【2024年4月】今のハワイの物価は?レストランやカフェを比較

【2024年4月】今のハワイの物価は?レストランやカフェを比較

更新日:2024/11/01

今のハワイの物価は?レストランやカフェを比較

ハワイ観光の際、事前にハワイの物価を知っておくと安心です。近年のアメリカにおける物価高騰はハワイも例外ではありません。一般的に「ハワイの物価は日本の約2〜3倍」と言われていますが、日本から訪れる場合は円安の影響もあり、数年前と比較すると旅費は高くなっていると言えるでしょう。この記事では、実際にさまざまな商品の価格を米ドルと日本円で調査し、現在のハワイの物価について紹介します。

※本文中の日本円はすべて「1ドル=150円」で換算しています。また、記事内の店舗名や料金価格は2024年4月時点の情報となるため実際とは異なる場合があります。

現在のハワイの物価は高い?

ホノルル市の消費者物価指数(※1)によると、2024年3月時点での食料品の価格は、昨年同月と比較して4.4%上昇。家庭で消費する食料品は2.2%、外食費は7.4%上昇しています。また、食料品を含む家賃などの生活費だけでなく、飲食店や宿泊施設などあらゆるサービスの価格も上昇し、観光にも影響が出ています。

さらに、2024年3月に金融会社スマート・アセット社が発表したデータ(※2)によると、ホノルルは全米で15番目に物価が高い都市であることが明らかになりました。これは、手取り収入に対する家計の費用別黄金比「50/30/20予算」を基準とし、全米の主要99都市を比較したデータです。50/30/20予算では、家計の給与の50%を生活必需品、30%を娯楽、20%を貯蓄や投資、借金返済などに充てることが推奨されています。

なお、独身者がホノルルで快適な生活を送り続ける場合、年収111,904ドル(約1,678万5,600円)、4人家族世帯の場合は年収299,520ドル(約4,492万8,000円)が必要です。

(※1)出典元:米国労働統計局「ホノルル地域の消費者物価指数(2024年3月)」
(※2)参考:Hawaii News Now「ホノルルで「快適に暮らす」ために必要な金額はいくらか(2024年3月29日)」

ハワイの物価を調査

上述の通り、ハワイの物価は現在上昇していると言えます。ここでは観光時に欠かせない水の料金を、ハワイで有名なコンビニやスーパーマーケットごとに調査し紹介しています。

水の料金を店舗別に比較

水の料金を店舗別に比較 スーパーマーケットやコンビニエンスストアで販売されているペットボトルの水の価格は、2ドル(約300円)前後です。日本では一般的な500mlサイズのボトルは、アメリカだと内容量500ml〜591mlの範囲になるため、商品によって価格が異なります。なお、500ml〜591mlのボトルと1.5lのボトルの価格はあまり変わらず、大きいボトルを選ぶ方が安く購入できる場合もあります。

【店舗別】水の料金比較表

店舗 内容量 価格($) 価格(円)
ロングス・ドラッグス 591ml $2.99 約448円
1.5l $1.59〜$2.19 約238円~約328円
ABCストア 591ml $1.49〜$2.79 約223円~約418円
1.5l $2.29~$2.99 約343円〜約448円
ターゲット 591ml $2.29~$2.39 約343円〜約358円
1.5l $2.99 約448円
ホールフーズ・マーケット 591ml 9¢〜$1.99 約103円~約298円
1.5l $2.49 約373円

ホノルル市内の店舗を比較すると、500ml〜591mlのボトルは平均2.09ドル(約313円)、1.5lのボトルは平均2.42ドル(約363円)でした。これらの平均価格から、小さなボトルを1本ずつ購入するよりも、12本や24本入りをまとめ買いしたり大きいペットボトルを1本購入する方が、コストパフォーマンスが良いと言えるでしょう。

ハワイの交通機関の料金

ハワイ観光時に知っておくと便利なのが、各交通手段の料金です。バスやタクシーなどの公共交通機関をはじめ、レンタカーやシェアバイクなどの料金を紹介します。

バス:ザ・バス/The Bus

ハワイの公共交通機関ザ・バス(The Bus)の料金は、1回乗車するごとに3ドル(2時間30分の乗り換え込み)、1日パスは7.50ドルです。なお5歳以下の子供は、座席を使用しない場合無料となります(乗客と同伴する場合に限る)。乗車時に現金で支払うことも可能ですが、複数回利用する場合は電子乗車カードホロカード(HOLO Card)を購入すると良いでしょう。

バスの料金表

チケットの種類 価格($) 価格(円)
1回(片道) $3 約450円
1日パス $7.50 約1,125円
1週間パス $30 約4,500円
1か月パス $80 約1万2,000円
ホロカード(HOLO Card) $2 約300円

ホロカードは一部のABCストアやフードランドで購入(2ドル)でき、オンラインでのチャージ後に使用可能となります。乗車する際にホロカードをタップするだけで支払いが完了し、1日3回以上乗車した場合は自動的に1日パスに切り替わるため便利です。

タクシー:ザ・キャブ/The CAB

ハワイのタクシーはメーター制が一般的です。ただし、ダニエル・K・イノウエ国際空港とワイキキ間など空港と主要観光地を結ぶ移動では、定額料金制のタクシー会社を選ぶこともできます。長距離移動には定額料金制の方がお得になる場合が多いため、事前にタクシー料金を確認しておくと良いでしょう。

また、ハワイ最大のタクシー派遣会社The CAB(ザ・キャブ)で予約し乗車した場合の料金は、初乗り(約200m)が3.10ドル、それ以降は約200mごとに0.45ドル(45セント)です。待ち時間も45秒ごとに0.45ドル(45セント)加算されます。距離だけでなく混雑状況によっても料金が変動するため注意しましょう。

ハワイのスーパーの食材料金

ハワイで有名なスーパーマーケットで購入できる食材の料金を調査。日本円の目安も記載しているため、ハワイ旅行でスーパーを訪れる際は参考にしてみましょう。

ニジヤマーケット

ニジヤマーケット
商品 価格($) 価格(円)
弁当 $6.99〜$11.99 約1,048円〜1,798円
カップ麺 $2.69〜$6.49 約403円〜973円
日清カップヌードル $3.49 約523円
豚バラスライス肉/ポンド(約453g) $13.99~ 約2,098円~
卵12個入り $6.49〜$7.69 約973円〜1,153円
モヤシ $2.49 約373円
シメジ $3.49 約523円

公式ウェブサイト:Nijiya Market

ホールフーズ・マーケット

ホールフーズ・マーケット
商品 価格($) 価格(円)
牛乳 $5.60〜 約840円〜
マッシュルーム $4.19~ 約628円~
ミニトマト $3.79~ 約568円~
ブルーベリー $5.69~ 約853円~
パック入りサラダ $12.99~ 約1,948円~
デリのサンドイッチ $8.99〜$12.99 約1,348円〜1,948円

公式ウェブサイト:Whole Foods Market

ハワイと日本の人気チェーン店の料金

日本でも展開している人気チェーン店のメニュー価格を紹介します。日本の販売価格とも比較しているため、ハワイと日本でどの程度差があるか参考にしてみてください。

スターバックス

スターバックス
メニュー(グランデサイズ) 価格($) 価格(円) 日本での販売価格
コーヒー $3.55 約532円 465円
カフェ・アメリカーノ $4.55 約682円 520円
カフェ・ラテ $5.55 約832円 540円
カフェ・モカ $6.05 約907円 585円

公式ウェブサイト:Starbucks

マクドナルド

マクドナルド
メニュー 価格($) 価格(円) 日本での販売価格
ビッグマック単品 $5.79 約868円 480円
ビッグマックミール $9.99 約1,498円 750円
ビッグマックラージミール $10.69 約1,603円 800円
ハンバーガー単品 $2.89 約433円 170円
チキンマックナゲット(4ピース) $2.99 約448円 260円(5ピース)
ポテト(S) $2.89 約433円 190円
ポテト(M) $4.19 約628円 330円
ポテト(L) $4.99 約748円 380円

公式ウェブサイト:McDonald’s

どうとんぼり神座

メニュー 価格($) 価格(円) 日本での販売価格
おいしいラーメン $14.99 約2,248円 約690円~820円

公式ウェブサイト:KAMUKURA

長崎ちゃんぽんリンガーハット

メニュー 価格($) 価格(円) 日本での販売価格
長崎ちゃんぽん $16.50 約2,475円 780円〜800円
長崎皿うどん $16.50 約2,475円 820円〜850円

公式ウェブサイト:Ringer Hut

物価高騰中のハワイで旅行を楽しむには?

現在物価高騰中のハワイですが、過ごし方次第では出費を抑えることができます。ここでは、お得にハワイ旅行を楽しむポイントを3つ紹介します。滞在期間や人数が多くなるほどお得になる場合があるため、複数人でのハワイ旅行を検討している方は特に参考になるでしょう。

バケーションレンタルを利用する

Leonard's Bakery ハワイ・ツーリズム・オーソリティ(HTA)のデータによると、2024年2月時点のホテルの平均宿泊費(1日あたり)は283.79ドルで、2019年の240.92ドルから上昇。また、バケーションレンタル(貸し別荘システム)の平均宿泊費(1日あたり)は263.87ドルとなり、こちらも2019年の234.85ドルから上昇しています。ホテルの宿泊料金は時期によって変動しますが、費用の目安は下記の通りです。

4つ星ホテル宿泊費目安

ホテル 価格($) 価格(円)
シェラトン・ワイキキ $422〜 6万3,300円~
ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾート $315〜 4万7,250円~

3つ星ホテル宿泊費目安

ホテル 価格($) 価格(円)
コートヤード・バイ・マリオット $188〜 2万8,200円~
パークショア・ワイキキ $192〜 2万8,800円~

なお、バケーションレンタルエアビーアンドビー(Airbnb)で予約すると、200ドル以下で泊まれる部屋が数多くあります。さらに、コンドミニアムであればキッチン付きの部屋が選ぶことができエアビーアンドビーであれば、オンラインでの予約も簡単です。ただし、表示されている宿泊料金に清掃料金やサービス料金が追加される場合があるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

交通手段を工夫する

Leonard's Bakery ホノルルでレンタカーを利用する場合、1日100ドル前後が目安となります(※時期によって変動あり)。便利な交通手段ではありますが、ホテルの駐車場料金もかかるため(1泊につき約35ドル〜55ドル)、短期滞在の場合は遠出するのに必要な日数分だけ借りるのが良いでしょう。なお、ワイキキエリア内のアラモアナやカカアコ、ダイヤモンドヘッド、カイムキの辺りまではシェアバイクのビキ (biki)でも移動できます。ビキのレンタル料金は、30分ごとに4.50ドルです。長時間利用する場合は、300分乗り放題で25ドルのプランを選ぶとよりお得になります。

また、ライドシェアの”Uber(ウーバー)”や”Lyft(リフト)”も人気の移動手段のひとつです。時間帯によっては安く利用できるため、インターネット環境がある場所で事前にアプリをダウンロードしておくことをおすすめします。なお、ワイキキとアラモアナ間を走行するワイキキトロリー(ピンクライン)では、JCBカードを見せると乗車料金が無料となるキャンペーンが開催されています(※2025年3月31日まで)。そのため、アラモアナセンターやワイキキ・マーケットを観光する予定がある方は利用すると良いでしょう。

ハッピーアワーを利用する

Leonard's Bakery ハワイのレストランやバーでお得に楽しむなら、お酒やフードが割引になるサービスタイム”ハッピーアワー”の時間帯に訪れましょう。一般的にハッピーアワーは、お店が混雑するピークタイムの前後に実施されています。

ワイキキにはハッピーアワーを実施しているレストランが多数ありますが、高級ステーキハウス”ウルフギャング・ステーキハウス”は特に人気です。人気メニューのステーキスライダーは24ドル、ハンバーガースライダーは14ドル、ワインやカクテルは8ドル、ビールは6ドル、さらにボリューム満点なププ(おつまみ)もお得になるため好評となっています。グループでの飲み会や家族揃っての食事におすすめです。

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