ハワイの免税店を徹底解説 どんなものが買える?店舗情報も紹介

ハワイの免税店を徹底解説 どんなものが買える?店舗情報も紹介

更新日:2024/10/09

ハワイの免税店を徹底解説 どんなものが買える?店舗情報も紹介

海外旅行者の特権である免税品の買い物は旅の醍醐味のひとつです。ハワイはアメリカ国内で初めて免税店をオープンして以来、旅行者にとってアイコニックなショッピングスポットとして存在してきました。ハワイの免税店では、限定のお土産品はもちろん、有名ブランドのアパレル商品や雑貨に至るまで、消費税なしでさまざまな商品を購入できます。この記事では、ハワイの免税店3か所の特徴と購入できるブランドアイテムなどを紹介します。

免税店とは?

免税店とは、旅行者(非居住者)に対して商品にかかる税金を免除して販売するお店や、出国時や帰国時に関税などの税金が免除される商品を販売するお店のことです。免税店には、“Duty Free Shop(ドゥーティーフリーショップ)”と“Tax Free Shop(タックスフリーショップ)”の2種類あります。それぞれ、免税される商品や利用条件が異なるので注意しましょう。

Duty Free Shop(ドゥーティーフリーショップ)

Duty Free Shopとは、日本(自国)を出国する人が利用できる免税店です。国際空港の出国エリアにあり、消費税だけでなくたばこ税や酒税なども免除されるのが特徴です。なお市街地の店舗で購入した場合は、空港で免税品を受け取り出国するまでは開封できません。

Tax Free Shop(タックスフリーショップ)

Tax Free Shopは、旅行者(非居住者)が利用できる免税店です。間接税(消費税、付加価値税など)のみが免除され、日本では関税(輸送費など)がかかり高くなってしまうアメリカのブランド品も、現地価格で購入できます。ただし、合計金額の上限など制限もあるため事前に調べておきましょう。

免税対象の商品一覧

免税店では、原則国外へ持ち出せるすべての商品(金および白金を除く)が可能となっています。免税対象商品は大きく分けて、消耗品と一般物品の2種類です。

消耗品 一般物品
飲料類、薬品類、食品類、化粧品 など 洋服、バッグ、靴、アクセサリー、家電製品 など

なお、サービス料や修理代など国外へ持ち出せないもの(形がないもの)や、対象外の購入者(非居住者)が事業用または販売用に買った場合は免税対象外です。また食品の中でも、肉類や果物類などは国外への持ち出しが禁止されているため、免税品として購入できません。

ハワイの人気免税店「DFS ワイキキ」の見どころ

Leonard's Bakery ハワイの免税店と言えば、ワイキキ中心地に位置する“DFS ワイキキ”が有名です。新型コロナウイルスの影響で2020年3月から一時的に閉店していましたが、長い休業期間を経て2023年7月15日に先行オープン。リニューアルに伴い、以前の”Tギャラリア ハワイ by DFS”から改称し、2023年9月14日にグランドオープンしました。また、カラカウア通り側の正面入口に加えてロイヤルハワイアン通り側にも入口が設置され、アクセスもしやすくなっています。そのほかにも見どころが満載なので、訪れる前にチェックしておくとより楽しめるでしょう。

免税される商品が豊富

アメリカやヨーロッパの人気ハイブランドから、ハワイのローカルブランドまで揃っているのが特徴です。また、これらのブランド品は旅行者だけでなく現地の方も免税価格で購入可能で、その場で商品を受け取ることができます(酒類とたばこは除く)。パスポートや出国用の搭乗券を提示する必要もないため、誰でも気軽に利用できるのが魅力です。

ハワイの自然を感じる内装

ハワイの自然からインスピレーションを得た内装も見どころのひとつです。ハイビスカスやプルメリアなどのインテリアが飾られ、床は青のグラデーションで美しく彩られています。そのほかにも、ハワイ語の挨拶“ALOHA(こんにちは)”や“E komo mai(ようこそ)”の文字が飾られたフォトスポットがあるため、至るところでハワイの雰囲気を感じられるでしょう。さらに、70本以上もの中古サーフボードが装飾として置かれています。これらのサーフボードは、サステナビリティの取り組みとして地元のNPO団体と協力し、アップサイクル(創造的再利用)されたものです。

カイムキで人気のカフェ

Leonard's Bakery “DFS ワイキキ”内には、カイムキで人気のコーヒーショップ“ビーン・アバウト・タウン(Bean About Town)”の2号店があります。ハンドドリップした100%コナコーヒーをはじめ、自家焙煎の豆を使用したコーヒーやラテ、カプチーノが評判です。また充実したフードメニューには、サンドイッチやアサイーボウルなどの軽食はもちろん、モチワッフルやバナナブレッド、カヌレ、ブラウニーといったスイーツが楽しめます。店内にはイートインスペースがあるため、ショッピングの休憩に立ち寄ってみましょう。なお、コーヒー豆をお土産に購入することもできます。

ビーン・アバウト・タウン/Bean About Townの店舗情報
所在地:330 Royal Hawaiian Avenue, Honolulu, HI 96815
営業時間:午前8時~午後8時(月~日曜日)
定休日:なし
公式ウェブサイト:Bean About Town

DFS ワイキキで購入できるブランド

DFS ワイキキで取り扱っているブランドは100以上。リニューアル前は1階と2階が非免税商品、3階が免税商品の売り場でしたが、現在の販売エリアは1階のみです(※2階は2024年にオープン予定ですが、2024年5月で詳細な発表はありません)。ここでは、DFS ワイキキ内の人気ブランドを紹介します。

トリーバーチ/Tory Burch

Leonard's Bakery アメリカ・ニューヨーク発のライフスタイルブランド“トリーバーチ(Tory Burch)”。「手の届くラグジュアリー」をテーマに掲げ、2つの“T”を上下に合わせたシンプルな色使いと大胆なロゴデザインが有名です。機能性に優れ普段使いしやすい商品が揃っているため、幅広い年齢層の女性から支持されています。数ある商品の中でも、比較的購入しやすい価格帯のトートバッグやフラットシューズ、財布は20代の方に人気です。また、高価格帯の商品は40~60代の方からも支持されており、親子で店舗を訪れてもショッピングを楽しめるでしょう。

ポロ・ラルフローレン/Polo Ralph Lauren

Leonard's Bakery クラシックなアメリカンスタイルが魅力のファッションブランド“ポロ・ラルフローレン(Polo Ralph Lauren)”。ブランドを代表するポニーロゴを刺繍したポロシャツや、“ポロベア”と呼ばれるテディベアをモチーフにしたファッションアイテムは、長年にわたり人気を誇る商品です。そのほかにもカジュアルウェアを中心に、帽子や小物も取り揃えています。また、ウィメンズ・メンズアイテムに加えてキッズ商品も展開しているため、カップルやファミリーでのショッピングにもおすすめです。

コーチ/Coach

Leonard's Bakery 1941年にニューヨークで誕生したファッションブランド“コーチ(Coach)”は、80年以上にわたり世界中で親しまれています。頭文字である“C”のモノグラム柄がデザインされた商品は、ブランドを代表する人気アイテム。また、「アクセシブル・ラグジュアリー(手の届く高級品)」と「モダンラグジュアリー(優れた職人技)」をテーマに掲げ、上質なアイテムを比較的安価な価格帯で購入できるのも魅力と言えるでしょう。なおコーチでは毎月新作が登場し、オリジナルアイテムやコラボ商品も展開されています。

マイケル・コース/Michael Kors

Leonard's Bakery 1981年にアメリカ・ニューヨークで誕生した“マイケル・コース(Michael Kors)”は、ファッションデザイナーのマイケル・コースが自身の名で設立したライフスタイルブランドです。ラグジュアリーな「Jet Set Life」をコンセプトに、ニューヨークの街をイメージしたワンランク上のファッションアイテムを幅広く展開しています。シンプルなデザインの商品が多く、ビジネスからカジュアルまで幅広いシーンで使用可能です。ウィメンズとメンズのバッグや財布、時計、アクセサリーなどの商品が展開されており、自分へのご褒美やプレゼントにも最適です。

マーク・ジェイコブス/Marc Jacobs

Leonard's Bakery 1986年にアメリカで誕生したファッションブランド“マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)”。スタイリッシュかつ遊び心のあるデザインは、20代~30代を中心に幅広い年齢層の人々から支持されています。ブランド創設者のデザイナー“マーク・ジェイコブス”は、1997年に高級ブランド“ルイ・ヴィトン”の服飾部門デザイナーに抜擢され、のちに日本人アーティスト“村上隆”や“草間彌生”とコラボレーション。海外に「kawaii(カワイイ)」という言葉が広まるきっかけを作った人物としても有名です。ファッションアイテムだけでなくフレグランスも展開されているため、ブランド品のギフトやお土産をお探しの方は立ち寄ってみましょう。

DFS ワイキキの店舗情報

Leonard's Bakery カラカウア通り沿いに位置する“DFS ワイキキ”は、連日多くの観光客や地元住民で賑わうワイキキのランドマーク的存在です。有名ブランドのアパレル商品や雑貨をはじめ、お酒、タバコ、コスメに至るまで商品が豊富に揃っています。またDFS ワイキキでは免税品はもちろん、日本未発売のレアな商品も購入できるため見逃せません。観光に便利なワイキキ周辺のホテルからは徒歩圏内でアクセスも良く、夜10時まで営業しているためディナー後にゆっくりとショッピングを楽しむのも良いでしょう。

店舗名 DFS ワイキキ(旧 Tギャラリア ハワイ by DFS)
所在地 330 Royal Hawaiian Avenue, Honolulu, HI 96815
営業時間 午前10時~午後10時(月~日曜日)
定休日 なし
公式ウェブサイト DFS WAIKIKI

ワイキキの免税店で購入できるローカルブランド

Leonard's Bakery DFS ワイキキには、グローバル展開のハイブランドだけでなく45以上ものローカルブランドが揃っています。ハワイならではの商品を購入できるため、お土産選びにおすすめです。店舗は、ビッグアイランド・キャンディーズ(Big Island Candies)やホノルル・クッキー・カンパニー(Honolulu Cookie Company)のクッキー、ハワイ限定スヌーピーのチョコレートなどのお菓子をはじめ、ホノルル・コーヒー・カンパニー(HONOLULU COFFEE COMPANY)やライオンコーヒー(LION COFFEE)、DFSハワイ限定ブランド“ハワイ・コレクション(Hawaii Collection)”のコーヒーなどさまざま。そのほかにも、ジュールズ+ジェム・ハワイ(Jules + Gem Hawaii)などのコスメは、女性へのお土産やギフトにぴったりです。

ワイキキ以外のDFSストア

ハワイ州には、“DFS ワイキキ”以外にも2か所のDFSストアがあります。ここでは、ダニエル・K・イノウエ国際空港店とカフルイ空港店について紹介します。

ダニエル・K・イノウエ国際空港店

Leonard's Bakery オアフ島には“DFS ワイキキ”以外にも、“ダニエル・K・イノウエ国際空港”内にDFSストアがあります。保安検査場を通過後の搭乗エリアに複数の免税店が並んでおり、洋服や雑貨、コスメ、酒類やタバコなどが購入可能です。なかでも“DFS From Hawaii with Love”では、クッキーやチョコレートなどのお菓子やハワイ産のコーヒーも販売されているため、ハワイ滞在中にお土産を買い忘れた場合も安心。出発時間に余裕を持って搭乗エリアへ移動し、ゆっくりと買い物を楽しみましょう。

所在地:Daniel K. Inouye International Airport, 300 Rodgers Boulevard, Honolulu, Hawaii 96819
営業時間:午前5時~午後10時30分(月~日曜日)
定休日:なし
公式ウェブサイト:DFS.Hawaii Daniel K. Inouye International Airport

カフルイ空港店

Leonard's Bakery DFSストアは、オアフ島の2店舗以外にもマウイ島の“カフルイ空港”内に1店舗あります。“DFS From Hawaii with Love”はハワイ産のアイテムが充実しているため、お土産選びに困ることはないでしょう。ハワイ島発の人気ブランド“ビッグアイランド・キャンディーズ(Big Island Candies)”のクッキーをはじめ、グローバル・ブランド“ハワイ・コレクション(Hawaii Collection)”のチョコレート、コーヒーなどが販売されています。また、お菓子や食品以外にもマグネットやキーチェーンなどの雑貨も購入できるので、ハワイ出国前のお土産探しにおすすめです。

所在地:Kahului Airport, 1 Kahului Airport Road, Terminal Box 14, Kahului, Hawaii 96732-2395
営業時間:午前7時~午後10時(月~日曜日)
定休日:なし
公式ウェブサイト:DFS.Hawaii Kahului Airport
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