ロイヤル・ハワイアン・センターとは?営業時間やフロアマップを紹介
更新日:2025/08/23

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ワイキキ最大級の大型複合商業施設”ロイヤル・ハワイアン・センター”には、買い物だけでなくグルメやアクティビティ、無料のショーなど娯楽が満載です。高級ブランドからハワイならではのセレクトショップ、ファインダイニング、フードコート、カフェといった多彩なお店が110店舗以上集まっています。また、ワイキキ最大の駐車場が完備されているため、車でのアクセスも便利です。ここではおすすめのショップやグルメスポット、エンターテインメントを紹介します。
ワイキキ最大の複合施設”ロイヤル・ハワイアン・センター”とは?
ワイキキ最大の複合商業施設と言えば”ロイヤル・ハワイアン・センター”。ワイキキ中心部のカラカウア通りに面した立地に総面積約28.800平方メートルの、3ブロックに渡って広がっています。総面積約28.800平方メートルのフロアには、高級ブランドやハワイアンギフト、ジュエリー、ファッション、ビューティーなど幅広いジャンルのショップが90店舗以上。
グルメスポットも充実しており、”ウルフギャング・ステーキハウス”をはじめファインダイニングから日本でも人気の”つるとんたん”までカジュアルなレストラン、2か所のフードコートやカフェが揃っています。さらに、連日フラのショーやハワイアンミュージックのパフォーマンスが行われ、フラやウクレレ、レイメイキングなど多彩なカルチャーレッスンも無料で体験できます。”ヘルモア”と呼ばれるハワイの王族縁の地でもあるエリアに位置し、緑豊かなオープンエアの構造も魅力的なショッピングセンターです。ショッピングから、食事、エンターテインメント、カルチャー体験まで存分に楽しんでみましょう。
営業時間:午前10時~午後9時(月~日曜日)
定休日:なし
公式ウェブサイト:Royal Hawaiian Center
ロイヤル・ハワイアン・センターの魅力1:ショッピングエリア
ショップは主に1階と2階にあり、ハリー・ウィンストンやカルティエ、サンローラン、サルバトーレ・フェラガモ、フェンディ、ジミーチュウなど世界の高級ブランドや、ハワイ最大級のアップルストア、ハワイ限定アイテムを取り揃えたセレクトショップ、さらには”ホノルル・クッキー・カンパニー”や”ディーン&デルーカ”などギフト探しに最適なショップ、ABCストアなど約90店舗ものお店が軒を連ねています。
また、ロイヤル・ハワイアン・センターがあるエリアはハワイ王族ゆかりの地としても有名です。ロイヤルハワイアンホテルやシェラトン・ワイキキ、ハレクラニと並び、この辺りはかつて”ヘルモア”という約1万本ものヤシの木が茂る王族の邸宅や別荘がある場所でした。ロイヤル・ハワイアン・センターの中庭”ロイヤルグローブ”にはハワイ固有植物や池があり、ヘルモアを再現した憩いの場となっています。ワイキキの爽やかな風と緑を感じるオープンエアで、ゆったりとショッピングが楽しめるでしょう。
ディーン&デルーカ ハワイ/Dean & Deluca Hawaii

世界中の美味しいものを集めて提供する食のセレクトショップ”ディーン&デルーカ”。ハワイには2店舗展開し、ザ・リッツ・カールトン・レジデンスワイキキビーチ1階と、ロイヤル・ハワイアン・センターの1階にあります。サンドイッチやサラダ、ペストリーを購入してその場で味わえるだけでなく、コーヒー豆やはちみつ、パンケーキミックス、ハワイ店限定のトートバッグなど品質にこだわった商品が充実。お土産やギフトに最適なメイド・イン・ハワイの商品を探すのにはもちろん、店内を見て回るだけでも楽しいショップです。

ハウス・オブ・マナアップ/House of Mana Up

地元ハワイの起業家やアーティストの支援を目的とする”ハウス・オブ・マナアップ”は、ハワイ産の食品からコスメ、Tシャツ、キッズ用品、ハワイのアーティストやデザイナーが手掛けるアート作品まで多彩な商品をセレクトしています。珍しいハワイブランドのアイテムを見つけたい方には特におすすめのお店です。天然のフレグランスオイルを使用したキャンドルとボディケアアイテムが人気の”ジュールズ+ジェム・ハワイ”や、伝説のサーファー、デューク・カハナモクをモチーフにしたTシャツやチョコレートなど、ギフトにも喜ばれる商品が豊富に揃っています。

ステューシー/Stussy

南カリフォルニア発祥のストリート&サーフウェアブランド”ステューシー”は、長年に渡り世界中で支持されている有名店です。ハワイ店では、”Honolulu”のロゴが入ったハワイ限定デザインのTシャツやスウェットを販売しています。ここでしか買えないグッズはお土産にはもちろんのこと、自分用にもおすすめです。メンズとレディースどちらも取り扱っており、最新のアパレルだけでなくスイムウェアやアクセサリー、バッグも展開。連日行列ができる程の人気店です。

ロイヤル・ハワイアン・センターの魅力2:レストラン&カフェ
ロイヤル・ハワイアン・センターで楽しめるダイニングには、アメリカン、和食、イタリアン、中華など多彩なレストランやカフェが揃っています。日本でも人気のあるニューヨーク発”ウルフギャング・ステーキハウス”や、全米で有名なカジュアルダイニング”ザ・チーズケーキ・ファクトリー”、ワイキキで40年以上愛され続ける和食店”レストラン燦鳥(サントリー)”、飲茶専門店の”ティムホーワン”など約30店舗が集まっているため、食事をする際にも困りません。カフェは連日行列ができる”アイランド・ヴィンテージ・コーヒー”や日本でもお馴染みの”スターバックスコーヒー”があり、コーヒーや軽食で休憩する際に便利です。
フードコートは”パイナラナイ(B館2階)”と”ワイキキ・フードホール(C館3階)”の2か所です。パイナラナイはハワイ語で”パイナ”が晩餐会、”ラナイ”がバルコニーを意味するようにオープンエアの広いダイニングエリアとなっています。全米で人気のチキンフィンガー専門店”レイジング・ケインズ”やハワイ発のハンバーガーショップ”マハロハバーガー”、アメリカンステーキとガーリックシュリンプといったハワイのプレートランチ店”チャンピオンズ・ステーキ&シーフード”など、10店舗以上のグルメを味わえます。ワイキキ・フードホールはパイナ・ラナイより規模が小さく、ゆったりと食事が楽しめる雰囲気が魅力。”ワイキキ・ブリューイング・カンパニー”の地ビールとウィキ・ウィキ・チーズ・バーガーや、バンズがブリオッシュのユニークなオール・アメリカンスマッシュバーガーの組み合わせは間違いなしの美味しさです。
アイランド・ヴィンテージ・ワインバー/Island Vintage Wine Bar

”アイランド・ヴィンテージ・ワインバー”は、連日長蛇の列ができるカフェ”アイランド・ヴィンテージ・コーヒー”に隣接する姉妹店です。カフェで人気のアサイーボウルやスムージーなどの軽食はもちろん、種類豊富なメニューを落ち着いた雰囲気のレストランで味わえます。このお店で絶対に外せない人気メニューはポケボウル。なかでもスパイシーポケともっちりとした玄米の組み合わせがおすすめです。ポケの具材はアヒ(マグロ)またはサーモンから選べます。そのほかにも、厳選されたワインやビールを飲みながらププ(おつまみ)を楽しむなど、朝食、ランチ、ディナーさまざまなシーンで利用可能です。

ウルフギャング・ステーキハウス/Wolfgang’s Steakhouse Waikiki

ニューヨーク発祥の高級ステーキハウス”ウルフギャング・ステーキハウス”は、ハワイ旅行中に一度は訪れたいレストランのひとつ。お店独自の技術で28日間熟成させたブラックアンガスビーフを900度のオーブンで焼いたステーキは極上の味わいです。看板メニューの”ポーターハウス”やシーフードプラッターと一緒にワインをじっくりと味わいましょう。

営業時間:午前7時~午後10時(月~日曜日)
※ランチタイムは午前11時30分~14時30分までです。
定休日:なし
公式ウェブサイト:Wolfgang’s Steakhouse
ペニーズマラサダ/Penny’s Malasadas

オアフ島ノースショアのライエでフードトラックから始まったマラサダ専門店”ペニーズマラサダ”。現在は、ロイヤル・ハワイアン・センターのフードコート”パイナラナイ”に固定店舗をオープンし、揚げたての美味しいマラサダを提供しています。マラサダはポルトガル発祥でハワイでもお馴染みの揚げドーナツのようなお菓子です。”ペニーズ”という店名は、レシピを教わったオーナーの母親の名前が由来となっています。外側がサクッと軽く中がモチモチとした食感のマラサダは、ハワイ産のさとうきびが原料となるハワイアンケーンシュガーをまぶした定番の味から、ココナッツやグアバなどのクリーム入りと種類豊富です。さらに揚げたての熱々のマラサダで自家製アイスクリームをサンドした”マラサダアイスサンド”は特におすすめ。ボリューム満点なのでシェアして楽しみましょう。

ロイヤル・ハワイアン・センターの魅力3:ハワイアンカルチャー体験
ロイヤル・ハワイアン・センター内の中庭”ロイヤルグローブ”では、午後5時30分から日替わりでバンド演奏やフラショーなど無料のライブパフォーマンスが行われています。また、無料で誰でも参加できるレイメイキングやウクレレ、フラ、ラウハラ編みなどのハワイアンカルチャーの体験も可能です。定期的に開催されているレッスンは予約不要ですが(一部を除く)、人数制限があり先着順の場合もあります。事前に公式ウェブサイトで内容を確認して開催時間に合わせて早めに到着することをおすすめします。
ライブエンターテイメントのほかにも、年間を通じてさまざまなイベントやセール、子供用のアクティビティプログラムも多数開催されています。新年の幕開けとなるお正月には”ラッキーバッグ(福袋)”の販売が恒例。ABCストア、ディーン&デルーカ ハワイ、ハウス・オブ・マナアップ、ケイト・スペード、ジミーチュウ、トリーバーチなど多数の参加店舗で割引価格商品が手に入り、毎年盛り上がります。開催されるイベントとスケジュールは公式ウェブサイトに掲載されるのでチェックしてみましょう。
ハワイアンミュージックとフラのパフォーマンス

夕暮れ時の午後5時半からはロイヤル・ハワイアン・センター中央部にある”ロイヤルグローブ”でハワイ伝統の古典フラ”フラ・カヒコ”や現代フラのパフォーマンス、ハワイアンミュージック演奏が日替わりで行われています。ハワイ固有植物に囲まれた緑豊かなこの中庭は、昔ハワイの王族の別荘や邸宅があった頃に生息していた”ヘルモア”と呼ばれるヤシの木が生い茂った神聖な場所を再現しています。歴史ある場所でプロのパフォーマーたちによるハワイ伝統のエンターテインメントは見応えたっぷりです。イベントは予告なくスケジュール変更やキャンセルされる場合があります。詳細は”ヘルモアハレ&ゲストサービス”(808-922-2299)に問い合わせをしましょう。
フラレッスン

カルチャーレッスンのなかでもフラレッスンは特に人気。毎週火曜日の午前11時〜午後12時にロイヤルグローブで開催されています。予約不要で自由に参加できるので、買い物や食事の合間に気軽に立ち寄りましょう。レッスンでは基本のステップと手の動き、さらに各動きの意味を学びます。英語が分からなくても心配は要りません。初心者にもやさしい内容で動作を真似るだけですぐに曲に合わせて踊れるようになります。このほかにも、毎週木曜日の午前11時からは”ケイキフラ”のレッスンを開催しています。”ケイキ”とはハワイ語で”子供”を意味し、このレッスンは5〜10歳が対象です。古くから伝わるハワイの童謡に合わせてフラの基本動作を学んで、家族旅行の思い出として参加してみてはいかがでしょう。
レイメイキング

レイメイキングのレッスンは毎週金曜日の午前11時〜12時にC館2階で開催されています。オープンエアの緑が見える開放的なエリアでハワイの風を感じながら創作ができるのがポイント。このレッスンは人数制限があり、先着順24名まで参加が可能です(10歳以上)。参加費は無料、予約は不可となります。大変人気のレッスンなので、スタート時間より早めに到着することをおすすめします。レッスンでは始めにインストラクターがハワイの文化や歴史を紹介し、それから実際にレイメイキングに取り掛かります。初心者でも簡単な基本的な技法で作るので、英語が不安な方でも気軽に参加でき、摘みたてのハワイの美しい生花の香りを感じながらゆったりと楽しめるレッスンです。
ロイヤル・ハワイアン・センターのフロアマップ
中庭の”ロイヤルグローブ”を中心に東西に広がりA館、B館、C館を3つのエリアに分かれています。カラカウア通りの3ブロックに渡って横長でA館からC館まで繋がっており、分かりやすい構造です。”ロイヤルグローブ”はカラカウア通りからも見える開けた場所のため、待ち合わせなどの目印にするならここがおすすめ。A館とB館は4階、C館は3階が最上階となります。フードコートの”パイナ・ラナイ”はB館2階、”ワイキキ・フードホール”はC館3階です。レストランは各館にあるため、事前に目的のお店の位置を確かめてから向かいましょう。またカラカウア通り側には高級ブランドブティックやアップルストアが並んでいます。通り沿いからも入店ができるので、端から端まで散歩しながらチェックすることをおすすめします。
ロイヤル・ハワイアン・センターの駐車場はどこ?

ロイヤル・ハワイアン・センターはA館に7階建てで収容台数600台の立体駐車場を完備しています。入口はロイヤル・ハワイアン通りとドン・ホー・レーンの交差点です。
駐車場の入口への行き方は2つ。ひとつは、カラカウア通りからロイヤル・ハワイアン通りを右折して進み、右手にある入口を利用する行き方。もうひとつは、カラカウア通りからルワーズ通りに右折し、ドン・ホー・レーンへ左折してロイヤル・ハワイアン通りに入ると左手に見える入口を利用する方法です。初めての方は最初のカラカウア通りからロイヤル・ハワイアン通りを曲がる行き方が分かりやすいでしょう。
駐車料金は基本的に20分毎に2ドルかかります。ただし、ショッピングセンター内で25ドル以上買い物をした場合は、購入したお店でバリデーション(駐車料金割引)を発行してもらうと割引が適用されます。バリデーションを利用した場合、最初の1時間が無料、2時間まで3ドル、3時間まで3ドル、4時間以降は通常の駐車料金(1時間毎8ドル)が割引適用となります。
アメリカ渡航・入国にはESTA(エスタ)が必要です
日本国籍者がビザを取得せずにハワイを含むアメリカへ渡航する際は、ESTA(エスタ)の申請が必要です。ESTA(エスタ)はVWP(ビザ免除プログラム)参加国の市民のみ利用できる制度で、観光または出張目的で90日以内の米国滞在を希望する方が対象となります。また、ESTA(エスタ)は年齢を問わず必要となるため、家族やグループで渡航する際は事前に全員分の申請を済ませましょう。ESTA(エスタ)を統括するDHS(アメリカ国土安全保障省)は、少なくとも出発72時間前までに申請手続きを済ませて「渡航認証許可」を取得するよう推奨しています。