【2024年最新】ハワイの治安や安全対策について解説
更新日:2024/10/09
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ハワイ州はアメリカ全体の治安ランキングでも上位に入る州のひとつです。しかし世界的に安全な国で知られる日本とは治安が異なり、多くの旅行者が訪れるオアフ島でも犯罪が多発しています。新型コロナウイルスの流行を機に悪化した治安は回復傾向にありますが、拳銃や刀剣類等による犯罪など、路上生活者の増加の影響で再び悪化しています。近年発生した事件のケースや危険エリア、さらに注意が必要な場所や安全対策を紹介します。
今のハワイの治安は悪い?
FBIの犯罪データ調査システム(2022年)によると、ハワイ州の粗暴犯罪(殺人、強姦、強盗、加重暴行を含む)全体の件数は2021年のピーク時から2022年にかけて減少しています。昨年9月にホノルル警察署長のアーサー・ジョー・ローガン氏は”犯罪件数は減少の傾向にある”と報告したものの具体的な詳細は明言せず、現地のニュースでは説明を求める報道もされました。ただし殺人や恐喝・脅迫、万引き、自動車の盗難など犯罪の種類によっては増加傾向にあり、被害の規模もエリアによって様々なので注意が必要です。
人口10万人に対する犯罪の割合(2021年)を比較すると日本は最下位ですが、アメリカは上位10以内です。事件が起こる背景には、拳銃所有率の上昇や路上生活者、違法薬物使用者の増加などが関係しています。2022年以降ワイキキ周辺地域で発生した立てこもりや発砲、窃盗、暴行事件は減少していますが、新型コロナウイルス感染症に係る規制緩和に伴い観光客が増加したため、犯罪件数も増加する可能性があります。
ただし総合的に見ると、アメリカ国内におけるハワイ州は犯罪率が最も少ない州のひとつと言えます。またハワイ州、特にオアフ島のホノルルは旅行者を歓迎するリゾート地としても有名です。注意点おさえて安全に旅行を楽しみましょう。
ハワイの基礎安全情報は外務省のホームページでも確認できます
ハワイであった事件例
カパフル通りで武装した男が立てこもり
2023年7月21日、男がカパフル通りのアパートに銃を持った男性がいるとの通報があり、その後男が室内に立てこもったためホノルル警察とSWATが出動する事件がありました。その間にカパフル通りの一部が閉鎖され、同アパートの住人は帰宅できない状態となりました。事件発生から約8時間後、警察が部屋へ突入することを告げると容疑者は投降、身柄を拘束されています。なお、この事件による負傷者はいませんでした。
ワイキキのホテルで発砲・立てこもり
2022年12月8日、ワイキキのホテル”オヒア・ワイキキ・スタジオ・スイーツ”で男が発砲後に立てこもる事件が発生しています。室内で約8回発砲、そのうちの1発は警察車両に当たったとのことです。事件発生から約10時間後に突入した警察官が容疑者に向けて発砲し、その後死亡が確認されました。その間、ホテル周辺の道路は閉鎖され近隣ホテルから一部の宿泊者が避難し、容疑者以外の負傷者はいませんでした。
ワイキキビーチで日本人旅行者の女性へ性的暴行
2023年1月にワイキキビーチで旅行者の日本人女性が性的暴行の被害にあったとの通報がありました。現地時間午後5時半頃、ビーチにいた容疑者の男が日本人女性の姉妹の2人に対して沖にカメがいると海へ誘い、2人が沖に出ると妹(18歳)に性的暴行を加えて泳ぎ去ったとのことです。
カカアコで日本人旅行者夫婦が暴行被害、医療請求額約750万円
2018年5月28日、日本から旅行で訪れた夫婦がカカアコの公衆トイレ内で、不審な男に襲われる事件がありました。公衆トイレに入った夫が暴行を受けて意識を失い、戻らない夫を心配して見に来た妻が男に首を絞められて気絶。病院に運ばれ手術と入院を勧められましたが、海外旅行保険に未加入の夫婦への治療費が約900万円と高額だったため二人は緊急処置のみ受け、事件翌日に帰国し治療を受けたとのことです。ハワイで被害にあった旅行者をサポートする非営利団体のVASH(Visitor Aloha Society of Hawaii)によると、帰国後にハワイの病院から受け取った医療費の請求額は約50,000ドル(約750万円)となり、当事件は地元でも大きく報道されました。治療費はVASHにより寄付金が集められ、数百万円が工面されたとのことです。
車上荒らし/自動車盗難
全米保険犯罪局によるとアメリカ国内では32秒に1台の車が盗難被害にあっていると言われています。ハワイ州はアメリカの中でも比較的犯罪が少ない州ですが、車上荒らしと自動車盗難の割合が大きく占めています。1か月の間(2023年2月7日〜3月6日)でも650件以上の被害があり、そのほとんどがホノルルで発生しています。
ハワイの中でも治安が悪いといわれるエリア・地区について
オアフ島ワヒアワ
オアフ島中心部に位置するワヒアワは、人口の18.6%(2022年国勢調査*調べ)が貧困線以下の生活をしています。違法薬物の売買が往来するなど、犯罪件数はハワイ州全体の平均より約20%多いとされる地域です。ローストチキンの名店”マウイ・マイクス”やサイミンが評判のお店”シゲズ・サイミン・スタンド”などの人気レストランが日本の情報誌で紹介されていますが、街の治安が良いとは言えません。
オアフ島西海岸(マカハ、エヴァビーチ、マイリ、ワイアナエ)
オアフ島西海岸は治安が良くない地域が多く、“マカハ”、“エヴァビーチ”、“マイリ”、“ワイアナエ”では特に注意が必要です。1平方マイル当たりの犯罪件数はアメリカ国内の平均と比較しても、ワイアナエのエリアが圧倒的に高くなっています。2023年には銃撃事件が続き、ワイアナエで10月に23歳女性が銃で撃たれ、9月には19歳女性が被害に遭っています。また、マイリ地区では8月に49歳男性、6月に17歳女性、マカハ地区では5月に17歳、4月に2人の男性が撃たれて死亡したケースがありました。
オアフ島ダウンタウン
歴史的建造物やオフィスビルが立ち並ぶホノルルのダウンタウンは、路上生活者が多い地域としても知られています。近年は話題のレストランが増えて治安が改善され、平日の日中はオフィスワーカーたちで溢れますが、夜と週末は人通りが少なくなるため歩くのは控えましょう。2022年7月から10月の間に違法薬物所有で115人以上が逮捕され、ホノルルのリハビリテーションプログラム”SUDA-fast”の治療対象になったというデータもあります。新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックの時に悪化した治安は回復傾向にありますが、ホノルルの中では危険が多い地域です。
オアフ島カカアコ
ウォールアート街の観光地としても人気が高まっているカカアコ地区にある、ショッピングセンターとレストランの複合施設”ソルト・アット・アワ・カカアコ”周辺は人通りも多く安全ですが、治安が良くない場所も点在しています。”カカアコで旅行中の日本人夫婦が暴行被害を受け、約750万円の医療請求をされた事件は、”ソルト・アット・アワ・カカアコ”から近い公園”Mother Waldron Neighborhood Park(マザー・ウェルドロン・ネイバーフッド・パーク)”内のトイレで発生しました。明るい時間帯でも安全に見えますが、倉庫街だったカカアコ周辺は昔から路上生活者が多く、現在も変わらないため訪れる際は細心の注意を払いましょう。
オアフ島タンタラス
タンタラスの丘の展望台はホノルルが一望できる人気の夜景スポットですが、治安が良くない場所としても昔から有名です。2022年には殺人事件も起きたため、観光で訪れる際は被害に遭わないよう注意しましょう。訪れる際はなるべくツアーに参加しグループから離れない、荷物は常に携帯するなどの注意が必要です。Uberで観光スポットに訪れても確実に往復で帰れるようしっかりとした計画が重要です。夜だけなく日中も十分に気をつけましょう。
オアフ島ワイキキ、アラワイ通り
ワイキキのアラワイ運河通り沿いにあるアラワイ通りは、早朝や日没後は特に危険なエリアです。ホテルが集まるエリア内のため日本人旅行者も被害に遭いやすい場所と言えます。ひったくり、刃物や銃撃での暴行、殺人などの事件は近年でも続いています。
オアフ島ワイキキ、クヒオ通り
アラワイ通りとカラカウア通りの中間にあるクヒオ通りは以前より賑わっていますが、クヒオ通りのカパフル通り側、アラモアナ通り側周辺の路地などは治安が悪くワイキキでも最も注意が必要なエリアになります。アラワイ通り同様にひったくりだけでなく暴行や銃撃事件も発生しています。近年で起こったケースでは、2022年末にホテルで起きた武装した男の立てこもり事件や、同月に21歳男性がバス停で5人に暴行され死亡した事件があります。
オアフ島カリヒ
カリヒ地区はホノルルの中で貧困層が特に多く居住し、強盗、銃撃、暴行など犯罪率の高さや路上生活者の増加が問題となっている地域です。このエリアには人気ローカルフード店が点在しているため日本人観光客が訪れますが、訪れる際は車で直接目的の店へ向かい徒歩は避けましょう。比較的観光客が少ないエリアのため、身なりの整った日本人旅行者は特に目立ちます。日没後は避けて日中の散策も十分に気をつけましょう。
オアフ島ワイマナロ
オアフ島南東に位置するワイマナロビーチの海は抜群の透明度で、地元住民にも人気の観光地です。カイルアに程近い穴場スポットとして日本人旅行者にも人気ですが、周辺は路上生活者のテントが集まっているため治安が良くないエリアになります。訪れる際は特に車上荒らしや盗難に十分注意しましょう。ワイマナロでは近年誘拐事件が発生し、ライフセーバーが不在のビーチやトイレも安全とは言えません。
オアフ島マッカリー
マッカリー地区にあるマッカリー・ショッピングセンターは、人気レストランが多く地元住民がよく利用するスポットです。ワイキキからは徒歩圏内のため、旅行者でも訪れやすい場所になります。日中は心配する必要はありませんが、ショッピングセンターの周辺の治安は良くないためワイキキから歩く際には十分気を付けましょう。また夜はショッピングセンター内も治安が悪く、昨年から今年にかけて強盗や銃撃による死亡、暴行事件が発生しています。駐車場からお店に移動する際は周囲の状況を見渡し、注意して移動しましょう。
この他、ハワイで実際に起きている事件は犯罪マップでエリアごとに確認できます。
ホノルル周辺犯罪マップ(過去7日間):CRIMEMAPPING.com
ハワイで気を付けるべき「場所」は?
エレベーター
密室になるエレベーターは逃げ場がなく危険が伴います。2017年にワイキキの“ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾート”で日本人(男性71歳、女性67歳)を含む3人が拳銃を突きつけられ、金品を奪われる事件がありました。また、昨年5月には“アストン・アット・ワイキキ・バニヤン“でも同様の事件が発生しています。エレベーターに乗り込む男性に続いて容疑者も同乗し、ドアが閉まると男性の顔を殴打。その後被害者男性は失神し、その間に容疑者は財布を奪って逃走したとのことです。いずれも人の出入りが多いホテル内で起こった事件になります。安全なエリアでも周囲には目を配り、不審人物を見つけたら避けるなど注意が必要です。
駐車場
駐車場は通行人の有無に限らず強盗の危険が伴います。近年ではアラモアナセンター内の駐車場に車を駐車し、車内で待機していた67歳男性が強盗被害に遭う事件がありました。容疑者は車のドアを開け、中にいた男性に暴行を加えて金品を奪って逃走。血を流し倒れ込んだ被害者は目撃者によって救助され、救急車で病院へ搬送されました。人通りがある場所でも事件は起きるため、もし車内に留まる場合は、短時間でも施錠を徹底しましょう。アラモアナセンターだけでなく、ドン・キホーテやウォルマートなどあらゆる駐車場での注意が必要です。
自転車
自転車に乗った日本人旅行者が強盗被害に遭う事件が多発しています。特に自転車の前カゴに荷物を置いて走行すると強奪されやすく、同時に暴行被害に遭う確率も高くなります。カイルアで発生した事件では自転車に乗った日本人旅行者が、容疑者の運転する車に引きずられ大怪我を負っています。また、ワイキキからダイヤモンドヘッド方面へ移動中の日本人旅行者が車で近づいてきた犯人グループから殴打され、助けに駆け付けた人物と共に所持品を強奪される事件も発生しています。
公衆トイレ
ハワイでは特にビーチや公園の公衆トイレは昼夜を問わず、暴行、強盗、性的暴行など多くの犯罪が起こりやすい場所です。カカアコでは日本人が暴行被害に遭った事件も公衆トイレで発生しています。出先でトイレに入りたい場合はレストランや商業施設内のトイレを利用しましょう。ただし、商業施設の場合でも人通りが少ない所は安全とは言えません。アラモアナセンター内のトイレで暴行事件や、ワイキキのホテル内の男性トイレでの強盗事件のケースもあるため、利用する場所を選んで一人で行かないなど被害を防ぐ工夫をしましょう。
ビーチ
ハワイのビーチは比較的安全な場所であっても置き引きは頻繁に発生しています。私物をビーチに置いたまま泳ぐことは避けましょう。また、賑わっているワイキキビーチでも日本人旅行者の女性が海へ誘った男性から性的暴行に遭ったという被害もあります。周りに人がいても安心せず、周囲に注意しながら楽しみましょう。
ホテル
ワイキキのホテルでは銃を持った男の立てこもり事件が2022年にオヒア・ワイキキ・スタジオ・スイーツで、さらに2021年にはザ・カハラ・ホテル&リゾートで起こっています。その間、宿泊者が長時間に渡り避難を余儀なくされるなどの影響がありました。その他にもホテル内の個室トイレで日本人男性が強盗被害に遭い、日本人女性旅行者が現地で出会った夫婦にホテルの部屋へ誘導されて性的暴行を受けるなど、安全なホテルでも事件は発生しています。
ザ・バス
低料金で誰でも利用できる公共バス”ザ・バス”は、車中もバス停も安全とは言い切れません。乗客が多い場合でも、例えば窓際に座り隣に座った人にナイフを突き付けられた場合には声を出すのも困難です。所持品を盗まれるだけでなく、バス停で暴行を受ける危険性も十分にあります。バスを利用する際は高価な服装やブランドバッグなどは身につけない、人通りの少ないバス停は避ける、早朝や夜の利用はしないなど、自身の身を守る対策をしましょう。
ハワイで事件に巻き込まれないために知っておくべき安全対策
夜間や早朝は出歩かない
ワイキキ市内でも、夜間は事件が起こる可能性が十分にあるため歩かないようにしましょう。21時以降はショッピングセンターやレストランも閉まり始め、人通りは少なくなります。またワイキキ周辺には路上生活者が多く、中には精神障害者や薬物中毒者もいるため薄暗い早朝の時間帯も気を付ける必要があります。
高価な服装やアクセサリーを身に着けない
日本人旅行者は強盗の被害に遭いやすい傾向にあります。高級ブランドバッグや腕時計などを身につける日本人は強盗犯から狙われる場合が多いです。その理由として日本人旅行者であれば、被害者側が法定証言に出頭しないことが多く、逮捕された場合でも無罪判定を得やすいことだと言えます。加害者のほとんどは常習犯で、グループで犯行に及ぶ場合が多いです。拳銃やナイフを所持している可能性もあるため、万が一遭遇した時は抵抗しないことが基本です。所持品は諦め、安全な場所に避難して警察に通報しましょう。
自転車に荷物を乗せない
近年は移動手段としてレンタル自転車の”Biki”を利用する旅行者が多くいます。自転車に乗る際は、ひったくり被害を避けるため荷物を前カゴには乗せないようにしましょう。
私物を置き去りしない
ビーチに荷物を置いて泳ぐ際や、カフェやレストランで荷物を置いたままトイレに行った隙に、窃盗被害に遭う可能性があります。日本では席の確保に荷物を置くことがあってもアメリカでは控えましょう。テーブルに置いたスマートフォンが目を離した隙になくなることもあるため、所持品はなるべく持ち歩きましょう。また、車の助手席や後部座席など外から見える場所に荷物を置いて、その場を離れる際も車上荒らしに遭う可能性があるので避けましょう。
イヤホンをして歩かない
一人で歩く場合はイヤホンやヘッドホンの装着は避けましょう。イヤホンで周囲の音を遮断してしまうと、後方からの人の気配に気付かずに犯罪に遭う可能性があります。事件だけでなく事故を避けるためにも、なるべく周囲に注意を払い行動しましょう。
現金を持ち歩かない
万が一、窃盗被害に遭った場合にクレジットカードのアクセスは止められますが、現金を取り戻すのは困難になります。持ち歩く現金はチップ用にして最低限の金額にすると良いでしょう
知らない人から勧められた飲み物や食べ物は口にしない
バーなどで見知らぬ人から出された飲み物や食べ物は口にしないことや、クラブで席を外したら飲みかけのドリンクは飲まないなど、アルコールの席では特に気を付けましょう。日本人旅行者が強姦の被害に遭う事件は過去にも発生しており、マッチングアプリなどで知り合う場合も注意が必要です。
ハワイに行く前の事前準備でしておくべき事
海外旅行保険への加入
アメリカの医療費は高額のため、ハワイへ渡航する際には海外旅行保険の加入が必須です。保険に未加入で事故や事件に巻き込まれ応急処置が必要な場合や、急病で病院にかかった際の請求金額が高額になる点は念頭に置いておきましょう。実際に日本からハワイへ旅行で訪れていた夫婦がカカアコで暴行された事件では、応急処置にも関わらず数百万円もの金額が請求されています。クレジットカードによっては海外旅行保険が付帯する場合もありますが、所持するだけで補償が適応される自動付帯と、旅行代金の支払いなど条件を満たした場合に補償が適用される利用付帯があるので、予め確認しましょう。また、家族特約がなければカード所有者家族でも、補償の対象外になることもあります。家族旅行の場合は事前に確認が必須です。
Wi-Fiをレンタルする
ハワイでは空港やホテル内はもちろん、ショッピングモールやコーヒーショップなど多くの施設で無料Wi-Fiの利用が可能です。ただしその場合、施設を出るとインターネットにアクセスできずUberが利用できない、友人と連絡が取れない、といった不便な状況が起こります。移動中の地図の確認や目的地の検索など、いつでもインターネットに接続できるようWi-Fiはレンタルして、インターネット環境を整えておきましょう。
ハワイで事件に巻き込まれてしまった場合は?
緊急電話番号を把握
アメリカの緊急ダイヤルは共通して“911”です。911をダイヤルすると救急車、消防車、警察に繋がります。日本語での対応が必要な場合は、”Japanese operator, please. (ジャパニーズ・オペレーター・プリーズ)”と伝えて日本語のオペレーターに事情を説明しましょう。
警察を頼る
緊急ダイヤルを掛けて警察に事情を話すだけでなく、直接交番を訪ねることも可能です。ワイキキならワイキキビーチ(ハイアット・リージェンシー・ワイキキ・ビーチ・リゾート&スパの正面)に24時間警察が常駐する交番があります。盗難がホテル内で起こった際は、まずフロントに事情を説明しましょう。フロントを通じて警察へ連絡し、警察で盗難証明書”Police Report(ポリス・レポート)”を発行します。パスポートを盗難された場合も同様に警察で盗難証明書を発行し、在ホノルル日本国総領事館にて再発行手続きが必要となります。
ドクターズ・オン・コールを利用する
ストラウブ・ドクター・オン・コールは、ワイキキ中心地の“シェラトン・ワイキキ・ホテル”内と“ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾート”内にあり予約せずに利用できます。日本語の受付対応と通訳のサービスも受けられるため、英語が分からなくても安心です。レントゲンなどの検査、処方薬、海外旅行保険とその他各種保険の対応も可能でワイキキ内のホテル間の無料送迎も利用できます。入院が必要な場合は専門医も紹介してくれるため、トラブル時にはストラウブ・ドクター・オン・コールを訪れると良いでしょう。