ロサンゼルスのおすすめビーチ12選 治安やベストシーズンについて解説

ロサンゼルスのおすすめビーチ12選 治安やベストシーズンについて解説

更新日:2025/04/05

世界有数のビーチ都市、ロサンゼルス。この記事では、“サンタモニカビーチ”や“ベニスビーチ”などの有名スポットから、比較的混雑しにくい“エル・マタドール”や“ズマ・ビーチ”まで12か所のビーチを紹介。さらに、治安情報や観光のベストシーズンなど、旅行前に知っておくと便利なポイントも満載です。

ロサンゼルスのビーチおすすめ12選

ロサンゼルスには美しいビーチが数多くあり、観光やマリンスポーツ、リラクゼーションなど、さまざまな楽しみ方ができます。ここでは、優雅な時間を過ごせるロサンゼルスのビーチを12か所紹介します。

サンタモニカビーチ/Santa Monica State Beach

ロサンゼルス西部に位置する“サンタモニカビーチ(Santa Monica State Beach)”は、広大な砂浜と美しい海が魅力のビーチです。桟橋の“サンタモニカピア(Santa Monica Pier)”には小さな遊園地や水族館があり、家族連れにも人気のスポットとなっています。ビーチ沿いにはサイクリングコースが整備されており、自転車や電動スクーターでの移動もおすすめです。また、旧国道“ルート66”の終着点としても知られ、記念写真を撮る観光客で賑わいます。周辺には多くのホテルがあり、特に、ビーチ沿いの“リージェントサンタモニカビーチ(Regent Santa Monica Beach)”はラグジュアリーな体験ができるでしょう。

ベニスビーチ/Venice Beach

“ベニスビーチ(Venice Beach)”は、アートとカルチャーが融合したユニークな雰囲気が人気。ビーチ沿いのボードウォークには露店やストリートパフォーマーが集まり、有名な屋外ジム“マッスルビーチ”ではトレーニーたちが体を鍛える姿が見られます。そのほかにも、ベニスビーチはスケートボードの聖地として有名です。宿泊は、ビーチまで徒歩約5分の“ベニス Vホテル(Venice V Hotel)”がおすすめ。レンガ壁の内装がカリフォルニアの雰囲気を感じさせ、観光以上の特別な体験を演出します。エネルギッシュなビーチライフを存分に楽しみましょう。

マンハッタンビーチ/Manhattan Beach

ロサンゼルス国際空港から車で約15分の場所に位置する、“マンハッタンビーチ(Manhattan Beach)”。美しい落ち着いた雰囲気が魅力の高級ビーチタウンで、ビーチバレー発祥の地としても有名です。夕暮れ時の景色は美しく、家族連れやカップルに人気の絶景スポットでもあります。ストランドと呼ばれる海沿いの自転車専用道路では、豪華な邸宅やビーチを眺めながらのサイクリングを楽しめるのも特徴です。桟橋にある小さな水族館やビーチ周辺のおしゃれなカフェ、ブティックが散策をさらに楽しませてくれます。宿泊は、ビーチまで徒歩圏内の“シェード ホテル マンハッタンビーチ(Shade Hotel Manhattan Beach)” がおすすめ。高級感とリラックスを同時に味わえます。

エル・マタドール・ステート・ビーチ/El Matador State Beach

マリブの北西部に位置する隠れ家のような雰囲気の“エル・マタドール・ステート・ビーチ(El Matador State Beach)”は、映画や写真撮影のロケ地としても有名。観光客で賑わうビーチとは異なり静かで落ち着いた時間を過ごせるため、ゆっくり自然を満喫したい方におすすめです。険しい崖の上に駐車場があり、階段を下ると凹凸の激しい岩が並ぶドラマチックな景観が広がります。洞窟やアーチ型の岩、潮だまりが点在し、特に夕日が沈む時間帯は美しくプロポーズをする人も見かけます。ビーチ周辺にはホテルが少ないですが、マリブまで行くと“マリブ カントリー イン(Malibu Country Inn)”などのホテルがあります。

マリブ ラグーン ステート ビーチ/Malibu Lagoon State Beach

“マリブ・ラグーン・ステート・ビーチ(Malibu Lagoon State Beach)”は近代サーフィンの聖地“サーフライダー・ビーチ(Surfrider Beach beach)“としても知られサーフィンを楽しむプロやアマチュアが集っています。また、ビーチ近くの”マリブ・ピア(Malibu Pier)“ではゆったりと散歩や釣り満喫できます。広い芝生のエリアがあるため、家族連れでのピクニックにも最適です。宿泊は、”ザ・サーフライダー・マリブ(The Surfrider Malibu)“がおすすめ。白を基調にビーチを彷彿させるインテリアが、旅のムードを高めてくれるでしょう。

ズマ・ビーチ/Zuma Beach

マリブ最大級の広大な砂浜を誇る“ズマ・ビーチ(Zuma Beach)”は、波が比較的穏やかで家族連れやグループ旅行に最適なビーチエリアです。水質がきれいなビーチとしても知られ、海水浴を楽しむ人々で賑わっています。広々とした砂浜には、ビーチバレーのコートやバスルームも完備。ライフガードが常駐しているため、安安心して楽しめるでしょう。また、ピクニックエリアや有料駐車場もありアクセスの良さも魅力です。宿泊は、緑豊かな丘の上からの景色が魅力の“ホテル・ジュン・マリブ(Hotel June Malibu)”がおすすめ。パティオにはハンモックが設置されており、優雅な時間を過ごせます。

レドンドビーチ/Redondo Beach

“レドンドビーチ(Redondo Beach)”は、ロサンゼルス郊外のサウスベイエリアに位置する美しいビーチタウンです。下道を少し運転する必要があるため、よりローカルなビーチと言えます。広々とした砂浜と穏やかな波が特徴で落ち着いた雰囲気が魅力です。ビーチ沿いにはピアがあり、ショッピングや食事、釣りやホエールウォッチングなどのアクティビティを楽しめます。ピアを少し北上した場所にある“ザ・ポルトフィーノ ホテル＆マリーナ(The Portofino Hotel & Marina)”は宿泊先におすすめ。ビーチまでのアクセスも良く、特に夕暮れ時の景色は格別です。

ロージーズ・ドッグ・ビーチ/Rosie’s Dog Beach

ロングビーチにある“ロージーズ・ドッグ・ビーチ(Rosie’s Dog Beach)”は、愛犬をリードなしで遊ばせることができる貴重なビーチです。犬好きの地元住民や観光客、近隣の大学生にも人気。広々とした砂浜を走り回る愛犬たちの姿が見られますが、フェンスがないため愛犬がエリア外に出ないよう注意しましょう。また、駐車場とビーチの往復はリードの着用が義務付けられています。近隣の人気宿泊施設は、豪華客船を改装したホテル兼博物館“クイーン・メリー号(The Queen Mary)“です。ビンテージ調の内装が魅力的。博物館として歴史ある船内を歩いて巡ることができるため、まるでタイムスリップしたかのような気分を味わえます。

トーランスビーチ/Torrance Beach

ロサンゼルス郊外のサウスベイエリアに位置する“トーランスビーチ(Torrance Beach)“は、約2.4キロメートルにわたり美しい砂浜が広がる静かなビーチです。パロスバーデス半島の崖の麓にあるため混雑しにくく、ゆったりとした時間を過ごせます。ビーチにはトイレや売店、シャワー、自転車道、ビーチ用車椅子、バレーボールネットなどがあり、設備が充実しているのが魅力。サーフィンや水泳、釣り、スキューバダイビングなどのマリンアクティビティも楽しめます。宿泊は“ベスト・ウエスタン・プラス・レドンドビーチ・イン“(Best Western Plus Redondo Beach Inn)”がおすすめです。ロサンゼルス国際高校からは約16km(約15～20分)で、お手頃な価格で宿泊できます。

ハモサビーチ/Hermosa Beach

サウスベイエリアの小さなビーチタウン“ハモサビーチ(Hermosa Beach)”は、マンハッタンビーチとレドンドビーチの間にあります。Hermosaはスペイン語で「美しい」を意味し、その名の通り白い砂浜が広がるリラックスした雰囲気が魅力です。このビーチはマンハッタンビーチ同様、ビーチバレー発祥の地とも言われており、多くのバレーボールコートが設置されています。また、ビーチ沿いのハモサビーチピア周辺にはレストランやショップが並び、食事やショッピングを楽しめます。夕暮れ時には美しいサンセットを眺めながらの散策が最適。宿泊には”ザ ビーチハウス(The Beach House)“がおすすめです。オーシャンビューの客室と抜群のロケーションを満喫できます。

テラニアビーチ/Terranea Beach

ロサンゼルス郊外のランチョ・パロス・バーデスに位置する“テラニアビーチ(Terranea Beach)”は、高級リゾート“テラニア・リゾート(Terranea Resort)“内のプライベートビーチです。壮大な自然と海岸線が広がり、穏やかで贅沢なひとときを過ごせます。ビーチへはリゾート内のハイキングトレイルを通ってアクセスでき、美しいオーシャンビューを望めるスポットが点在しています。特にビーチ近くの洞窟はパワースポットとしても知られ、カヤックツアーでガイドと共に訪れることが可能です。またリゾート内には、豪華な客室やスパ、レストランなどの設備が充実しています。観光客が比較的少なく自然を満喫しながらリラックスできるため、都会の喧騒を離れたい方に最適なスポットです。

ドックワイラー・ステート・ビーチ/Dockweiler State Beach beach

ロサンゼルス国際空港の西側、エルセグンドに位置する”ドックワイラー・ステート・ビーチ(Dockweiler State Beach beach)“は、約6キロメートルにわたって続く滑らかな砂浜が特徴のビーチです。 ロサンゼルス内で唯一焚き火が許可されている場所としても知られ、週末には地元の人々が集まり焚き火を囲んでリラックスした時間を過ごしています(※2025年現在、ファイヤーピットは撤去され焚き火は禁止されています)。近隣にはホテルが多数点在しており、ヒルトンやハイアットなどの有名ホテルから格安モーテルまであるため宿泊先には困らないでしょう。

ロサンゼルスのビーチに関するよくある質問

ロサンゼルスのビーチを訪れる際に気になる治安やベストシーズン、アクティビティなど、訪れる前に知っておきたいポイントを以下で詳しく紹介します。

ロサンゼルスのビーチの治安は?

ロサンゼルスのビーチは観光地として人気が高く、基本的に治安は良好です。ただし、観光客を狙ったスリや窃盗、詐欺などの危険性もあります。し夜間は人通りが少ないため注意が必要。貴重品は持ち歩かず、車内に荷物を置きっぱなしにしないようにしましょう。ライフガードがいるビーチでは、マリンアクティビティの際も安心です。

ビーチを訪れるベストシーズンは?

ロサンゼルスのビーチは1年を通して楽しめますが、最も快適なのは春から秋(4月～10月)です。この時期は天候が安定しており、快晴の日が多いと言われています。特に夏の時期は世界中から多くの旅行者が集まり、ビーチはとても混雑します。ビーチ沿いで多くのイベントが開催されているため、時間があれば参加してみましょう。

サーフィンができるビーチは?

ロサンゼルスにはサーフィンを楽しめるビーチが数多くあります。ただし、波の高さによって使用するサーフィンボードが異なるため、自分の求めている波があるビーチを選びましょう。初心者はサーフィンスクールがおすすめです。初心者でも安心して練習できるビーチをリサーチし、事前にクラスの予約を行いましょう。

ビーチで飲食は可能?

ロサンゼルスのビーチでは飲食が可能で、ピクニックなどを楽しむことができます。ただし、アルコールは全面禁止です。お酒を飲みたい場合は、周辺のバーやレストランを利用しましょう。また、ゴミをきちんと片付けてビーチを清潔に保つよう心がけてください。周辺にはフードトラックやレストランも多く、地元の味を楽しむのもおすすめです。

ビーチで気を付けることは?

夏のロサンゼルスは日差しがとても強いため、日焼け止めや帽子、サングラスが必須。ビーチを歩く際は怪我をしないように靴やサンダルを履いてビーチを歩きましょう。また、いくつかのビーチは崖の上からアクセスする必要があるため、「土砂崩れ注意」の看板が掲げられている場合があります。その際は、看板より先には足を踏み入れないようにしましょう。