ロサンゼルスの物価は?5泊7日の旅行費用も解説

ロサンゼルスの物価は?5泊7日の旅行費用も解説

更新日:2025/08/19

ロサンゼルスの物価は?5泊7日の旅行費用も解説

アメリカの人気観光都市、ロサンゼルス。世界中から訪れる人が後を絶たない都市ですが、物価は日本より全体的に高めです。外食や日用品、宿泊費も割高で、旅行中思わぬ出費に驚かされることもあります。この記事では、現地の物価事情や料金相場を詳しく紹介し、費用を抑えて楽しむ方法も併せて解説します。

ロサンゼルスの物価は日本より高い?

ロサンゼルスの物価は全体的に日本より高く、日用品や食料品の価格は1.5倍ほどになることもあります。例えば、卵や牛乳などの基本的な食品も日本より割高です。家賃も高騰しており、ルームシェアをした場合でも月に10万円以上かかる場合が多いです。
また、ハリウッドやサンタモニカなどの主要観光地では、飲食店やサービスの料金がさらに上がる傾向があります。現地での出費を抑えるためには、必要なものを日本から持参したりスーパーやファストフードを上手に活用したりするのがおすすめです。事前に予算を決め、上手に計画を立てましょう。

ロサンゼルスの各種料金の物価

Leonard's Bakery ロサンゼルスは全米でも物価が高い都市のひとつで、特に宿泊費や外食費が高額になりやすいです。ここでは、ロサンゼルスの公共交通機関、ホテル・宿泊施設、レストランの物価について詳しく紹介します。訪れる際の予算計画の参考にしてください。

公共交通機関の料金

Leonard's Bakery ロサンゼルスの移動手段はバスと地下鉄(Metro)が中心で、運賃は1回1.75ドルです。ICカード(TAPカード)を使えば2時間以内の乗り換えは無料、1日5ドル、7日間18ドルで乗り放題となります。ただし、日本(東京)ほど路線が多くないため、移動に時間がかかる場合もあります。
タクシーの初乗りは3.10ドルで、1マイル毎に2.97ドルチャージされます。チップも必要となるため、総額の約15%を予算に組み込んでおきましょう。短距離の移動では、“Uber(ウーバー)”や“Lyft(リフト)”などのライドシェアを利用すると割安になる場合もあります。レンタカーはコンパクトカーで1日30ドル、中型SUVで70ドルが目安です。ガソリン代は現在1ガロン4.5〜5ドルを推移しており、駐車料金も1泊20~50ドルかかるためコストを考慮して選びましょう。

交通手段 料金
バス/地下鉄 1回$1.75 ※2時間以内の乗り換えは無料
タクシー 初乗り$3.10 ※チップとして総額の15%が必要
レンタカー $30〜$70 ※保険料は別途必要

ホテル・宿泊施設の料金

Leonard's Bakery ロサンゼルスの宿泊費は、ホテルの立地やランクによって大きく異なります。高級ホテル(5つ星)で1泊470ドル以上、中級クラス(3~4つ星)で130~470ドル、エコノミーホテル(1~2つ星)で70~130ドルが相場です。
ハリウッドやサンタモニカ、ビバリーヒルズ周辺などの人気観光地は宿泊費が高めになります。郊外のホテルはコストを抑えられますが、治安や移動距離が気になるエリアもあるので注意が必要です。旅の目的や滞在スタイルに合わせて検討し、エリアを選びましょう。安全面と移動のしやすさを考えて、納得のいく滞在先を選んでください。

レストランの料金

Leonard's Bakery ロサンゼルスの外食費は日本よりも全体的に高めです。ファストフード店であっても、1食あたりの目安は8〜12ドル。例えば、“マクドナルド(McDonald’s)”のビッグマックセットは12.79ドルと日本の2倍以上になります。カジュアルなレストランでの食事は15〜25ドル、高級レストランでは50ドル以上が一般的です。さらに、消費税とチップ(15〜20%)がかかるため、実際の支払い料金はメニュー価格の約1.3倍と見ておくと安心です。アメリカでは一品のボリュームがとても多いため、シェアして食べるのもおすすめです。

人気チェーン店の料金

Leonard's Bakery ロサンゼルスのチェーン店の価格は、日本と比べてやや高めと言えます。例えば、“マクドナルド(McDonald’s)”のビッグマックセットは12.97ドル。ハンバーガー単品は5ドル前後ですが、セットにすると10ドルを超えることがほとんどです。ただし、チェーン店はさまざまなセットメニューがあるため、単品で注文するよりもセットで注文した方がお得になる場合もあります。“デニーズ(Dennys)”では朝食メニューが10ドル前後、ランチやディナーは10〜20ドル台が中心ですがボリューム満点なのでコスパは悪くないでしょう。
“スターバックスコーヒー(Starbucks Coffee)”のカフェラテ(トールサイズ)は4.75ドル。日本とほぼ変わらない価格なので、ほっと一息つきたいときに気軽に立ち寄れます。ローカルで人気の“イン・アンド・アウト・バーガー(IN-N-OUT BURGER)”は、チーズバーガーが4.19ドル、ポテトとドリンク付きのセットでも9.29ドルと、アメリカの中ではお手頃価格です。評判が良い有名チェーン店なので、ぜひ試してみましょう。

店名 料金
マクドナルド/McDonald’s $2~$15
デニーズ/Dennys $10~$20
イン・アンド・アウト・バーガー/IN-N-OUT BURGER $4~$12

ロサンゼルス旅行に必要な費用は?

Leonard's Bakery ロサンゼルス旅行にかかる費用は、時期や宿泊先、食事スタイル、観光プランによって大きく変わってきます。
航空券の往復料金や宿泊費、食費、交通費はもちろん、観光名所の入場料や現地ツアーの参加費なども加わると予想以上に出費がかさむことも。コスパを重視するなら、リーズナブルなホテルへの宿泊や公共交通機関の利用を検討しましょう。ラグジュアリーなホテルや話題のレストランを楽しみたい場合は、少し多めに予算を見積もっておくと安心です。

ロサンゼルス旅行3泊5日の費用相場

Leonard's Bakery ロサンゼルス3泊5日の旅行費用は、1人あたり2,000ドルが目安です。航空券は往復で約1,100ドルですが、LCCを利用するなら700〜900ドルに抑えることも可能。ホテルは1泊100ドル程度の宿で3泊すれば約300ドルです。食費は1日100ドルとして約400ドル。市内移動はメトロの7日間パス(18ドル)を購入すると、期間内は乗り放題なのでお得です。通信はモバイルWi-Fiや現地SIMを日本で用意しておけば、5日間で約8ドルほどになります。お土産代は30ドル、観光費は入場料など含め約100ドルを想定。クレジットカードに旅行保険が付帯していない場合、渡航前に1日500円ほどのプランへの加入がおすすめです。宿や食事を工夫することで、予算を抑えながら満足度の高い旅が楽しめます。

目的 料金
航空券(往復) $1,100~
交通費 $18
ホテル代・宿泊費 $300~
食費 $400~
お土産費用 $30~
Wi-Fi・通信費用 $8~
観光・アクティビティ費用 $100~

ロサンゼルス旅行5泊7日の費用相場

Leonard's Bakery ロサンゼルス5泊7日の旅行費用は、1人あたり2,500ドルが目安です。航空券は往復で約1,100ドル、ホテルは1泊100ドルの宿で5泊し約500ドル、食費は1日100ドルを6日で600ドル。交通費は、バスと地下鉄で利用できる7日間乗り放題パスが18ドルと便利です。Wi-Fiは現地で約20ドルですが、日本で契約しておけばより安く済む場合もあります。お土産代は30ドル、海外旅行保険は約3,500円。ディズニーランドなどのテーマパークやツアー参加には1日100ドル以上かかる場合もあります。美術館の無料開放日や割引を活用すれば、旅の質を保ちながら費用を抑えることが可能です。

目的 料金
航空券(往復) $1,100~
交通費 $18〜
ホテル代・宿泊費 $500~
食費 $600~
お土産費用 $30~
Wi-Fi・通信費用 $8~
観光・アクティビティ費用 $100~

ロサンゼルス旅行の費用を抑えて楽しむ方法

Leonard's Bakery ロサンゼルスは物価が高いことで知られていますが、ちょっとした工夫で旅のコストを抑えることができます。なかでも、旅行中に気になるのが食費と娯楽費ではないでしょうか。ここでは、食事や観光をお得に楽しむためのヒントをご紹介します。

1.レストランでの食事回数を減らす

Leonard's Bakery 食費を節約する一番シンプルな方法は、レストランでの食事回数を減らすことです。アメリカではレストランで食事をするとチップの支払いがマナーとなっているため、予想以上に会計がかさむ場合があります。そんな時は、現地のスーパーを上手に活用しましょう。フルーツやパン、サラダなどを調達すれば、手軽に1食分をまかなうことができます。なお、ファストフード店やテイクアウトの利用ではチップを省略することも可能です(※ただし、少額でも渡すのが好ましいとされています)。

2.B級グルメを狙う

Leonard's Bakery 高級レストランも魅力的ですが、安くて美味しい“B級グルメ”を楽しむのも旅費を抑える賢い方法のひとつです。
ロサンゼルスは多国籍の人々が暮らす都市だけあって、世界中の料理やストリートフードが集まるグルメの宝庫としても知られています。
例えば、街中でよく見かけるタコストラック(移動式屋台)やフードスタンドでは、本場のタコスが1個2〜3ドルで味わえます。タコスはロサンゼルスのソウルフードとも言える存在。日本ではあまり見かけないので、旅行中にぜひ一度はトライしてください。

3.ビブグルマン掲載店などを狙う

近年ロサンゼルスでは、ミシュランの「ビブグルマン(※価格以上の満足が得られるおすすめ店)」に選ばれるレストランが増え、計48店舗も掲載されています。ビブグルマン掲載のお店では比較的リーズナブルに一流の味を楽しめるので、グルメ志向だけど節約したい旅行者にはぴったりです。旅行前に評価の高いお店や人気のフードトラックをリストアップしておくと、現地での食事がより充実するでしょう。地元の人たちに愛される“安うまグルメ”を積極的に楽しむことが、出費を抑えながら旅の満足度を上げるポイントです。

4.訪問予定先の近くに宿をとる

ロサンゼルスは広範囲に観光スポットが点在しているため、移動にはどうしても時間とお金がかかります。効率よく旅を楽しむには、訪れる予定のエリアに近い場所に宿を取るのがポイントです。例えば、“ディズニーランド・リゾート(Disneyland Resort)”に行くならアナハイム、野球観戦を楽しむなら“ドジャー・スタジアム(Dodger Stadium)”近くのエコパーク周辺がおすすめ。郊外の宿は料金が手頃で魅力的に見えますが、移動時間や交通費を考慮するとかえって割高になることも。旅の目的や移動ルートを考えながら、アクセスの良さを優先するのが快適な滞在への近道です。

5.無料の観光地を周る

Leonard's Bakery ロサンゼルスには入場無料で楽しめる観光スポットが多数あります。ハリウッドの”ウォーク・オブ・フェーム(Hollywood Walk of Fame)”では有名人の星形プレートを散歩感覚で見学可能。そのほかにも”グリフィス天文台(Griffith Observatory)”は、ロサンゼルスの街並みや“ハリウッドサイン(Hollywood Sign)”を一望できる夜景スポットでハイキングスポットとしても人気です。”サンタモニカビーチ(Santa Monica Beach)”や”ベニスビーチ(Venice Beach)”では、海沿いの散策やストリートパフォーマンスを楽しめます。また”ザ・ブロード(The Broad)”や”ゲティ・センター(Getty Center)”などの美術館は無料で訪問できるため、アート好きの方におすすめです。

アメリカ渡航・入国にはESTA(エスタ)が必要です

日本国籍者がビザを取得せずにハワイを含むアメリカへ渡航する際は、ESTA(エスタ)の申請が必要です。ESTA(エスタ)はVWP(ビザ免除プログラム)参加国の市民のみ利用できる制度で、観光または出張目的で90日以内の米国滞在を希望する方が対象となります。また、ESTA(エスタ)は年齢を問わず必要となるため、家族やグループで渡航する際は事前に全員分の申請を済ませましょう。ESTA(エスタ)を統括するDHS(アメリカ国土安全保障省)は、少なくとも出発72時間前までに申請手続きを済ませて「渡航認証許可」を取得するよう推奨しています。

entry ESTA申請はこちら 出発の72時間前までにお願いします