンチャン(韓国のおかず)と一緒に味わいましょう。
営業時間:午後5時〜午後10時(火〜金曜日)、午前11時30分~午後10時(土・日曜日)
定休日:月曜日
公式ウェブサイト:Eight Korean BBQ
ムンコリアンステーキハウス/MUN Korean Steakhouse
“ムンコリアンステーキハウス(MUN Korean Steakhouse)”は、高級感溢れる店内で韓国焼肉が楽しめる人気店。黒を基調としたスタイリッシュな店内は、デートや特別な日の焼肉ディナーにもぴったりです。おすすめメニューは、“骨なしショートリブ”や“和牛のブリスケット”。また、“ビーフタルタルビビンバ”や、チーズでつなぎ合わせた“キムチチーズパンケーキ”も、ユニークな一品として人気があります。さらに、種類豊富なドリンクメニューも人気の理由です。定番のビールだけでなく、日本のウイスキーやコニャック、メスカル、ソージュ、ストロベリーピーチマティーニなど、バーで提供されるようなお酒も楽しむことができます。料理とお酒のペアリングにもこだわりたい方は訪れてみましょう。
営業時間:午後5時~深夜12時(日~木曜日)、午後5時~翌午前1時(金・土曜日)
※土・日曜日は午前11時30分~午後4時も営業
定休日:なし
インスタグラム:MUN Korean Steakhouse
パークスバーベキュー/Park’s BBQ
コリアタウンの中心地に位置する”パークスバーベキュー(Park’s BBQ)“は、ミシュランに掲載された有名な焼肉店です。2003年に、韓国・ソウル出身のジェニー・キム氏がオープン。伝統的な韓国料理をはじめ、彼女が生み出した独創的な韓国料理は高く評価され、数々のメディアで取り上げられています。また、有名人も多く来店しており、その味はお墨付きです。メニューは単品とコースから選べ、ビーフやポークをはじめ、A5の和牛まで品揃えが豊富です。最高品質の牛肉を指すUSDAプライムビーフは、焼く前から上質な雰囲気が漂っています。 数あるメニューの中でも、“テジカルビ(豚カルビ)”がおすすめ。骨付きのまま焼かれるため驚くほど柔らかく、思わず牛肉と間違えてしまうほどのジューシーさです。
営業時間:午前11時~午後10時(月~日曜日)
※オープン日(6月18日)、クリスマス、大晦日、感謝祭(11月の第4木曜日)は午後9時まで
定休日:なし
公式サイト:Park’s BBQ
韓国グルメが食べられるレストラン・カフェ
コリアタウンには、韓国の伝統料理や食後や食べ歩きにぴったりなスイーツが食べられるレストランやカフェも数多くあります。ここでは、なかでも特におすすめの店舗を紹介します。深夜まで営業しているお店も紹介しているので、遅い時間帯のディナーにも困らないでしょう。
BCD・トウフ・ハウス/BCD Tofu House
ロサンゼルス発のスンドゥブ専門店、“BCD・トウフ・ハウス(BCD Tofu House)”。スンドゥブチゲは、ビーフやポーク、シーフード、餃子、キムチ、野菜など、お好みの具材が入ったメニューから選べます。石鍋で提供されるため、スープは熱々。辛さのレベルも選べるので、激辛料理好きな方も苦手な方もスンドゥブチゲを美味しく頂けるでしょう。そのほかにも、カクテキや揚げ魚などのバンチャン(韓国のおかず)や、ビビンバ、冷麺などの定番の韓国料理も種類類豊。お店は明け方の午前3時、または午前4時まで営業しているため、お酒を飲んだ後の締めにもおすすめです。なお、BCD・トウフ・ハウスは、今回紹介している“ウィルシャー&キングスレー店”以外にも複数店舗があるため、最寄りの店舗に訪れてみましょう
ウィルシャー&キングスレー(Wilshire&Kingsley)店
所在地:3575 Wilshire Blvd, Los Angeles, CA 90010
営業時間:午前7時~翌午前3時(日~木曜日)、午前7時~翌午前4時(金・土曜日)
定休日:なし
公式サイト:BCD Tofu House
※そのほかの店舗情報は、公式サイトの店舗一覧よりご確認ください。
キョチョンチキン/Kyo Chon Chicken
本場韓国発の韓国フライドチキン専門店“キョチョンチキン(Kyo Chon Chicken)”。種類豊富なオリジナルソースとサクサク食感の衣が人気のチェーン店です。メニューは、ニンニクの効いた“ソイガーリック“、“ハニー“、辛さが引き立つ“レッド“があり、それぞれ異なる美味しさを堪能できます。注文時は、サイズ(M・L・XL、ハーフ&ハーフ)とチキンの数を選びます。肉汁溢れるジューシーなフライドチキンは、一度食べると病みつきに。また小ぶりながらも食べ応えがあるのも魅力です。そのほかにも、大根のピクルスやポテトなどのサイドディッシュも人気なので、フライドチキンと一緒に注文してみましょう。
営業時間:午前11時~深夜12時(月~木曜日)、午前11時~翌午前2時(金・土曜日)、午前11時~深夜12時(日曜日)
定休日:なし
公式サイト:Kyo Chon Chicken
ヤンジカムジャタン/Yangji Gamjatang
韓国の家庭料理を味わえる老舗レストラン、“ヤンジカムジャタン(Yangji Gamjatang)”。店名にもなっている、韓国のソウルフード“カムジャタン”が看板メニューです。“カムジャ”はじゃがいも、“タン”はスープを意味し、豚の骨付き肉とぶつ切りのじゃがいも煮込んだスープ鍋となっています。唐辛子のピリッとした辛さと、ゴマやニンニク、白菜、春菊、エゴマの葉、ごまの種子など、多彩な食材が合わさったコクのある味わいが特徴です。大きくゴツゴツした豚の骨付き肉はとても柔らかく、口の中でホロホロと溶けていきます。出汁の効いたスープで煮込まれた具材はそのまま食べても美味しいですが、一緒に提供されるポン酢に付けて食べるとまた違った味わいを堪能できるでしょう。ランチやディナーはもちろん、お酒との相性も良いので「ちょっと1杯飲みたい時」に利用するのもおすすめです。
営業時間:午前8時30分~深夜0時30分(月~木曜日)、午前8時30分~翌午前2時30分(金・土曜日)、午前8時30分~午後11時30分(日曜日)
定休日:なし
公式インスタグラム:Yangji Gamjatang
ビービーキューチキン/BBQ CHICKEN
“ビービーキューチキン(BBQ CHICKEN)”は、韓国風フライドチキンの名店。ボーンレス(骨なし)チキンやウィング(手羽先)、鶏ドラムスティックなどのチキンの部位はもちろん、ソースのフレーバーも種類豊富です。フレーバーは、”ゴールデンオリジナル”や”ソイガーリック”、”ハニーガーリック”などさまざま。辛い食べ物が苦手な方はハニーガーリック、激辛好きの方は“ウィングオブファイヤー”を注文してみましょう。サクサク食感の衣と柔らかくジューシーな仕上がりが人気の理由。さらに、手作りソースが合わさることでより美味しさを引き立てます。また、店内はカジュアルな雰囲気なので気軽に立ち寄れるでしょう。テイクアウトやデリバリーのオプションも充実しており、宿泊先ホテルなどでも楽しむことが可能です。
ロサンゼルス コリアタウン(BBQ CHICHEN LA K-Town)店
所在地:3450 W 6th St Ste 102 Los Angeles, CA 90010
営業時間:午前11時~午後11時(月~日曜日)
定休日:なし
公式サイト:BBQ CHICKEN
チュンジュハンイルクワン/CHUNJU HAN-IL KWAN
“チュンジュハンイルクワン(CHUNJU HAN-IL KWAN)”は、本場韓国でも評価が高い本格韓国料理店です。数あるメニューのなかでも、 “たらこのスープ”が店員のおすすめ。たらこのほかにも、白子やイカ、玉ねぎ、白菜、キノコ、ズッキーニ、豆腐などが入った、具沢山の豪華なスープです。たらこの塩味と辛味がスープ全体にまろやかに広がり、韓国の調味料とも絶妙に調和。ご飯との相性も抜群の一品です。そのほかにも、ブデチゲ(軍隊鍋)や石焼ビビンバなど韓国の定番料理が幅広く揃い、心が温まるような家庭の味を楽しめます。営業時間:午前10時~午後10時(月~水曜日)、午前10時~午後11時(木~日曜日)
定休日:なし
ダモ/DAMO
ロサンゼルスを拠点に、韓国茶や韓国の伝統的な茶菓子を提供しているカフェ、“ダモ(DAMO)“。“抹茶ラテ“や“ほうじ茶ラテ”などの香り高いお茶系ラテや、ドリンクにホイップクリームを載せた“ほうじ茶アインシュペナー”など、ドリンクの種類が豊富です。抹茶は注文後に茶筅(ちゃせん)でたてるため、深みのある味わいに仕上がります。鼻から抜ける抹茶の香りが、心を落ち着かせてくれるでしょう。なお、韓国では抹茶をいただく際に、“茶食(ダシク)“と呼ばれるクッキーや、蜂蜜とナッツを使った揚げ菓子“薬菓(ヤッカ)“を食べる風習があり、ダモではこれらの茶菓子も食べられます。丁寧に作られた繊細な味わいは、韓国茶だけでなくコーヒーとの相性も抜群です。
韓国グルメ以外のレストラン・カフェ
コリアタウンには、韓国料理以外のレストランやおしゃれなカフェも揃っています。選択肢が幅広く、観光中の限られた時間では何を食べるか迷ってしまうでしょう。ここでは、コリアタウン観光で訪れたい人気のレストランやカフェを紹介します。
カフェマック/Cafe Mak
“カフェマック(Cafe Mak)”は、広々とした空間でコーヒーや軽食を楽しめるカフェです。深夜まで営業しており、無料のWi-Fiも利用できるため、地元の学生やリモートワーカーに親しまれています。店内はヴィンテージ風の席が完備され、おしゃれで落ち着いた雰囲気。ゆっくり休憩したい時に最適なカフェと言えるでしょう。メニューは、韓国と多国籍料理を組み合わせた料理(韓国フュージョン料理)を味わえます。“キムチ炒飯“や“BBQブルゴギサンドイッチ“など、数あるメニューの中でも”さつまいもケーキ”が店員のおすすめです。また、ドリンクメニューも種類豊富で、コーヒーや紅茶などの定番からストロベリー抹茶などのオリジナルドリンクまで揃っています。屋外にはテラス席もあり、誰でも気軽にカフェタイムを過ごせます。
営業時間:午前11時〜深夜12時(月~日曜日)
定休日:なし
サボレス オアハケノス レストラン/Sabores Oaxaqueños Restaurant
本格的なオアハカ料理が食べられるレストラン、“サボレス オアハケノス レストラン(Sabores Oaxaqueños Restaurant)”。 オアハカ料理とは、メキシコの中でも「美食の地」として有名なオアハカ州の郷土料理です。一般的なメキシコ料理よりも、オアハカ州特有の豊富な資源で育った新鮮かつ伝統的な食材が使われているのが特徴。数あるメニューの中でも、ピザのような見た目の”トラジューダ・ミクスタ”が特に人気です。オアハカから取り寄せたトルティーヤ生地に、黒豆やオアハカ名物の”ケシージョ”と呼ばれる毛糸玉のような形のチーズ、キャベツ、オアハカチョリソ、チキン、タサホ(薄切り牛肉と干したもの)がトッピングされ、具沢山。クセのある味わいですが、独特な風味のトルティーヤとチーズの組み合わせは病みつきになることでしょう。なお、店内もメキシコの雰囲気を感じる要素が盛りだくさん。メキシコの民家を彷彿とさせるカラフルな装飾が施され、店内ではメキシコのブラスバンドの曲がBGMで流れています。
営業時間:午前8時~午後11時(月~日曜日)
定休日:なし
公式サイト:Sabores Oaxaqueños Restaurant
キャッセルハンバーガー/Cassell’s Hamburgers
“ホテル・ノルマンディ(Hotel Normandie)”の1階にある“キャッセルハンバーガー(Cassell’s Hamburgers)”は、1948年から続くクラシックなバーガーダイナーです。このお店の名物は、食材にこだわったバーガーメニューです。ホルモンフリーのアンガスビーフを使用した、新鮮でアツアツのバーガーを味わえます。ジューシーで柔らかく、サイドメニューのポテトサラダとも相性抜群。お腹が空いた時のランチにぴったりです。そのほかにも、朝食メニューの“フレンチトースト”も人気があります。ラズベリージャムの爽やかな酸味とメープルシロップの甘味が絶妙にマッチした上品な味わい。ふわふわの軽い食感も人気の理由です。さらに、”チェリーコーク”や”ジンジャービアー”など、ハウスメイドのクラフトソーダ類のドリンクメニューも好評。1950年代のアメリカを彷彿とさせるレトロな空間で、食事やカフェタイムを楽しみましょう。なお、屋外にはパティオ席も完備されています。
営業時間:午前9時~午後9時(日~木曜日)、午前9時~午後10時(金・土曜日)
定休日:なし
公式サイト:Cassell’s Hamburgers
カリフォルニアドーナツ/California Donuts
1982年創業、24時間営業で有名な“カリフォルニアドーナツ”。定番のフレーバーはもちろん、カラフルでポップなドーナツまで揃い、地元住民はもちろん観光客にも愛されています。なかでも特に人気なのが、”クッキーアンドクリーム”と”メキシカンダークチョコレート”です。クッキーアンドクリームドーナツは、クリームフィリングとクッキークランチのトッピングが特徴で、甘さと食感のバランスが絶妙。メキシカンダークチョコレートドーナツは、濃厚でリッチなチョコレートにシナモンの風味がアクセントとなった一品です。そのほかにも、SNS映えも狙える可愛らしいパンダやユニコーンの形をしたドーナツも人気です。またドーナツ以外にも、クロワッサンや焼き菓子、ドーナツと一緒に注文するのにおすすめのドリンクなど、さまざまなメニューが販売されています。
タイガーシュガー/Tiger Sugar
“タイガーシュガー(Tiger Sugar)”は、台湾発のボバティー(タピオカミルクティー)専門店。特に人気のドリンクは、ブラックシュガーミルクティーです。キャラメル状になった黒糖シロップに、大粒のタピオカとフレッシュミルクを加えたクリーミーで絶妙な甘さが人気の理由。濃い味付けの韓国料理を食べた後のお口直しに注文するのも良いでしょう。また、タイガーシュガーのドリンクカップには、店名の通りトラの模様がデザインされています。ドリンクを受け取ったらよくシェイクし、ミルクを溶け込ませてから飲みましょう。タピオカ入りで満足感もあるボバボディーは小腹を満たすのにもぴったり。コリアタウン散策のおともにテイクアウトするのもおすすめです。
営業時間:午前12時~午後10時(日~木曜日)、午前12時~午後11時(金・土曜日)
定休日:なし
公式サイト:Tiger Sugar
コリアタウン周辺のおすすめ観光スポット
コリアタウンには、レストランやカフェ以外にも観光客に人気のスポットがいくつもあります。ここでは、コリアタウン観光で訪れたいおすすめスポットを紹介します。
コリアタウン ギャラリア/KOREATOWN GALLERIA
“コリアタウン ギャラリア(KOREATOWN GALLERIA)”は、アジア系のショップが揃うショッピングモールです。地下1階から3階まであるモール内には、70以上の店舗が集結しています。なかでも、1階にあるスーパー”ギャラリアマーケット(Galleria Market)”が人気。新鮮なシーフードやマリネされた肉類、韓国の伝統的な野菜や季節のフルーツなどが豊富に揃い、韓国の食材を求める地元住民で賑わっています。ランチやディナーは、3階にあるフードコートがおすすめ。韓国料理を中心としたバラエティに富んだ食事を楽しめます。そのほかにも、美容院や衣料品店、CDショップ、韓国の漢方薬のお店なども並び、地元住民の生活に欠かせないスポットとなっています。ロサンゼルスにいながら韓国ショッピングができる場所として、立ち寄ってみると良いでしょう。
営業時間:午前10時~午後7時(月~土曜日)、午前11時~午後6時(日曜日)
※フードコートは日曜日も午後7時まで営業
定休日:なし
公式サイト:KOREATOWN GALLERIA
アロマスパ&スポーツ/Aroma Spa & Sports
“アロマスパ&スポーツ(Aroma Spa & Sports)”は、ウェルネスに関連したサービスが充実している施設です。6階建てのビルには、スパはもちろん、ゴルフの打ちっぱなしの練習場や屋内プール、レストランもあります。3階にあるスパでは、居心地のいい空間でスパトリートメントやマッサージの施術を受けられます。蒸しサウナや乾式サウナ、クレイサウナ、翡翠サウナ、薬石サウナ、赤外線サウナなど、種類豊富なサウナがあり、観光で疲れた身体を整えるのも良いでしょう。3・4階にあるゴルフレンジでは、都会のビル群の中で打ちっぱなしを楽しめるため爽快感を味わえます。ゴルフエリアは、会社帰りのサラリーマンやゴルフ好きの学生たちで賑わっています。
営業時間:午前6時〜午後10時(月〜金曜日)、午前7時〜午後10時(土・日曜日)
定休日:なし
公式サイト:Aroma Spa & Sports
ウィルターン・シアター/THE WILTERN
1931年にオープンした歴史あるアートデコ様式の劇場、“ウィルターン・シアター(THE WILTERN)”。数多くのコンサートやイベントが開催されており、過去にはアメリカの著名アーティスト、人気K-popアイドル、“ドリームズカムトゥルー(DREAMS COME TRUE)”などの日本人アーティストもコンサートを行っています。ウィルターン・シアターの魅力は、優れた音響設備や視覚的な演出です。劇場内のどこに座ってもステージが見やすいよう座席が設計され、客席を囲むように配置されたスピーカーがさらに臨場感を与えます。なお、アメリカ合衆国国家歴史登録材に登録もされており、ロサンゼルスの歴史的文化記念塔としても有名です。
コリアタウンプラザ/Koreatown Plaza
“コリアタウンプラザ(Koreatown Plaza)”は、90以上もの店舗が集まる大型ショッピングモールです。多種多様なお店が立ち並び、美容コスメ、洋服店、玩具屋、またフードコートも兼ね備えています。特にK-popのアルバムやポスター、グッズを豊富に取り揃えた”Music Plaza”は、K-popファンに大人気。連日、推しのグッズを求める地元住民や観光客で賑わっています。さらに、大型韓国系スーパー“Hマート(H Mart)”もあるため、韓国を含むアジアの食材や特産品、お菓子などが手に入ります。
営業時間:午前10時~午後7時(月~土曜日)、午前11時~午後7時(日曜日)
※Hマートは、毎日午前9時~午後9時まで営業
定休日:なし
公式サイト:Koreatown Plaza
ブレイクルーム86/Break Room 86
80年代をテーマにしたユニークな穴場のバー“ブレイクルーム86(Break Room 86)“。ラインホテル裏手の積み降ろし場に秘密の入口があり、係員の指示に従ってのみ入場が許可されています。店内には、数々のナイトクラブを手掛けたヒューストン兄弟による80年代風のレトロな装飾が施され、ロッカー、プライベートカラオケルーム、アーケードなど、エンターテイメントが詰まっています。さらに深夜12時に始まるフラッシュダンスショーは必見です。バーカウンターの後ろからダンサー達が現れ、映画「コヨーテアグリー(Coyote Ugly)」のように華麗に踊る姿は、圧巻のパフォーマンスと言っても過言ではないでしょう。
コリアタウン周辺のホテル情報
煌びやかなビルが立ち並ぶ都会的なコリアタウン周辺には、たくさんの宿泊施設があります。なかでも特に人気なのが、ウィルシャーブルバード沿いに位置する“ラインホテル(The Line Hotel)“。モダン建築の魅力的な外観に加え、内部のインテリアも洗練されたミニマリストスタイルで、独創的な空間となっています。施設内には屋上プールやフィットネスセンターも完備。飲食店が立ち並ぶメイン通り(6th)からも近いため、食事にも困りません。また、ロスで数多くのナイトクラブを手掛けるヒューストン兄弟プロデュースの人気のバー”ブレイクルーム86(Break Room 86)”や”キスキスバンバン(Kiss Kiss Bang Bang)”もあり、充実したナイトライフも過ごせます。
ラインホテル(The Line Hotel)の基本情報
所在地:3515 Wilshire Blvd, Los Angeles, CA 90005
電話番号:213-381-7411
チェックイン:午後3時
チェックアウト:午前11時
公式サイト:The Line Hotel
日本からコリアタウンへのアクセス方法
日本からコリアタウンへ訪れる際は、まずロサンゼルスを目指します。成田、羽田、大阪などの国内主要国際空港からは、ロサンゼルス国際空港(LAX)への直行便が運航しているため便利です。空港に到着後は、レンタカーやタクシー、ライドシェアサービス(UberやLyft)、または公共交通機関を利用し、コリアタウンに向かいましょう。タクシーやライドシェアサービスを利用する場合、所要時間は約40分です。ただし、公共交通機関を利用する場合は乗り換えの時間を要するため、約1時間半かかります。