ハワイで運転する時のルールと注意点を初心者向けに解説
更新日:2025/01/02

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ハワイ観光の際、さまざまなスポットを効率良く見て回るには、レンタカーを利用すると便利です。ハワイの交通ルールは日本と異なりますが、事前に基本のルールや道路標識を理解しておけば安心して運転できるでしょう。この記事では、ハワイでレンタカーを利用して運転する場合の注意点や必要事項を紹介します。
ハワイで運転するのに必要なもの
ハワイでレンタカーを運転するために必要なものは以下の通りです。また、レンタカーを借りるには21歳以上であることが条件となります。
必須の持ち物
- 有効な日本の自動車運転免許証
- 有効なパスポート
- 本人名義のクレジットカード(※レンタカーを利用する場合に必要)
任意の持ち物
- 国際運転免許証
ここからは、それぞれの持ち物について詳しく解説します。1つでも忘れると運転ができないので注意しましょう。
必須の持ち物
ハワイ州では入国後1年以内に限り、日本の自動車運転免許証で運転することが許可されています(アメリカ国内の他州を経由してハワイへ訪れる場合も、入国日から1年以内)。入国日を証明するため、パスポートの携帯も必須です(※コピーは不可)。入国日が確認できるよう、入国手続きの際はパスポートにスタンプを押してもらうようにしましょう。なお、レンタカーを利用する場合は、本人名義のクレジットカードが必要です。
任意の持ち物
海外での運転は、国際運転免許証が役立ちます。国際運転免許証の取得は義務ではありませんが、現地で事故などのトラブルに遭った場合、所持していると警察官とのやり取りがスムーズです。
警察官は日本語を読めない場合が多いため、日本の免許証のみだと無免許運転として処理されてしまうことも少なくありません。そのような状況を避けるため、事前に国際運転免許証を取得しておくと良いでしょう。なお、国際運転免許証を所持している場合も、日本の免許証とパスポートの携帯は必須となります。
国際運転免許証を取得する方法
国際運転免許証は、外国(ジュネーブ条約加盟国)で運転するために必要な免許証です。ただし、ハワイ州をはじめとする一部地域では不要の場合があります。また、アメリカ国内でも州によって法律が異なるため、予め渡航先のルールを確認しておきましょう。
国際運転免許証の申請・取得方法は簡単です。下記の必要書類を運転免許証の住所登録がある地域(居住地域)の運転免許センターに提出し、手数料を支払います。
必要書類
- 有効な運転免許証
- 有効なパスポート(原本)
- 写真1枚(※パスポートサイズ(縦4.5cm×横3.5cm)、6か月以内に撮影したもの。無帽、正面、無背景、枠無しであること。裏面に名前と撮影日を記入)
- 渡航を証明する書類(航空券(控)の印字、ホテルの予約表やVISA申請中の書類など)
- 申請手数料 (※料金は運転免許センターにより異なる場合あり)
国際運転免許証は、渡航回数に関わらず発行日から1年以内であれば何度でも使用可能です。ただし、以前に取得したことがある方は返却後に再申請する必要があります。
ハワイでの運転ルール
初めてハワイで運転する際に、事前に知っておきたい注意事項がいくつかあります。日本と逆の右側通行や赤信号での右折、罰則の対象事項など、ハワイの交通ルールを理解して安全にドライブを楽しみましょう。
左ハンドル、右側通行

自転車の場合も、自転車専用通路がない場合は一般車と同じ道路を走行します。車線変更や右左折の際は巻き込まないよう、前後左右を十分確認しながら運転しましょう。
赤信号でも右折可能
日本は左側通行のため赤信号の場合は左折不可ですが、右側通行のアメリカは赤信号であっても右折が可能です。一番右側の車線で一旦停止し、左側から車が来ないか、右側に自転車やバイクがいないか、横断歩道を渡る歩行者がいないかなど、安全確認を十分にしてから右折しましょう。ただし、「NO RIGHT TURN ON RED/NO TURN ON RED(赤信号で右折禁止)」の標識がある場合は、信号が青色(グリーン)に変わるまで右折禁止です。
クロスウォーク法(横断歩道法)
ハワイ州には、歩行者の安全を優先する「クロスウォーク法(横断歩道法)」という法律があります。日本の運転ルールと似ており、歩行者が走行車線側の横断歩道を渡っている場合、中央を過ぎるまでは運転者は完全停止しなければなりません。
横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいる場合も、車は停止して優先する必要があります。違反した場合は、150ドル〜1,000ドルの罰金が科せられるので注意が必要です。ハワイでも、“歩行者優先”の意識で運転するように心がけましょう。
シートベルト、チャイルドシートの義務
ハワイ州では、全席(後部座席を含む)でシートベルトの着用が義務付けられています。違反した際の罰金は、1人当たり102ドルです。また、8歳未満の子供が乗車する場合、チャイルドシートやブースターシートを着用する必要があります。
年齢 | 着用方法 |
新生児~1歳(約9kg) | ベビーシートまたはチャイルドシートを後部座席に後ろ向きに装着 |
2歳~4歳未満 | ベビーシートまたはチャイルドシートを後部座席で装着 |
4歳~8歳未満 | ブースターシート(ジュニアシート)を後部座席に装着 |
※身長が144.8cm以上で体重が18.2kg以上の場合は、通常の座席シートベルトでも可能です。
上記の通り、年齢や身長、体重によってチャイルドシートの着用方法が異なります。違反した場合、100ドル〜500ドルの罰金が科せられ、4時間の講習を受けなければなりません。レンタカーを予約する際は、チャイルドシートが必要な旨も必ず伝えましょう(日本から持参する、現地で購入予定の方を除く)。
ハワイで運転する際に覚えておきたい標識
ハワイの道路標識はすべてマイル表示と英語表記のため、事前に知識がないと走行中に見逃してしまう可能性があります。ここでは、ハワイで運転する前に覚えておきたい道路標識を9つ紹介します。
SPEED LIMIT(制限速度、最高速度)

例えばSPEED LIMIT 25は、日本で言う最高速度約40km(1マイル約1.6km)のことです。また、道幅が広い道路ではスピードが出やすいため、制限速度を超えないよう気を付けて運転しましょう。道路によっては減速を目的とした、”スピードバンプ“が設置されている場合もあります。道路の一部が隆起しているため、減速して乗り越えないと危険です。スピードバンプを見つけたらゆっくり進むように気を付けましょう。
ONE WAY(一方通行)

ワイキキ中心部の主な通りでは、カラカウア通りは西から東へ(ダイヤモンドヘッド方面)、アラワイ通りは東から西へ(アラモアナ方面)、クヒオ通りは両側通行となっています。これらの道を繋ぐように通る細道も一方通行が多いため、ナビゲーションシステムを利用し道順を確認することをおすすめします。
STOP(一時停止)

十字路すべてにこの標識がある場合は、四方すべての車が一時停止し、最初に停止した車を優先します。その場合、STOPの下に”ALL WAY STOP”や”4-WAY STOP”と標示されていることもあります。先に着いた車が分からない場合は、左側の車が優先となりますが、譲り合いながら進むと良いでしょう。
DO NOT ENTER(進入禁止)

ONLY(通行区分、進行方向)

上記画像の場合だと、一番左側の車線は左折のみ可能、直進は不可。左から2番目の車線は左折または直進が可能、右側の2車線は直進のみ可能です。車線が多い道を走行する際は、曲がりたい道へ差し掛かる前に車線変更をして、左右どちらかに入っておくとスムーズでしょう。
YIELD(譲る)

ON LEFT ARROW ONLY(矢印信号が点灯時のみ左折可能)

NO PARKING(駐車禁止)

なお、路上駐車可能な区間でも、消火栓の設置場所(黄色で塗られている)は駐車禁止です。このほかにも、駐車に関するさまざまな標識があります。”TOW-AWAY ZONE”は「レッカー移動区域」を意味し、駐車不可の時間帯と曜日が書かれている場合は、時間帯を確認しましょう。違反した場合はレッカー移動となります。
NO TURN ON RED(赤信号の右折禁止)

赤信号での右折による交通事故が全米で増えているため、ホノルルでも新たに右折を制限する標識が設置され始めています。
ハワイで運転する際に注意したいこと
ハワイで運転する際には、道路交通法を守るだけでなく犯罪被害を防ぐための注意点もあります。交通法違反者には罰則が適用され、観光客であっても対象となります。ここでは運転時に覚えておきたい、禁止事項や注意事項を紹介します。
スクールバスの追い越し禁止

携帯電話の使用禁止
アメリカでは、運転中はもちろん一時停止中も携帯電話の使用は禁止です。通話やメッセージ送信や確認、写真撮影、ナビの操作などすべて禁止されており、手に持っているだけでも違反と見なされます。ただし、通話はハンズフリーであれば可能(※18歳未満は禁止)。ナビは事前に設定しておくか、同乗者に任せると良いでしょう。
なお、携帯電話だけでなくそのほかの電子機器も使用不可。信号待ちの際に、携帯電話のカメラで外の風景を撮影する行為も違反です。違反回数や場所によって金額は異なりますが、違反した場合は罰金が科せられます。運転中は、電源をオフ(ドライブモード)にしておきましょう。
飲酒運転禁止
日本と同様、ハワイでも飲酒運転は禁止されています。車内に開栓したアルコール類の瓶や缶があるだけでも違反とみなされるため注意しましょう。なお、乗車中に同乗者が飲酒することも禁止です。違反した場合、14時間以上のリハビリプログラムへの参加、90日間の免許停止、72時間のコミュニティサービス、48時間以上5日間以内の禁固、150ドル〜1,000ドルの罰金などが科されます(※初犯の例)。
車内に子供置き去り
アメリカでは、基本的に大人の付き添いなしで子供を1人にすることはタブー。州によってルールは異なりますが、一般的に12歳以下の場合、自宅から外出する際は必ず大人の付き添いが必要です。車内に置き去りすることに対しても厳しい法律があり、ハワイ州では以下の場合に罰則の対象になります。
- 9歳未満の子供を5分以上車内に置き去りにした場合
- 4歳以下の子供を12歳以下の子供と一緒に置き去りにした場合
なお、スーパーマーケットやデパートなどで目を離した隙に誘拐されることも少なくないため、十分注意して行動しましょう。
車上荒らしに注意
ハワイ州は比較的治安が良いと言われていますが、オアフ島では車上荒らしが高頻度で発生しています。旅行者のレンタカーは特に狙われやすいので注意が必要です。車から離れる際は貴重品を必ず携帯し、車の中になるべく荷物を置かないようにしましょう。
車内に荷物を置く場合は、助手席や後部座席など見える場所ではなくトランクに入れるなどがおすすめです。ただし、ショッピングセンターやビーチの駐車場などは特に車上荒らしが多いため、荷物を入れ替えているところを見られる可能性もあります。荷物をトランクに入れる作業は、駐車場に到着する前に行うようにしましょう。また、人目のない場所での駐車もおすすめしません。
ハワイでおすすめの駐車場3つ

1:ロイヤル・ハワイアン・センター/Royal Hawaiian Center
ワイキキ内で駐車場を利用する場合、”ロイヤル・ハワイアン・センター(Royal Hawaiian Center)”が便利です。ワイキキ中央に位置しているため、主要観光スポットに徒歩でアクセスできます。また、ロイヤル・ハワイアン・センター内で10ドル以上の買い物、もしくは食事をするとバリデーション(駐車料金割引)がもらえます。お会計の際はスタッフに、”Do you validate parking?「駐車割引のサービスはありますか?」”と聞きましょう。バリデーションを利用した場合の駐車料金は以下の通りです。
駐車時間 | 料金 |
最初の1時間 | 無料 |
2~3時間まで | 1時間につき$3 |
3時間以上 | 1時間につき$8 |
※バリデーションを利用しない場合は、30分ごとに4ドル(1時間につき8ドル)加算。
施設内のABCストアで、水や必需品などを購入するだけでも金額が10ドル以上であればバリデーションがもらえるため、効率的に利用すると良いでしょう。
営業時間:24時間(月~日曜日)
※夜間は利用制限あり
公式ウェブサイト:Royal Hawaiian Center
2:アラワイ・ボート・ハーバー/Ala Wai Boat Harbor Parking
”ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾート(Hilton Hawaiian Village Waikiki Beach Resort)”のラグーン近隣にある公共駐車場です。駐車場の料金は1時間につき1ドルで、支払いはクレジットカードのみ対応しています。
アクセス方法は、アラモアナ通りからカハナモク通りまたはホブロン・レーンを海側へ曲がると、ラグーンの右手に駐車場があります。ラグーンやサーフスポット、レストラン”グーフィー・カフェ&ダイン(Goofy Cafe & Dine)”、アサイーボウルの人気店”トロピカル・トライブ(Tropical Tribe)”などを訪れる際に、特に便利な駐車場です。そのほかにも、周辺には複数の駐車場やビーチ側には無料駐車場もありますが、日中は特に混み合います。
営業時間:24時間(月~日曜日)
※レクリエーション用駐車場:午前4時30分~午後10時30分(月~日曜日)
公式ウェブサイト:Ala Wai Boat Harbor Parking
3:カイムキ市営駐車場/KAIMUKI MUNICIPAL PARKING
ワイキキから車で約15分の場所にあるカイムキ地区は、ローカルで賑わうカフェやレストラン、ショップが集まるエリアです。公共駐車場や路上駐車場が充実しているため、車でも訪れやすく観光客から人気があります。なかでもおすすめは、12番通りとココヘッド通りの間にある市営駐車場(コイン式パーキング)です。駐車料金は1時間につき75セントで、2時間まで利用できます。クレジットカードまたは現金で支払い可能です。
なお、12番通りと11番通りの間にある”ココヘッド・カフェ(Koko Head cafe)”や”ヴィアジェラート(Via Gelato)”の近くには公共駐車場もあります。この駐車場は、日本のクレジットカードや現金が使用不可なので注意しましょう。
営業時間:午前5時~午後11時(月~金曜日)、午前6時~深夜12時(土・日曜日)
公式ウェブサイト:KAIMUKI Municipal Lot 1
関連記事:人気のカイムキを徹底ガイド おすすめレストランやカフェ、ショップを紹介
ハワイのパーキング・路上駐車
ハワイでレンタカーを利用してさまざまな観光地を訪れる際に、事前に知っておくと役立つのが駐車場事情です。ここでは、路上駐車する際のルールなどを詳しく紹介します。
無料の駐車場(パーキング)について
ハワイのワイキキ以外のエリアは、路上駐車を含む無料の駐車場(パーキング)が充実しています。ビーチパーク内やアラモアナセンター(Ala Moana Center)、ワードビレッジ(Ward Village)、カハラモール(Kahala Mall)、ホールフーズ・マーケット(Whole Foods Market)などのショッピングスポットをはじめ、スーパーマーケットは無料で利用可能(※一部有料の場合あり)です。ただし、キングストリート沿いの“ロングスドラッグ(Longs Drugs)”は利用者に限り無料となり、施設を利用していない場合の駐車は厳しい取り締まりがあります。このような場所も多くあるので注意しましょう。
路上駐車について
ハワイは、無料の路上駐車場所が多くありますが、禁止区間と混在している場合があるため注意が必要です。路上駐車が可能かどうかは標識だけでなく、縁石の色でも判断できます。白または無色は駐車可、赤は駐車禁止、黄は商業用輸送車が荷物の積み降ろしをする場所、青は障害者用車両のみ駐車可能となります。
ただし、白または無色の区間であっても駐車が制限される場合があります。例えば、消火栓が設置されている場所から10フィート(約3m)以上空けて駐車しなければいけません。そのほかにも、道路沿いに”STOP(一時停止)”の標識がある場所は標識から30フィート(約9m)、横断歩道からは20フィート(約6m)離れるなど、細かいルールがあります。縁石になるべく車を寄せて停車し、間隔を12インチ(約30cm)以内に収めましょう。なお、標識がある場所では、駐車可能な時間帯と曜日が記載されているので確認が必要です。
ハワイでガソリンスタンドを利用する方法

ガソリンスタンドの場所
人気観光スポットのオアフ島ホノルルは、ガソリンスタンドが数多くあるので探すのに困らないでしょう。ただし、ホノルルからオアフ島西部やノースショアなどに遠出する際は、長時間ハイウェイを走行するのに十分な量のガソリンが入っていることを確認しておくと安心です。また、レンタカー会社によっては、レンタカー返却時にガソリンを満タンしなければならないため、予め近くのガソリンスタンドの場所を調べておきましょう。
ガソリンの種類と価格

ガソリンの種類
- レギュラー(Regular)/レギュラーアンレデッドRegular Unleaded)
- プラス(Plus)
- プレミアム(Premium)/シュプリーム(Supreme)
価格はガロン単位で表示され、1ガロンは約3.78リットルです。ガソリンスタンドによって価格は多少異なりますが、AAA(アメリカ自動車協会)のデータによると、2024年6月末のハワイのガソリン平均価格はレギュラーで4.716ドル。全米平均の3.503ドルより高く、アメリカ国内で最も高い水準です。上述の通り、レンタカーはレギュラーが推奨されていますが、ガソリンタンクのカバーの蓋に表示されているガソリンの種類名をチェックするか、事前にレンタカー会社のサービスカウンターで確認しておくと安心です。
ガソリンを入れる手順
ハワイのガソリンスタンドは、基本的にセルフサービスです。給油方法は、支払い方法(グレジットカードまたは現金)によって手順が異なります。
クレジットカードで支払う場合
1.まず給油機の前に車を停めます。(予め、車の給油口が運転席側か助手席側か確認しておきましょう。)
2.クレジットカードを挿入します。機械によっては、挿入後に素早く引き抜く種類と、”remove card (カードを引き抜く)”が表示されてから引き抜く種類があります。”enter zip code (郵便番号を入力してください)”と案内があった場合、ワイキキの郵便番号”96815“を押して”enter (確定)”ボタンを押します。エラーになった場合は、店頭でスタッフに給油することを伝えましょう。
3.給油ノズルを持ち上げます。
4.ガソリンの種類を選び、ボタンを押します。
5.ノズルを給油口に差し込み、ノズルのレバーを握ると同時に給油が開始します。レバーを離せば給油が止まるので、好きな量だけ入れましょう。満タンになると自動的に給油が止まります。
6.ノズルを給油機に戻します。
7.“レシートを受け取る”または“受け取らない”を選択し、ボタンを押して終了です。
現金で支払う場合
1.まず給油機の前に車を停めます。(予め、車の給油口が運転席側か助手席側か確認しておきましょう)
2.ガソリンスタンド店内のレジに行き、給油機の番号とガソリンの量を伝えます。例えば、「量は40ドル分」など、金額で伝え、支払いを済ませます。車のエンジンを止めて鍵を閉めてから向かいましょう。
3.給油機に戻ります。
4.その後は上記”クレジットカードで支払う場合”の手順と同じです。レジで支払った分の給油が可能で自動的に止まります。
ハワイレンタカーを借りる手順

予約方法
ハワイでレンタカーを利用する場合は、渡航前にオンラインで予約するのが一般的です。繁忙期は特に混み合うため、現地で手配しようとしても希望のレンタカー会社で予約できない場合や、レンタル料金が高騰している場合があるので早めの準備を心がけましょう。
予約は、直接レンタカー会社のホームページから、もしくは予約代行業者に連絡する方法があります。なお、ハワイには日本語で予約ができるレンタカー会社もあるので英語が不安な方も安心です。
受け取り方法・返却方法
レンタカーの営業所は、ダニエル・K・イノウエ国際空港のほかにも、ワイキキ市内に複数あります。予約時に指定したレンタカー会社のサービスカウンターに並び、予約表と免許証、クレジットカードを提示して手続きを行います。
手続き時には、追加ドライバーの有無、各種保険の加入、返却時のガソリンの量についてもしっかり確認しましょう。返却時にガソリンは満タンにしなければならないのに減った状態のまま返却した場合、使った分だけ精算可能ですがガソリンスタンドで給油するよりも割高になります。なお、車内にゴミは残さず、荷物の置き忘れがないよう気をつけましょう。
アメリカ渡航・入国にはESTA(エスタ)が必要です
日本国籍者がビザを取得せずにハワイを含むアメリカへ渡航する際は、ESTA(エスタ)の申請が必要です。ESTA(エスタ)はVWP(ビザ免除プログラム)参加国の市民のみ利用できる制度で、観光または出張目的で90日以内の米国滞在を希望する方が対象となります。また、ESTA(エスタ)は年齢を問わず必要となるため、家族やグループで渡航する際は事前に全員分の申請を済ませましょう。ESTA(エスタ)を統括するDHS(アメリカ国土安全保障省)は、少なくとも出発72時間前までに申請手続きを済ませて「渡航認証許可」を取得するよう推奨しています。