ロサンゼルスの夜景スポットおすすめ11選 グリフィス天文台についても紹介
更新日:2025/07/18

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ロサンゼルスの夜景は、まるで宝石を散りばめた絨毯のよう。広大な都市を煌めかせるその光景は、映画で見たシーンそのものです。この記事では、ロサンゼルスで綺麗な夜景が見られる定番スポットから地元で人気の穴場まで、また無料で楽しめるスポットも含めて厳選しました。お気に入りのカメラを片手に、ロサンゼルスの夜景を楽しみましょう。
ロサンゼルスのおすすめ夜景スポット11選
ロサンゼルスには多彩な夜景スポットがあります。丘の上の展望台や高層ビルの屋上、美しい建築や海辺の桟橋まで、場所ごとに異なる表情が楽しめます。以下では、特におすすめの11か所をピックアップしました。それぞれのスポットで見られる夜景の魅力や楽しみ方を詳しく紹介します。
グリフィス天文台/Griffith Observatory

眼下に広がる無数の光の粒と、頭上に広がる星空の共演は息を吞む美しさです。カップルにも人気のスポットで、夜景を背景に撮影した写真はロマンチックな1枚になるでしょう。館内では宇宙に関する展示やプラネタリウムも楽しめ、天体望遠鏡で実際に星空を観察することも可能です。
入場料:無料(館内展示は無料、駐車場は有料)
営業時間:午後12時〜午後10時(火〜金曜日)、午前10時〜午後10時(土・日曜日)
定休日:月曜日
公式ウェブサイト:Griffith Observatory
サンタモニカ・ピア/Santa Monica Pier

高台に建つ1923年創業の老舗レストランの店内からは、サンタモニカピアの観覧車や桟橋の灯り、太平洋に沈む夕陽後の余韻まで美しい夜の海岸風景が一望できます 。大きな窓越しに眺める光景はまさに絵画のようで、食事をしながら贅沢に夜景鑑賞が楽しめます。新鮮なロブスター料理に舌鼓を打ちつつ、煌めく観覧車のネオンを眺めれば、心に残るひとときを過ごせるでしょう。ロマンチックなディナーにぴったりのスポットです。
所在地:1602 Ocean Ave, Santa Monica, CA 90401
営業時間:午後12時~午後9時(日~木曜日)、午後12時~午後9時30分(金・土曜日)
定休日:なし
公式ウェブサイト:The Lobster
エアプレーン・ランディング・ビューポイント/Airplane Landing Viewpoint

滑走路のすぐそばにある小さな公園では、頭上をかすめるように降下してくる飛行機の迫力あるライトとエンジン音を間近で体感できます。夜空に一直線に並ぶ飛行機のライトが次々と降りてくる様子は、まるで星が地上に舞い降りるかのような幻想的な光景です。空港の誘導灯や街灯に照らされた飛行機の機体を見上げれば、巨大な鉄の鳥が静かに滑空していく姿に胸が高鳴るでしょう。公園の隣には人気ハンバーガーチェーンの“イン・アンド・アウト・バーガー(IN-N-OUT BURGER)”もあり、食事をしながら飛行機と夜景を楽しめます。
入場料:無料
営業時間:24時間(月~日曜日)
定休日:なし
マルホランド・ドライブ/Mulholland Drive

なかでも有名なのが、“ユニバーサル・シティ展望台(Universal City Overlook)とマルホランド展望台(Mulholland Scenic Overlook)。夜になると眼下に広がる街の光が星空と共演し、ハリウッドの街並みや”サンフェルナンド・バレー(San Fernando Valley)“に広がる無数の灯りを見渡せます。映画のワンシーンのような夜景ドライブを満喫しながら、気に入った展望台で車を停めてじっくりと光の海を堪能してください。
※主な展望台はユニバーサル・シティ展望台(7701 Mulholland Dr, Studio City)
入場料:無料
営業時間:日の出〜日没(月~日曜日)
※夜間は路肩からの鑑賞が可能です。
定休日:なし
公式ウェブサイト:Universal City Overlook
ザ・ウェスティン・ボナベンチャー・ホテル&スイーツ/The Westin Bonaventure Hotel & Suites
ダウンタウンのビル群の中心で夜景を楽しみたいなら、“ザ・ウェスティン・ボナベンチャー・ホテル&スイーツ(The Westin Bonaventure Hotel & Suites)”の高層階がおすすめです。鏡張りの円筒形タワーが特徴的なこのホテルは、さまざまな映画にも登場するLAのランドマークとして知られています。
34階にある“ボナビスタ・ラウンジ(BonaVista Lounge)”は、ダウンタウンで唯一の回転ラウンジバー。座っているだけで360度の夜景が眼前に展開します。窓の外には高層ビルの煌めきと車の光の帯が広がり、都会的でドラマチックな雰囲気に浸れます。カクテルを片手に眼下に広がる街明かりを眺めれば、まさに空中散歩をしているような気分。宿泊者でなくてもバーの利用が可能なので夜景目当てに訪れてみてください。エレベーターで上昇する瞬間からガラス越しの景色に圧倒されるはずです。
営業時間:午後5時~午後12時(水・木、日曜日)、午後5時~翌午前1時(金・土曜日)
定休日:月・火曜日
※ラウンジでのワンドリンクオーダー推奨
所在地:404 S Figueroa St, Los Angeles, CA 90071
電話番号:+1 213-624-1000
チェックイン:午後3時
チェックアウト:午後12時
公式ウェブサイト:The Westin Bonaventure Hotel & Suites
パサデナ市庁舎/Pasadena City Hall

敷地内の庭園も夜になると静まり返り、街灯に照らされたアーチや回廊がロマンチックな雰囲気を醸し出します。無料で開放されており、階段や中庭からライトアップを眺めて写真を撮るカメラ愛好家の姿も見られます。喧騒から離れた静かな夜景スポットを探している方におすすめの穴場スポットです。
入場料:無料
営業時間:24時間(月~日曜日)
※館内は午前7時30分〜午後5時30分
定休日:なし
公式ウェブサイト:Pasadena City Hall
ボールドウィン・ヒルズ展望台/Baldwin Hills Scenic Overlook

日中はトレーニング目的の地元住民も多い場所ですが、夕暮れから夜にかけては一転して静かになり、眼下に広がる無数の街明かりが宝石のように輝き始めます。さらに夜景だけではなく、サンセットもまた息を飲む美しさです。
入場料:無料
営業時間:午前8時〜日没(月~日曜日)
※夜間は展望エリア立入不可
定休日:なし
ロサンゼルス チャイナタウン/Los Angeles Chinatown

特にメインストリートのブロードウェイ沿いでは、頭上に吊るされた無数の赤提灯と店先のネオンサインが連なり、まるで映画セットの中を歩いているかのような体験ができます。“東門(ドラゴンゲート)”と呼ばれる伝統的な門も夜は幻想的に照らされ、人気の撮影スポットです。周辺には安くて美味しい中華料理店があり週末には出店も多いので、食べ歩きしながら夜のぶらり旅に出かけてみましょう。
入場料:無料
※営業時間や定休日は店舗によって異なります。
エリシアン・パーク/Elysian Park

そのほかにも、エンゼルスポイントという場所には小高い丘の頂上にヤシの木とアート風のベンチがあり、そこに腰掛ければ目前には煌々とライトに照らされた野球場、そしてその背後に広がる高層ビル群のシルエットが広がります。スタジアムで試合がある夜には、熱気と歓声も遠くから聞こえてきて特別な臨場感が味わえます。車で頂上付近までアクセスでき(夜景目的なら車移動推奨)、駐車エリアから数分歩くだけで絶景に出会える手軽さも魅力です 。観光客にはあまり知られていないため、自分だけの絶景を独占したような贅沢な気分に浸れるでしょう。
入場料:無料
ビスタ・エルモサ・ナチュラル・パーク/Vista Hermosa Natural Park

大都会のすぐ隣とは思えないほど静かで、芝生や小川、樫の木などが茂る園内に腰を下ろせば、聞こえてくるのは風に揺れる草木のざわめきだけ。ビルの谷間から昇る月や、建物の輪郭を縁取る工業光が木立の間にちらちらと顔を出す様子は、自然と都市が調和した美しさです。夜景スポットとしては穴場的存在ですが、かなり暗いため安全面に配慮しながら夕暮れ時から日没直後くらいまでがおすすめ。山を登る必要がなくアクセスも良好です。
入場料:無料
営業時間:午前7時〜午後4時30分(月~日曜日)
定休日:なし
公式ウェブサイト:Vista Hermosa Natural Park
パーチ/Perch
“パーチ(Perch)は、高層ビルが立ち並ぶダウンタウンの中心で開放的な夜景を楽しめるルーフトップバー兼レストランです。15階から16階に渡って位置し、フランス風ビストロの雰囲気漂う空間から遮るもののないダウンタウンの摩天楼を堪能できます。周囲を取り囲む高層ビル群や遠くサンゲーブリエル山地まで、きらめく夜景と共に眺められる光景はまさに空中庭園のよう。
生バンドのジャズ演奏やDJが雰囲気を盛り上げる中、暖炉の火が揺れるテラス席でカクテルを傾ければ足元には宝石箱をひっくり返したような煌めく街が広がります。週末は特に混み合うため、ディナーを計画している場合は予約をしておくと安心です。
営業時間:午後4時〜翌午前1時(月〜水曜日)、午後4時〜翌午前1時30分(木・金曜日)、午後4時30分〜翌午前1時30分(土曜日)、午後4時30分〜翌午前1時(日曜日)
※21歳以上のみ入場可
公式ウェブサイト:Perch
ロサンゼルスの夜景を楽しむポイント

治安情報
ロサンゼルスは地域によって治安の差が大きいので、有名観光地であっても人通りの少ない場所では常に注意を払いましょう。可能であれば友人やツアー同行者と複数人で行動し、貴重品は最小限に。人気スポットの駐車場でも車上荒らしが起きる場合があるため、車内には荷物を放置しないようにしましょう。また、公園の展望台などでは夜間は公園管理スタッフが不在となるため、周囲の様子に気を配り怪しい人物がいないか確認してください。観光客が集まる場所は比較的安全と言えますが、油断せず防犯意識を持つことが大切です。
アクセス
ロサンゼルスで夜景スポットを巡るには車での移動が便利です。夜間は公共交通機関の本数が少なく安全面の不安もあるため、レンタカーや配車サービス(UberやLyft)を利用する人が多くいます。運転に自信がない場合は夜景ツアーに参加するのもおすすめです。旅行会社や現地発着のナイトツアーでは、主要スポットをバスで効率よく回ってくれるものもあります。
自分で運転する場合は、事前に駐車場の場所と料金を確認しておきましょう。人気スポットのグリフィス天文台やボールドウィン・ヒルズ展望台(Baldwin Hills Scenic Overlook)などは駐車場が限られるため、早めの行動がおすすめ。丘の上の展望台に行く際は、道が暗く曲がりくねっていることもあるので、昼間のうちに下見しておくと安心です。
おすすめの時間帯

足元を照らすライト
夜景スポットは足元が暗い場所も多いため、携帯用のライトまたはヘッドライトを持参しましょう。特に山の上の展望台や公園内の小道は照明が少なく、段差や障害物に気付きにくいことがあります。スマートフォンのライトでも代用できますが、バッテリー節約のため小型懐中電灯があると便利です。ライトは手元や足元だけでなく、周囲を照らして野生動物や他の訪問者に自分の存在を知らせる役目も果たします。また、丘陵地の展望スポットは舗装されていない道や急な階段がある場合もあるので、動きやすい服装や履き慣れた靴で安全に行動しましょう。ライトを上手に使いながら足元に注意して歩けば、暗闇の中でも安心して目的のスポットまで辿り着けます。
アメリカ渡航・入国にはESTA(エスタ)が必要です
日本国籍者がビザを取得せずにハワイを含むアメリカへ渡航する際は、ESTA(エスタ)の申請が必要です。ESTA(エスタ)はVWP(ビザ免除プログラム)参加国の市民のみ利用できる制度で、観光または出張目的で90日以内の米国滞在を希望する方が対象となります。また、ESTA(エスタ)は年齢を問わず必要となるため、家族やグループで渡航する際は事前に全員分の申請を済ませましょう。ESTA(エスタ)を統括するDHS(アメリカ国土安全保障省)は、少なくとも出発72時間前までに申請手続きを済ませて「渡航認証許可」を取得するよう推奨しています。