アラモアナセンターとは?ハワイ最大級のショッピングセンターを徹底解剖
更新日:2024/10/09
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4つの有名デパートと約350店舗の小売店が集まる世界最大級のオープンエアショッピングモール、”アラモアナセンター”。広大な敷地面積を誇るアラモアナセンター内では買い物やグルメだけでなく、年間を通して開催される盛りだくさんのイベントやセールなど、お楽しみが目白押しです。なかでもおすすめのショップやレストラン、フードコートにカフェ、さらにはアクセス方法も紹介します。世界最大規模のアラモアナセンターを攻略して効率良くショッピングを楽しみましょう。
アラモアナセンターはハワイ最大のショッピング・センター
オープンエア型のショッピングモールとして世界最大規模を誇るアラモアナセンター。観光客だけでなくハワイ在住者も利用する年間延べ5,300万人が訪れる人気スポットです。24万平方メートルの広大な敷地に4つのデパートと約350店舗の小売店、レストランやフードコートが軒を連ねています。館内はストリートレベル(1階)、モールレベル(2階)、サードレベル(3階)、ホオキパ・テラス(4階)の4フロアとセンターステージを中心として東西に伸びるように構成されており、併設されているショップはハイエンドブランドから日本未上陸のブランド、ハワイ発ブランドまで多岐に渡り、1日かけても回りきれないほどのラインナップとなっています。食事ができるお店は160店舗以上もあり、コーヒー休憩はもちろん、フードコートで気軽にお腹を満たしたり、ゆっくりと食事を味わいたいシーンでもバラエティ豊富なお店の中から選べます。このモールはアラモアナビーチ目の前のロケーションにあり、ワイキキから車ならおよそ10分で到着するアクセスの良さも特徴です。中央部のセンターステージでは連日様々なエンターテインメントやイベントが行われ、主に毎日午後5時(時間は変更する場合があります)から20分に渡り無料のフラパフォーマンスが開催されています。
アラモアナセンターに入っているショップは350店舗以上
シャネルやエルメスをはじめ、プラダ、ハリー・ウィンストンなど世界一流ブランドブティックから、アメリカのカジュアルブランドやハワイ特有のデザイナーズショップだけでなくクッキーなどお土産を調達できるお店まで、あらゆるジャンルの小売店が集結しているのがアラモアナセンター最大の魅力です。入っているデパートは”ニーマン・マーカス”、”ブルーミングデールズ”、”ノードストローム”、”メイシーズ”の4つ。この他にも大型ディスカウントショップの”ターゲット”や”サックス・オフ・フィフス”、”マーシャルズ”、”ロス・ドレス・フォー・レス”、スーパーマーケットの”フードランド・ファームズ”、ドラッグストアの”ロングス・ドラッグス”もあるため、日用品や食材の購入が可能です。そのなかでもショップのジャンルごとに厳選して紹介します。
ビッグアイランド・キャンディーズ/Big Island Candies
ハワイ土産の定番といえば、1977年ハワイ島ヒロ地区で創業されたクッキーブランドのビッグアイランド・キャンディーズは外せません。ハワイ島ヒロにある本店のほか、オアフ島唯一の店舗がアラモアナセンターにあります。大人気のチョコレートディップ・マカダミアナッツ・ショートブレッドクッキーをはじめ、種類豊富な味のショートブレッドクッキーが大小様々なギフトボックスで販売されており、お土産にぴったり。日本の料理家、栗原はるみさんとのコラボレーションによる”ハルミズ・ハワイアンソルト・クッキー”は、その美味しさで連日売り切れ必至の人気アイテムなので見つけたら購入してみる価値大です。
公式ウェブサイト:Big Island Candies
セフォラ/Sephora
世界33か国に約2,300店舗を展開するセフォラは、フランス・パリで1970年に創業、”ルイ・ヴィトン”などを含むLVMH傘下のコスメショップです。一時期は日本でも数店舗を展開していたものの撤退し、現在は実店舗がありません。オアフ島には数店舗あり、観光中心地ではワイキキのほかアラモアナセンターにも店舗があります。ハイブランドだけでなく海外セレブリティがプロデュースする日本未上陸のブランドや、現地でしか買えないプチプラアイテムにセフォラ限定商品など所狭しと並ぶ、最新コスメの数々を実際に試して購入できるのが最大の魅力です。
公式ウェブサイト:Sephora
フードランド・ファームズ/Foodland Farms
1948年創業ハワイ発祥のスーパーマーケット、フードランドが”ハワイの生産者たちを応援し、よりハワイの魅力を知ってもらおう”というコンセプトのもと発足したのが”フードランド・ファームズ”です。フードランド・ファームズでは、プライベートブランドの”マイカイ”で様々な商品を展開しています。BBQで使うと便利で本格的な味わいになるマリネソースやピクニックに最適なスナック、ドリンクなど、どれもハワイらしいフレーバーが揃い、滞在中に楽しめるだけでなくお土産でも喜ばれるラインナップです。食品だけに留まらず、地元アーティストが手掛けるキャンドルなどの小物のセレクト商品もあるので観光の際に立ち寄ってみてはいかがでしょう。地元でも好評のポケやポケボウルは、テイクアウトしてランチにおすすめです。
公式ウェブサイト:Foodland Farms
アラモアナセンターのレストラン・カフェはバラエティ豊富
アラモアナセンターにはバラエティに富んだ160店舗以上のレストランやカフェが入っています。コーヒーを飲みながら一休みしたい時や小腹を満たしたい時、ゆっくり食事を味わいたい時などどのようなシーンでも選択肢の幅が広いのが魅力です。フードコートは”ラナイ@アラモアナセンター(約10店舗)”と”マカイ・マーケット(約30店舗)”の2か所となります。ハンバーガーやプレートランチ、ラーメンなど様々なお店があるので、子供連れのファミリーやB級グルメを食べたい時におすすめ。レストランは全米人気レストラン”カリフォルニア・ピザ・キッチン”や、パフォーマンスを観ながら鉄板焼きのステーキや海鮮料理が味わえる”田中オブ東京”などカジュアルなお店が”ホオキパ・テラス(4階)”に集まっています。他にも”モートンズ・ステーキハウス”や”マリポサ”などファインダイニングも並び、ランチやディナーのシチュエーションに合わせて選べるのも魅力です。ドリンクならアサイーボウルで有名な”アイランド・ヴィンテージ・コーヒー”、”アイランド・ブリュー・コーヒーハウス”、ハワイでフランス気分を味わえる”ディオール・カフェ”をはじめ、日本でもお馴染みのタピオカティーショップ”ジ・アレイ”や”タイガーシュガー”などが館内にあるので休憩時に利用しましょう。
リリハ・ベーカリー/Liliha Bakery
1950年の創業以来、長年に渡って地元住民に愛され続けているベーカリー兼レストランのリリハ・ベーカリーは、リリハ本店まで行かずともアラモアナセンターで美味しいペストリーを味わうことができます。ベーカリーには名物の濃厚なシャンテリー・クリームがトッピングされたチョコレートクリーム入りのシュークリーム”ココパフ”をはじめ、焼き立て菓子やパンが150種類以上あり、併設されたレストランではパンケーキやロコモコ、オックステールスープ、ビーフシチュー、ハンバーガーなど昔ながらのハワイの味がメニューに並びます。特に人気のバナナが生地に練り込まれたフワフワのパンケーキ(15.50ドル / 3枚)は朝食におすすめ。また、食事の際に提供される、グァバジェリーをつけて食べる焼き立てディナーロールもリリハ・ベーカリーのアイコン的一品なので必見です。
公式ウェブサイト:Liliha Bakery
フードコート:チックフィレイ/Chick-fil-A
全米で絶大な人気を誇る日本未上陸の”チックフィレイ”は、全米を中心にプエルトリコ、カナダで3,000店舗以上展開されている米国ジョージア州発祥のチキン・ファストフード・チェーンです。ハワイに上陸したのは2022年。オアフ島の第1号店はアラモアナセンターのフードコート”マカイ・マーケット”にオープンし、言わずと知れた有名店の待望の出店に長蛇の列ができるほどの盛況ぶりとなりました。現在ハワイ州各地で店舗数を拡大し、引き続き話題となっています。一番人気のメニューは、フライドチキンとピクルスがバンズにサンドされたシンプルなチックフィレチキンです。このお店では7種類から選べるディッピングソースが人気なため、ソースを付けて食べるワッフルポテトフライもセットでオーダーしましょう。ポテトとドリンクがついた“ミール”は12.09ドルです。食材のチキンはホルモン剤やステロイド剤、抗生物質などを使わず、日曜は従業員を休ませるために営業しないなど、徹底したこだわりのお店の味をハワイで味わってみませんか。
公式ウェブサイト:Chick-fil-A
アイランド・ブリュー・コーヒーハウス/Island Brew Coffeehouse
ハワイカイのマリーナに面したロケーションにある人気カフェのアイランド・ブリュー・コーヒーハウスはアラモアナセンター内にも店舗があります。アラモアナセンターにはいくつかカフェが並んでおり、”ホノルルコーヒー”や”アイランド・ヴィンテージ・コーヒー”も良いですが甘いハニー・ラテを試したい方におすすめです。ハワイ産コーヒー豆を使用したコーヒーやカフェラテ(5.25ドル / 12オンス)のほか、シェイクやスムージー、ティーなどドリンクメニューが充実し、ペストリーやサンドイッチなどのフードも種類豊富に揃っているため、軽食にもぴったりです。店内はアットホームな居心地の良い雰囲気なので一人でゆっくり過ごしたいタイミングに訪れてみましょう。
公式ウェブサイト:Island Brew Coffeehouse
アラモアナセンターで楽しめる多彩なイベント
アラモアナセンターでは年間を通じてフラショーやバンド演奏をはじめとする様々なパフォーマンスがセンターステージで行われており、無料で観ることができます。ハワイ産のアイテムが集まるポップアップイベントや、季節毎のセールも見逃せません。ハワイの主なセール時期は1年に2回あり、夏(アメリカ独立記念日前後〜8月上旬)と冬(サンクスギビングデー翌日〜お正月頃)になります。その他にもセールは行われており、1月“サイドウォーク・セール”、2月“プレジデント・デー・セール”、3月・4月“イースター・セール”、5月“メモリアルデーウィークエンド・セール”、9月“レイバーデー・セール”、10月“コロンブス・デー・セール”などがあります。10月31日のハロウィンには各ショップで無料のお菓子を配る”トリック・ア・トリート”や、クリスマスの時期にはサンタクロースと一緒に写真撮影ができる”フォト・ウィズ・サンタクロース”が行われたりと、子供たちが喜ぶイベントも盛り沢山です。セールやイベント情報は公式ウェブサイトで確認しましょう。
無料フラショー
連日午後5時からセンターステージでフラショーが開催され(時間は変更する場合があります)、約20分間ハワイ伝統のエンターテインメントを無料で楽しめます。ハワイに伝わる古典フラの”カヒコ”と現代フラ両方のパフォーマンスが行われるので、ショーを観たことのない方には特におすすめです。また、毎週日曜日には午後1時からケイキフラショーが開催されています。”ケイキ”とはハワイ語で”子供”を意味し、子供たちによるパフォーマンスが行われます。ショッピングの休憩に立ち寄ってみましょう。
開催時間:毎日午後5時
ポップアップイベント
ハワイでは地元メーカーが集まるポップアップイベントが各地で開催され、アラモアナセンターでも不定期で行われています。”ホノルル・メーカーズ・マーケット”もそのひとつ。ジュエリーや食品、アート、インテリア雑貨など様々な商品が並び、お土産探しにもぴったりです。ポップアップイベントの開催情報はアラモアナセンターの公式ウェブサイトで随時アップデートされるので、訪れる際には事前に確認しましょう。
多彩なエンターテインメント
11月のブラックフライデーセール以降から年末年始のホリデーシーズンは年間でも特に盛り上がり、イベントが至るところで行われています。この時期はセールやキャンペーンと合わせて地元の学生やプロのバンド演奏、太鼓のパフォーマンスなどのエンターテインメントが目白押しです。1年の幕開けとなる1月1日には日本同様に恒例の福袋が販売されます。福袋には販売価格の倍以上の商品が入っており、2024年は約50店舗の参加がありました。当日は、和太鼓奏者のケニー・エンドウ氏による太鼓パフォーマンスや500ドル以上の商品券が当たる抽選会の開催など、毎年盛り上がりを見せている恒例イベントです。
アラモアナセンターをもっと楽しむコツ”eVIPクラブ”への入会
アラモアナセンターの”eVIPクラブ”に登録し会員になると、「AlaMoanaCenter-Free」という無料Wi-Fiに接続可能できます。登録自体も無料で、オンラインで名前などの簡単な情報を入力するだけ。そのほかにも、会員向けにいち早くショップやレストランの特別イベントやキャンペーン、会員限定セール、新オープン店舗などお得な情報がメールで届きます。
アラモアナセンターへのアクセス方法は?
ワイキキから車でおよそ10分のアラモアナセンターを訪れる際は、他にもワイキキトロリーやザ・バス、ライドシェアを使用してのアクセスも便利です。
1:ワイキキトロリー
アラモアナセンターとワイキキ間の移動は、ワイキキの主要ホテルやショッピングセンターとアラモアナセンターを繋ぐピンクラインを利用できます。ワイキキとアラモアナ間にある約13か所の停留所を巡回し、1周約1時間です。ワイキキ・ショッピング・プラザから乗る場合はアラモアナセンターまでの所要時間は約40分。15分間隔で運行しているため少ない待ち時間で往復利用に便利です。アラモアナセンターの停留所は海側の1か所のみになります。ワイキキの停留所は”WAIKIKI TROLLEY”と書かれたサインが目印です。1日チケットは5.5ドルで、オンラインで購入できます。JCBカード所有者は無料で乗車できるため、乗車時に運転手に提示しましょう。カード所持者本人と同乗する家族の大人1人、子供2人(11歳以下)まで有効です。
2:ザ・バス
公共バスのザ・バスを利用する場合は、E、8、13、20、23、42番のいずれかの路線に乗車します。ザ・バスの乗車料金は1回3ドル(18歳以上、6〜17歳は1.50ドル、5歳以下は子供1人まで無料で、乗車時に現金で支払うことも可能ですが、”ホロカード”を利用すると便利です。”ホロカード”は日本のICカードのような仕組みの事前に購入したカードに予めオンラインでお金をチャージし、乗車時にはバスのカードリーダーにタッチすれば自動で運賃が引き落とされます(乗車から2時間半以内に再度乗車する場合は無料)。1日パスの上限額は7.50ドルですが、1日でホロカードの使用金額が7.50ドルを超えると自動的に1日パスに切り替わります。ホロカードはセブンイレブン、ABCストア、フードランドなどで購入可能です(2ドル)。
3:ライドシェア
時間をかけずスムーズに移動する場合はUber(ウーバー)またはLyft(リフト)のライドシェアが便利です。事前にアプリをダウンロードし、クレジットカード情報を登録しておけば、降車時に自動的に精算されます。利用する際はアプリにアクセス(Wi-Fiやデータローミングの接続が必要)して乗車場所と行き先を入力してください。料金や所要時間が表示されたら希望の候補を選択し、指定した場所で待ちましょう。料金と所要時間は時間帯や交通状況により異なるため、よく内容を確認してから配車を確定することをおすすめします。また、乗車時には車のライセンスプレートと画面の情報を照らし合わせ、リクエストしたドライバーに間違いがないか確認しましょう。
アラモアナセンター内にはライドシェア専用の乗り場があります。場所はストリートレベル(1階)ダイヤモンドヘッドウィング(パリ・ミキ前)、モールレベル(2階)エヴァウィング(しゃぶ屋近く)、モールレベル(2階)マウカウィング(クレイジーシャツ裏)の3か所です。
困ったらアラモアナセンターゲストサービスへ相談を
ストリートレベル(1階)センターステージの裏にゲストサービスがあります。アラモアナセンターはフロア面積が広大なため、目的のお店へと向かう場合は予め場所を把握してから向かうことをおすすめします。道に迷った時や施設内で困ったことがある場合は迷わずサービスを利用しましょう。ゲストサービスには日本語スタッフが常駐しお店の場所案内はもちろんのこと、ザ・バスのスケジュール案内など施設に関する様々な質問に答えてくれます。また、ここでは車椅子のレンタルやレストランの予約も可能です。