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現地時間9日未明、ハワイ・ホノルルのホテルで銃を持った男がおよそ10時間にわたって部屋に立てこもる事件が発生。容疑者の男は部屋から発砲を繰り返しましたが、踏み込んだ警官に撃たれて死亡しました。
事件はホノルルのノホナニ通りとクヒオ通りの角に所在する「オヒア・ワイキキ・スタジオスイーツ」で起こり、40代の男が5階室内に銃を持って立てこもりました。男は駆けつけた警官に向けて複数回にわたり銃を発砲しましたが、隙をみて特殊部隊が突入。銃に撃たれた容疑者は病院で死亡が確認されました。なお、身元について警察は明らかにしていません。
現場は多くの観光客が宿泊する地域で、地元警察は通報直後に周辺の道路を封鎖。11日にはホノルルマラソンを控え日本からも参加者が訪れていますが、この事件によるケガ人は報告されていません。事件の影響により以下の区間は車両と歩行者の通行を禁止していましたが、現在は解除されました。
- クヒオ・アベニューの両側道路
- ロイヤル・ハワイアン・アベニューからナフア・ストリートにわたる区間
- ノホナニ・ストリートのアラ・ワイ・ブルバードからクヒオ・アベニューにわたる区間
ホノルル警察署長のアーサー・ローガン氏は会見で、「再三にわたり交渉人が説得しましたが、容疑者は要求に応じませんでした。部屋に突入した後も繰り返し銃を捨てるよう命じたところ、男は廊下へ逃げ込んだ模様です。その後も抵抗を続けたため、2人の警官が狙撃しました」と説明。容疑者の死を悼む一方、ケガ人を出さなかった点について感謝すると述べました。
参考元:HAWAII NEWS NOW