ロサンゼルスの気候(気温・降水量)をご紹介!季節ごとのおすすめの服装も解説

ロサンゼルスの気候(気温・降水量)をご紹介!季節ごとのおすすめの服装も解説

更新日:2025/02/14

ロサンゼルスの気候(気温・降水量)をご紹介

アメリカ・カリフォルニア州南部に位置するロサンゼルスは、一年を通して温暖な気候が特徴的です。冬の日中も比較的暖かく過ごしやすいため、観光地として人気があります。また晴天の日が多く、アクティビティを楽しむのにも最適です。この記事では、ロサンゼルスの気候の特徴や季節に応じた服装やアイテムなど、観光に役立つ情報を紹介します。

ロサンゼルスの天気(気候)の特徴

ロサンゼルスは地中海性気候と砂漠気候の影響を受けているため、一年中天候が穏やかで快適です。夏は日中の気温が30から40度近くまで上がる日もありますが、湿度は低くからっとした暑さが特徴的。日本のような蒸し暑い夏とは異なり、とても過ごしやすいと言えます。
冬の気温は10度前後まで下がりますが、比較的温暖で雪はほとんど降りません。ロサンゼルスの気候は日本のように四季がはっきりしておらず、春と秋は短く季節の移り変わりが緩やかです。

ロサンゼルスの気温

アメリカ南部のカリフォルニア州に位置するロサンゼルスは、非常に穏やかな天候で年間を通して安定しています。冬の最も寒い時期でも平均気温は15〜20度(華氏59〜68度)と、アメリカ北部の州より過ごしやすい気候です。夏の最も暑い時期の平均気温は25〜30度(華氏77〜86度)で、日差しは強いものの日本のような蒸し暑さは感じられません。そのため、直射日光を避ければ暑さが和らぎ涼しく感じられるのが特徴です。また、年間を通して気温の変動が小さく、一度気温が変化すると1〜2週間ほど続く傾向にあります。なお、アメリカでは温度表記に華氏(°F)が使われます。

ロサンゼルスと東京の月別気温

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
LA(℃) 15 16 18 20 22 25 28 28 27 24 19 16
東京(℃) 8 9 12 17 21 24 27 29 26 21 15 11

※ロサンゼルスの気温を摂氏(℃)表記に変換し、比較しています。

ロサンゼルスの日照時間

Leonard's Bakery ロサンゼルスは日本と比べて日照時間が長い都市です。ロサンゼルスは北緯34度に位置しているため太陽高度が高く、1年を通して長時間太陽光を受けています。さらに、地中海気候の乾燥した空気によって雨の日が少ないことも日照時間の長さに関係しています。温暖な気候に恵まれているロサンゼルスでは、観光やアウトドア、日常生活でも快適さを実感できるでしょう。

ロサンゼルスと東京の月別日照時間

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
LA(時間) 224 221 275 305 276 275 364 347 278 255 217 220
東京(時間) 191 170 177 176 180 123 152 177 128 129 147 177

サマータイムとは

サマータイム(Daylight Saving Time)とは、日照時間が長い夏の時期(毎年3月の第2日曜日から11月の第1日曜日)に実施される制度です。サマータイム期間中は、太陽の光を有効活用するために時計を1時間進めます。エネルギー消費の削減や生活の利便性向上を図る目的で取り入れられた制度ですが、観光を楽しむ時間も増えるのがメリットと言えます。

ロサンゼルスの降水量

Leonard's Bakery ロサンゼルスの年間降水量は約474mmと、日本(東京)に比べてかなり少ないです。12月から3月が最も雨の多い雨季にあたり、夏季はほとんど雨が降りません。また、地中海気候の影響によって6月から9月は乾燥した日々が続きます。エルニーニョ現象や地球温暖化などの影響で、降水量が大きく変動することがあるものの基本的に気候は乾燥しています。なお、ロサンゼルスでは雨が少ないことや乾燥した気候が生活にも影響を与え、森林火災リスクの軽減や水資源の管理が重要な課題となっています。

ロサンゼルスと日本の月別降水量

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
LA(mm) 72.1 90.6 42.4 15.7 6.6 2.8 1.1 0.3 3.5 14.8 18.7 53.4
東京 (mm) 52.3 56.1 117.5 124.5 137.8 167.7 153.5 168.2 209.9 197.8 92.5 51.0

ロサンゼルス観光時におすすめの服装・アイテム

Leonard's Bakery ロサンゼルスは年間を通してとても過ごしやすい都市ですが、季節ごとに適した服装やアイテムを持っているとより快適に旅を楽しめるでしょう。ここでは、季節ごとにおすすめの服装やアイテムを詳しく紹介します。

春におすすめの服装・アイテム:ウィンドブレーカー

Leonard's Bakery 春のロサンゼルスは、軽量なウィンドブレーカーを持っていると便利です。近年、3月から4月は肌寒く時折雨が降るため、撥水加工が施されたウィンドブレーカーを選ぶと良いでしょう。
また、軽量タイプなら携帯しやすく必要に応じてすぐに着脱できるため、観光中も荷物にならず快適に過ごせます。昼夜の気温変化にも対応できるため春の観光には欠かせないアイテムです。

夏におすすめの服装・アイテム:帽子

Leonard's Bakery ロサンゼルスの夏は日差しが非常に強く、日中の気温は40度近くまで上がることがあります。そのため、観光中は帽子の着用が必須。帽子選びのポイントは、通気性が良く軽い素材を使用しているかです。さらに、ツバの広い帽子を選ぶことで首元までしっかりと日差しから守ることができ、熱中症や日焼け対策にもなります。特にロサンゼルスは直射日光が強いため、サングラスや日焼け止めも併用するのがおすすめです。

秋におすすめの服装・アイテム:ハイキングブーツ

Leonard's Bakery 秋のロサンゼルスの気候は穏やかで、ハイキングに最適です。ロサンゼルス周辺にはハイキングコースが多く、なかでもアメリカ最大規模の市営公園“グリフィス・パーク(Griffith Park)”が人気。
ハイキングを安全に楽しむには靴選びが重要と言えるでしょう。滑りにくく長時間歩いても疲れにくいハイキングブーツがおすすめです。特に通気性や防水性に優れたタイプなら、天候の変化やトレイルの状態にも柔軟に対応できます。

冬におすすめの服装・アイテム:ダウンジャケット

Leonard's Bakery 冬のロサンゼルスは日本と比べて温かいですが、朝晩は気温が10度前後まで下がることがあります。そのため、特に朝と夜の時間帯の寒さ対策は必須。1日の気温の変化に対応するため、着脱しやすく持ち運びに便利なダウンジャケットがおすすめです。また、降水確率が高い12月から3月に観光する際には、撥水加工が施されたダウンジャケットを選ぶと寒さと雨の両方に対応できます。

ロサンゼルスの天気・気温ならではの楽しみ方

Leonard's Bakery 年間を通して温暖な気候のロサンゼルスは、観光に理想的な都市です。アウトドアアクティビティが盛んで、サマータイムの導入により夏は夜遅くまで明るいため長時間観光ができます。また、雨の日や寒い日でも楽しめる屋内スポットも多く、ロードトリップの拠点としても最適な場所と言えます。ここでは、ロサンゼルスならではの楽しみ方を季節別に紹介します。

アウトドアアクティビティを満喫しやすい

Leonard's Bakery ロサンゼルスの温暖な気候と晴天率の高さは、アウトドアアクティビティを楽しむのに最適です。年間を通して過ごしやすい気温のため、ハイキングやキャンプ、サーフィンなど、さまざまなアクティビティを楽しめます。“ベニスビーチ(Venice Beach)”や“サンタモニカビーチ(Santa Monica Beach)”ではサーフィンやビーチバレーができ、ビーチでリラックスした時間も過ごせます。そのほかには、グリフィス・パークでのハイキングをはじめ屋外コンサートや映画の上映会なども開催されており、季節問わず屋外での時間を満喫できます。

サマータイム期間中は長時間観光できる

Leonard's Bakery サマータイム制度が導入されているロサンゼルスでは、夏の間は冬よりも長い時間観光が楽しめます。サマータイム期間中の3月の第2日曜日から11月の第1日曜日までは昼間の活動時間が延びるため、夏のロサンゼルスではアクティビティの幅が広がりさまざまな体験ができます。時差ボケに気を付けてロサンゼルス観光を目一杯楽しみましょう。

雨の日や寒い日も楽しめるスポットが多い

Leonard's Bakery ロサンゼルスは日本と比べて雨が少なく温暖な気候で知られていますが、雨の日や寒い日でも楽しめるスポットがたくさんあります。なかでもロサンゼルス郡美術館(LACMA)のような屋内施設は、天候に関係なくゆっくりと過ごせる場所です。雨の日は無理して移動しようとせず、ゆっくりとアート鑑賞を楽しむのがおすすめ。また、“ビバリーセンター(Beverly Center)”や“サンタモニカ・プレイス(Santa Monica Place)”などのショッピングモールでショッピングを満喫するのもいいでしょう。

ロードトリップの出発点に最適

Leonard's Bakery ロサンゼルスはロードトリップの出発点としても理想的。広大なカリフォルニアの海岸線を楽しむ“パシフィック・コースト・ハイウェイ(Pacific Coast Highway)”は、人気のあるドライブコースのひとつです。海沿いの絶景を楽しみながら、マリブやサンタバーバラなどの小さなビーチタウンに立ち寄るのも良いでしょう。東へ向かうと、砂漠の景観を楽しめる“パームスプリングス(Palm Springs)”や“ジョシュアツリー(Joshua Tree)、”サルベーションマウンテン(Salvation Mountain)“など日帰りでも満足できる絶景スポットがあります。
また北東へ約4時間運転すると、眠らない街として知られるラスベガスに到着します。時間に余裕がある方は、“ヨセミテ国立公園(Yosemite National Park)”や“グランド・キャニオン(Grand Canyon)”などの自然遺産の観光もおすすめです。そのほかにも、旧国道ルート66を巡ってアリゾナ州やニューメキシコ州に向かう方法もあります。ロードトリップでは、広大な自然やユニークな町を巡り、自由な時間配分で旅を楽しめるのが最大の魅力です。

アメリカ渡航・入国にはESTA(エスタ)が必要です

日本国籍者がビザを取得せずにハワイを含むアメリカへ渡航する際は、ESTA(エスタ)の申請が必要です。ESTA(エスタ)はVWP(ビザ免除プログラム)参加国の市民のみ利用できる制度で、観光または出張目的で90日以内の米国滞在を希望する方が対象となります。また、ESTA(エスタ)は年齢を問わず必要となるため、家族やグループで渡航する際は事前に全員分の申請を済ませましょう。ESTA(エスタ)を統括するDHS(アメリカ国土安全保障省)は、少なくとも出発72時間前までに申請手続きを済ませて「渡航認証許可」を取得するよう推奨しています。

entry ESTA申請はこちら 出発の72時間前までにお願いします