子連れで楽しめる ロサンゼルスのおすすめ観光スポット

子連れで楽しめる ロサンゼルスのおすすめ観光スポット

更新日:2025/11/30

エンターテインメントの都、ロサンゼルスは子連れ旅行にもおすすめです。ロサンゼルスの街にはファミリー向けの設備が充実しており、ベビーカーでも移動しやすいため小さい子供連れでも安心して楽しめるでしょう。本記事では、家族で訪れるのに最適な観光地をはじめ、快適に過ごせるホテル選び、移動手段のポイントなどを詳しく紹介します。

ロサンゼルスで子連れにおすすめの観光スポット10選

ロサンゼルスには、子供の好奇心をくすぐり、家族みんなで楽しめる観光スポットが点在しています。テーマパークや博物館、自然を満喫できるビーチまで、ジャンル別に厳選した10スポットをご紹介。どのスポットも子連れに配慮した設備や環境が整っているので、安心して満喫できるでしょう。

1.ディズニーランド・パーク/Disneyland Park

カリフォルニア州アナハイムに位置する“ディズニーランド・パーク(Disneyland Park)”は、子連れ観光の定番スポットです。世界初の「ディズニーランド」としても知られるこのパークでは、ミッキーなどの人気キャラクターと出会えるため、特別な思い出として子供の心に残るでしょう。園内はベビーカーのレンタルや授乳室が完備され、小さな子ども連れでも一日中快適に過ごせます。スリル満点の”スプラッシュ・マウンテン”やスペース・マウンテン”から、穏やかな”イッツ・ア・スモールワールド”まで、年齢に合わせて楽しみ方を選べるのも魅力です。子供が高学年なら、カリフォルニア・アドベンチャーの方も楽しめるでしょう。

2.ユニバーサルスタジオ・ハリウッド/Universal Studios Hollywood

本格的な映画製作の舞台を体験できる“ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド(Universal Studios Hollywood)”は、映画好きの家族におすすめのテーマパークです。名物のスタジオ・ツアーでは実際に使用された撮影セットを見学でき、映画の世界に入り込んだような興奮を味わえます。特に、ハリー・ポッターやジュラシック・ワールドなどの人気映画をテーマにしたアトラクションは大人も夢中になること間違いなし。また、パーク内にはミニオンをテーマにしたエリアもあり、小さな子供から大人まで1日中満喫できます。さらに、優先入場が可能なエクスプレス・パスを活用すれば待ち時間が短くなるため、子供連れでも効率よく見て回れるでしょう。

3.ナッツ・ベリー・ファーム/ Knott’s Berry Farm

アナハイム近郊のブエナ・パークに位置する“ナッツ・ベリー・ファーム(Knott’s Berry Farm)”は、カリフォルニア最古のテーマパークとして知られています。小さなベリー農園として始まったナッツ・ベリー・ファームは、その歴史を活かしたウェスタン調の落ち着いた雰囲気が魅力です。木製のジェットコースターやウォーターライドなど、年齢に合った多彩なアトラクションを楽しめます。おすすめグルメは、名物の手作りボイセンベリー・パイ。のんびり味わえば、家族のティータイムが一層特別な時間になるでしょう。比較的空いていて料金もリーズナブルなので、家族で旅行する際の予算も抑えられます。

4.サンタモニカ・ピア＆パシフィック・パーク/Santa Monica Pier＆Pacific Park

太平洋の海岸線に延びる“サンタモニカ・ピア(Santa Monica Pier)”は、ビーチとアミューズメントが融合した家族向けの人気観光スポットです。桟橋上の観覧車やジェットコースターは、海を眺めながら楽しめます。ビーチで砂遊びや水遊びをした後は、桟橋のレストランやカフェで休憩をしましょう。夕暮れ時は特に景色が美しく、家族での記念撮影にも最適です。近くにはショッピング・グルメ・エンターテイメントが集結した“サード・ストリート・プロムナード(Third Street Promenade)“もあるため、1日を通して満喫できます。

5.カリフォルニア・サイエンス・センター/California Science Center

“カリフォルニア・サイエンス・センター(California Science Center”)は、科学好きの子供が夢中になる体験型の博物館です。科学・生命・地球・宇宙など幅広い分野の展示が充実し、遊びながら学ぶことができます。近未来的なテーマを扱いながら、レトロな雰囲気が漂う館内も魅力のひとつ。常設展は入場無料で、雨の日でも1日中楽しめます。隣接するロサンゼルス自然史博物館と合わせて見学するのがおすすめです。

6.ロサンゼルス自然史博物館/Natural History Museum

“ロサンゼルス自然史博物館(Natural History Museum)”は、恐竜好きの子供におすすめのスポット。3,500万点以上の標本や化石を収蔵する「知の宝庫」です。なかでも、恐竜ホールに並ぶ実物大の骨格標本は圧巻。太古の世界への想像力をかき立てられます。また、カリフォルニアの自然史や先住民文化に関する展示も充実しているため、地域の歴史と文化も理解できるでしょう。広々とした館内は見どころが多く、子供向けの教育プログラムやワークショップも定期的に開催されるため、1日を通して楽しめます。

7.ロングビーチ水族館/Aquarium of the Pacific

太平洋の海洋生物と出会える“ロングビーチ水族館(Aquarium of the Pacific)”は、海の生き物に興味を持つ子供たちにぴったりの観光スポット。カリフォルニア近海に生息する魚類を中心に、色とりどりの海洋生物が展示され、海の世界の神秘的な美しさを間近で感じられます。タッチプールでは実際に海の生き物に触れることができるため、子供たちの好奇心を刺激する貴重な体験となるでしょう。また、スタッフによる餌やりのショーやガイドツアーも定期的に開催されており、海洋生物に関する知識を楽しみながら学べるのも魅力。小規模ながら充実した展示内容のため、半日程度で見学ができるのも子連れ旅行には適しています。

8.ロサンゼルス動物園/Los Angeles Zoo and Botanical Gardens

“グリフィス・パーク(Griffith Park)“内に位置する”ロサンゼルス動物園(Los Angeles Zoo and Botanical Gardens)”は、1,400頭以上の動物に出会える子連れ観光の定番スポットです。アフリカ・サバンナエリアではライオン、キリン、ゾウなどの大型動物を間近に観察できます。子供に人気のふれあい動物エリアや、遊具、ピクニックエリアが完備され、子連れでも休憩をしながらのんびり過ごせます。また、教育プログラムも充実しており、動物の生態や保護活動について楽しく学べるのも魅力です。

9.キッドスペース・チルドレンズ・ミュージアム/Kidspace Children’s Museum

パサデナにある“キッズスペース・チルドレンズ・ミュージアム(Kidspace Children’s Museum)”は、子供の創造性を育める体験型の博物館です。遊びながら物理の法則を体感できるエリアやアート制作、職業体験コーナーまで、多彩なプログラムが揃っており、雨の日や暑い日も安心。スタッフは子供の対応に慣れているので、保護者は見守りながらゆっくり過ごせるでしょう。

10.グリフィス天文台/Grifith Observatory

“グリフィス天文台(Grifith Observatory)は、天体望遠鏡とプラネタリウムを備えた人気観光スポット。映画のロケ地やSNS映えスポットとしても有名です。昼はロサンゼルスの街並みやハリウッド・サインを一望でき、夜は宝石のような煌めく夜景と満天の星空が広がります。館内には宇宙に関する展示が並び、プラネタリウムでは宇宙の神秘を分かりやすく学べます。天体望遠鏡の一般公開日には、月のクレーターや惑星を観望する体験も可能です。子供の探究心を高めるだけでなく、大人も満足できるでしょう。

ロサンゼルスで子連れ観光に安心な宿泊エリア・ホテル

ロサンゼルスの子連れ旅行では、安全性と利便性を考慮したホテル選びがポイントです。以下では、主要観光スポットへのアクセス、ファミリー向け設備、治安状況などを基準にロサンゼルスでおすすめの3エリアと代表的なホテルを紹介します。旅の目的や予算に合わせて、最適な一軒を選びましょう。

おすすめエリア１：サンタモニカ

太平洋に面したサンタモニカは、美しいビーチと洗練された街並みが一望できる子連れに最適な宿泊拠点。海風を感じられ、リゾート感もたっぷりなエリアです。サンタモニカ・ピアやサード・ストリート・プロムナードが徒歩圏内で、空港やビバリーヒルズにも程よく近いのが特長。治安は比較的良好で観光客向けサービスも充実しているため、海外旅行に不慣れな家族でも安心して観光を楽しめます。また、レストランやショップが豊富で、食事や買い物に困ることはないでしょう。歩道が広く移動もしやすいため、ベビーカーを押しながらランニングするファミリーの姿も見られます。

フェアモント ミラマー ホテル & バンガローズ/Fairmont Miramar Hotel & Bungalows

サンタモニカの中心部にある老舗ホテルです。広々としたファミリールームと充実した子供向けサービスに定評があります。家族連れに人気のプールエリアには、子供用の浅いプールもあるのが特徴的。ビーチまで徒歩数分という好立地に加え、24時間対応のルームサービスやベビーシッターサービスなど、子連れのニーズに応える設備やサービスが整っています。敷地内には緑豊かな庭園もあり、街中にいながらリゾート気分で過ごせる一軒です。

おすすめエリア2：パサデナ

ロサンゼルス近郊のパサデナは、落ち着いた住宅街の雰囲気と豊かな文化施設が共存した魅力的なエリアです。歴史的価値の高い観光スポットが点在し、子供の知的好奇心を育む旅行を楽しみたい家族に人気。治安が良く、地元の人々と触れ合う機会も期待できるため、アメリカの日常にも触れられます。歴史ある建物や美しい街並みを眺めながらの散策も楽しいでしょう。また、ダウンタウン・ロサンゼルスへのアクセスも良好で、観光の拠点としても便利です。

ザ・ラングハム・ハンティントン, パサデナ/The Langham Huntington, Pasadena

100年以上の歴史を誇る格式高いホテル“ザ・ラングハム・ハンティントン, パサデナ/(The Langham Huntington, Pasadena)”は、広大な敷地と優雅な雰囲気が魅力です。ファミリー向けの広いスイートルームもあり、子供連れでもゆったりと過ごせます。美しい庭園とプールエリアは家族でのんびり過ごすのに最適で、アフタヌーンティーなど上品なサービスが特徴的。歴史ある建物の重厚感を堪能しながら、快適に宿泊できます。

レジデンス・イン・バイ・マリオット・ロサンゼルス・パサデナ/オールドタウン/Residence Inn by Marriott Los Angeles Pasadena/Old Town

“レジデンス・イン・バイ・マリオット・ロサンゼルス(Residence Inn by Marriott Los Angeles)“は、長期滞在に便利なスイートタイプのホテルです。すべての部屋がキッチン付きで、朝食の無料サービスも利用できるため、子供の好みに合わせた食事を楽しめます。また、このホテルはオールドタウン中心に位置し、レストランやショップへのアクセスも良好。プールやフィットネス施設も完備し、家庭的な雰囲気の中でリラックスして宿泊できます。

おすすめエリア3：マンハッタン・ビーチ

高級住宅街として知られるマンハッタン・ビーチは、静かで安全な環境が整っているため子連れに理想的な宿泊エリアです。美しいビーチと洗練された街並みが調和し、ゆったりとしたバケーション気分を満喫できます。生活水準が高く、治安も良好で安心して過ごせるでしょう。ビーチバレーやサーフィンなどのマリンスポーツが盛んで、家族で海のアクティビティを楽しみたい人に最適です。ロサンゼルス国際空港(LAX)からも近く、移動時間を抑えられるのもメリット。高級感のある環境で特別な家族旅行を叶えたい人におすすめです。

ハイアット・ハウス・ロス・エンジェルス/LAX/マンハッタン・ビーチ/Hyatt House Los Angeles/LAX/Manhattan Beach

ロサンゼルス国際空港(LAX)から約8kmの場所に位置する“ハイアット・ハウス・ロス・エンジェルス(Hyatt House Los Angeles)”。マンハッタン・ビーチへも車で数分という立地の良さが魅力です。スイートタイプのホテルなので客室は広く、無料の朝食、フィットネスセンター、屋外プールなど家族で快適に過ごせる設備が揃っています。宿泊客からは朝食とスタッフ対応が高く評価されており、子供連れでも安心です。

ザ シービュー イン アット ザ ビーチ/The Sea View Inn at the Beach

マンハッタン・ビーチの海岸近くに位置する“ザ シービュー イン アット ザ ビーチ(The Sea View Inn at the Beach)”は、独立型のブティックホテルです。明るくリノベーションされた客室は、家族向けの滞在に適しています。ビーチタオルやビーチチェア、子供向けのおもちゃは貸し出し無料なので、ビーチで過ごす家族にもおすすめです。5〜6人で泊まれる広々とした客室のほか、温水プール、ビーチ用品のレンタル、無料Wi-Fiも利用でき、大家族にも対応。部屋の間取りはユニークな設計で、ビーチへの近さと無料の自転車レンタルが特に人気です。さらに、スタッフの対応、ベッド、キッチン設備も評価が高く、子連れにも理想的なホテルと言えるでしょう。

ロサンゼルスで子連れにおすすめのレストラン・グルメ

多文化が息づくロサンゼルスには、大人から子供まで満足できるレストランが豊富に揃っています。ここでは、家族連れに特におすすめのグルメスポットを5店舗紹介。美味しい料理を味わえるだけでなく、子供にとって新しい食事体験や文化に触れる時間にもなるでしょう。

1.オリジナル・ファーマーズ・マーケット(3rd＆フェアファックス)

1934年創業の老舗ファーマーズマーケット。100店舗以上の専門店が並び、多国籍フードから新鮮な食材まで一度に購入できます。新鮮なフルーツやベーカリーの香りに誘われて、食べ歩きを楽しめるのも魅力です。特に、ドーナツやフレッシュジュース、グルメバーガーが人気で、開放的なテラス席で気軽に食事できます。隣接するザ・グローブと合わせれば、食事とショッピングを効率よく満喫できる家族向けのスポットです。

2.グランド・セントラル・マーケット/Grand Central Market

1917年から続くダウンタウンの老舗フードホールで、ロサンゼルスの多文化性を色濃く映すグルメスポットです。メキシコ、アジア、中東など多彩な料理を1か所で味わえるため、世界旅行をしている気分を楽しめるでしょう。特に、手作りのタコスやププサ、新鮮なオーガニック食材を使ったヘルシーなメニューがおすすめです。歴史ある建物の重厚な雰囲気の中で、街の文化的な奥行きを感じられます。地元客も多く訪れるため、観光地とはひと味違うロサンゼルスならではの味と臨場感を体験できるのも魅力です。

3.ディンタイフォン/Din Tai Fung

台湾発の世界的に有名な小籠包レストランで、ロサンゼルス近郊に複数店舗を展開しています。薄い皮に包まれた熱々の小籠包は、一口噛むとスープと肉汁がじゅわっと溢れ出し、口の中に旨味が広がります。清潔感のある明るい店内は居心地がよく、オープンキッチンでは職人の手仕事が見られるので、待ち時間も子供と一緒に楽しめます。餃子や炒飯など定番の中華料理も豊富に揃っているため、子供の好みに合わせて注文しやすいのも魅力です。

4.チーズケーキファクトリー/Cheesecake Factory

アメリカンダイニングの代表格として親しまれる“チーズケーキファクトリー(Cheesecake Factory)”は、豊富なメニューとボリューム感のある料理が有名です。名物のチーズケーキは30種類以上のフレーバーがあり、家族でシェアして楽しむのに最適。また、子供に人気のメニューも充実しており、パスタ、ピザ、ハンバーガーなど馴染みのある料理が揃っています。ファミリーサイズの料理は取り分けやすく、いろいろな味を試せるのも嬉しいポイント。多くの店舗がショッピングモール内にあるため、アクセスしやすくサービスも充実しています。

5.スモーガスバーグLA/Smorgasburg LA

“スモーガスバーグLA (Smorgasburg LA)”は、最新のLAグルメトレンドを一度に味わえる野外グルメイベント。ダウンタウンの“ロウ・ディーティーエルエー(ROW DTLA)“で、毎週日曜日に開催されています。広い屋外スペースは、ベビーカーでも移動しやすく子供が騒いでも気兼ねなく過ごせます。また、フライドチキン、タコス、アイスクリームなど子供たちの好みにあった食べ物が選びやすく、家族連れにも人気です。屋台のジャンルが多彩なため、家族の好みが分かれても全員が満足できるでしょう。

ロサンゼルスで子連れ観光に便利な移動手段

観光スポットが点在するロサンゼルスを効率よく観光するには、移動手段の選び方が重要です。特に子連れの旅行では、安全性・利便性・費用対効果を踏まえた方法を選ぶと良いでしょう。以下では、子連れにおすすめの移動手段について、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。

子連れ観光に便利な移動手段1：レンタカー

レンタカーは子連れのロサンゼルス観光で、最も自由度の高い移動手段と言えます。チャイルドシートの手配やベビーカーなどの荷物の積載、子供のペースに合わせたスケジュール調整など、家族旅行ならではのニーズに柔軟に対応できるのが最大のメリットです。ディズニーランドやユニバーサルスタジオ・ハリウッドといった郊外のスポットにも直接アクセスでき、時間を有効に使えます。ただし、日本とは異なる右側通行や交通ルールの違いには注意が必要です。また、特に都市部では渋滞に捕まりやすいというデメリットもあります。
ロサンゼルスは駐車場が比較的多く、観光施設やショッピングセンターではバリデーション等により駐車料金が無料または割引になる場合もあります。

子連れ観光に便利な移動手段2：タクシー・配車サービス

タクシーや配車サービス(UberやLyftなど)は、運転せずに比較的スムーズに移動できる定番の移動手段です。配車サービスは、アプリをダウンロードして簡単に呼び出すことができ、料金も事前に把握できます。特にUberでは、チャイルドシート対応のオプション“‘ウーバー・カー・シート(Uber Car Seat)”を利用できる場合もあり、子連れ旅行にも便利です。疲れた子供を連れての移動や、予定変更にも柔軟に対応しやすいのが大きなメリットと言えるでしょう。
ただし、指定する時間帯によっては追加料金が発生したり、対象車両が限られるため待ち時間が延びる場合があります。そのため、短距離の移動を中心に利用し、終日観光の場合はコストを考えながら公共交通機関と使い分けるのがおすすめです。

子連れ観光に便利な移動手段3：公共交通機関

近年のロサンゼルスでは公共交通機関の整備が進んでおり、地下鉄(Metro Rail)とバス(Metro Bus)を組み合わせれば、主要観光地へもアクセス可能です。運賃が比較的安く、レンタカーのように駐車場を探す必要もありません。
ただし、子連れの家族にはおすすめできません。近年、低所得者層による公共交通機関の利用が増えており、治安が悪くなっています。ダウンタウン、ハリウッド、サンタモニカなどは電車でアクセスでき車窓の景色も楽しめますが、犯罪に巻き込まれる可能性を考慮すると公共交通機関での移動は避けたほうが良いでしょう。

ロサンゼルスで子連れ観光をする際の持ち物リスト

子連れでの海外旅行は、現地で調達が困難なアイテムや、子供の安全と快適性を確保するための準備が特に重要となります。以下ではロサンゼルスの気候や観光スタイルに適した持ち物を、必須アイテムと便利アイテムに分けて表にしています。事前の準備を万全にすることで現地での不安を軽減し、家族全員が安心して観光を楽しむことができます。

観光の必須アイテム

子連れ観光であると便利なアイテム

ロサンゼルスで子連れ観光をする際の注意点

子供との海外旅行を安全で楽しい旅にするには事前の準備と現地での配慮が欠かせません。ロサンゼルスならではの環境や文化の違いを踏まえ、注意点と実践的なアドバイスを紹介します。これらのポイントを押さえておけば、家族全員が安心して観光を満喫できるでしょう。

ベビーカーは必要？

ロサンゼルス観光では、ベビーカーはとても役立ちます。特にテーマパークや大型モール、博物館は敷地が広く、子供の足では長時間歩き続けるのは負担になります。多くの施設にベビーカーレンタルが完備されていますが、使い慣れたものの方が子供は安心しやすいでしょう。なお、階段が多い場所や砂浜では扱いづらいため、軽量で折りたためるタイプがおすすめです。

観光エリアの治安を調べておく

ロサンゼルスは全体的に観光客には安全な都市ですが、エリアによって治安状況が異なります。観光地として人気のサンタモニカ、ビバリーヒルズ、パサデナなどは比較的安全と言えますが、ダウンタウンの一部やハリウッドでの夜間の観光は注意が必要です。事前に宿泊するホテル周辺の治安情報を確認し、夜間の外出は控えることをおすすめします。貴重品の管理は徹底し、子供から目を離さないよう常に注意を払いましょう。万が一に備えて緊急事態の動き方を家族で共有し、現地の緊急連絡先や最寄りの日本領事館の情報も事前に控えておくと安心です。

子供と観光中のルールを決めておく

観光中に子供が迷子になるのは非常に危険です。誘拐などが多発するロサンゼルスでは子供から絶対に目を離さないでください。常に子供の手が届くよう距離をキープしておくことが大切です。最適な予防策として、キッズ用のハーネスの使用、子供に笛を持たせることなどが挙げられます。

飛行機内での過ごし方・時差ボケ対策

日本からロサンゼルスへのフライトは約10〜11時間。子供の退屈や疲れを和らげるため、お気に入りの絵本や動画を事前にタブレットへダウンロードしておきましょう。時差ボケ対策は、出発数日前から就寝・起床時間を少しずつ現地時間に寄せるのが有効的です。到着後は日光を浴びる、現地の食事時間に合わせる、日中の軽い運動と水分補給を心掛けると、順応しやくなります。