ハワイ島のホテルおすすめ15選！定番から安いホテルまでご紹介！

ハワイ島のホテルおすすめ15選！定番から安いホテルまでご紹介！

更新日:2025/07/22

世界遺産のハワイ国立公園や世界最大の活火山”マウナケア”を有する、ハワイ諸島で最も大きい島“ハワイ島(通称：ビッグアイランド)”。この記事では、観光地である西側のコナと東側のヒロ、それぞれのエリアでおすすめのホテルを紹介します。定番のリゾートや最新のホテル、快適なコンドミニアムホテルまで15か所を厳選。ロケーションや設備、料金などを比較し、滞在スタイルに合わせて最適な宿泊先を選びましょう。

ハワイ島の人気・定番ホテル5選

ハワイ島で最も人気のリゾートエリアといえば、ワイコロアを含む西海岸のコハラコースト周辺です。施設やアクティビティプログラムが充実した大型リゾートホテルが集まり、旅行者で賑わっています。コハラコースト周辺で定番のおすすめ5か所はこちらです。

1.ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ/Hilton Waikoloa Village

コナ国際空港から車で約30分の場所に位置する、” ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ”(Hilton Waikoloa Village)”。アミューズメントパークのような巨大なリゾートとして有名です。オーシャンフロントの62エーカー(約25万平方メートル)という広大な敷地面積に647の客室があり、リゾート内はキャナルボートやトラムに乗って移動可能です。
ホテルは低層建築で2つのタワーに分かれており、リゾートの中央に位置したアクセス便利な”パレスタワー”と、アップグレードしたアメニティや専用チェックインを備えた”マカイ(旧ラグーン・タワー)”から選ぶことができます。スライダーやジャクジーのある3つのプール、12のレストランとラウンジバー、スパやフィットネスセンター、27ホールのチャンピオンシップゴルフコース、8面のスタジアム型テニスコートなどの施設を完備。海水ラグーンでシュノーケリングやパドルボードを楽しんだり、イルカと触れ合えるプログラムなどアクティビティも充実しています。日本語サービスデスクがあるので安心です。

2.フェアモント・オーキッド・ハワイ/Fairmont Orchid Hawaii

世界的に評価の高いラグジュアリーホテルコレクション、”フェアモント(Fairmont)”。世界各地に80以上のホテルを展開し、ハワイにはハワイ島とマウイ島にあります。ハワイ島の”フェアモント・オーキット・ハワイ(Fairmont Orchid Hawaii)”は、コナ国際空港から車で30分ほどのコハラコーストにあり、白い砂浜のプライベートビーチを持つ人気のリゾートです。2024年に改装を終え、客室やロビー、イベントスペースが一新されました。ハワイの自然に囲まれ、海とガーデンを眺めながら上質なホテルステイを満喫できるでしょう。
2025年7月には日本に初進出しました。欧州最大手のホスピタリティグループであるアコーと野村不動産株式会社のパートナーシップにより、芝浦・浜松町エリアに”フェアモント東京(Fairmont Tokyo)”をオープンしています。

3.ワイコロア・ビーチ・マリオット・リゾート＆スパ/Waikoloa Beach Marriott Resort & Spa

ハワイ島で定番のリゾートエリア、”ワイコロア・ビーチ・リゾート(Waikoloa Beach Resort)”には、ホテルやバケーションレンタル、コンドミニアムなど滞在スタイルに合わせて選べる宿泊施設があります。ホテルは2つに分かれ、”ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ(Hilton Waikoloa Village)”ともう1つがこの”ワイコロア・ビーチ・マリオット・リゾート＆スパ(Waikoloa Beach Marriott Resort & Spa)”です。
コハラコーストの海を望む美しいロケーションで、プールからゴルフ、地元の食材を使用したグルメ、カヤックやスタンドアップパドルボード、シュノーケリングなどのオーシャンアクティビティまで思い思いに楽しめます。ホテル周辺にはショッピングセンターの”クイーンズマーケットプレイス(Queens’ Marketplace)”と”キングスショップス(King’s Shops)”もあるので、便利で快適な時間を過ごせるでしょう。

4.ウェスティン・ハプナ・ビーチ・リゾート/The Westin Hapuna Beach Resort

“ウェスティン・ハプナ・ビーチ・リゾート(The Westin Hapuna Beach Resort)”は、カイルア・コナから車で約50分のハワイ島最北端に位置するリゾート。ホテルの目の前に広がるハプナビーチは、アメリカのビーチ専門家ドクター・スティーブン・レザーマンが毎年発表する全米の美しいビーチで第1位に選ばれたこともあります。ほぼすべての客室からビーチを見ることができるのが魅力。ゲストルームのラナイ(ベランダ)に備え付けられた椅子に座り、海を眺めながらゆっくりと過ごす時間は格別でしょう。
”ウェスティン ハプナ ビーチ リゾート(The Westin Hapuna Beach Resort)”は、日本の“西武プリンスホテルズ＆リゾーツ(Seibu Prince Hotels & Resorts)”が運営しており、プールやゴルフ場などの設備のほか、日本語ゲストサービス対応、独自に開発したヘブンリーベッド導入、全室温水洗浄便座付きトイレなど快適さも評判です。

5.アウトリガー・コナ・リゾート＆スパ/Outrigger Kona Resort & Spa

ハワイ島コナコーストのケアウホウ地区で溶岩台地の崖の上に立つリゾートホテル、“アウトリガー・コナ・リゾート＆スパ(Outrigger Kona Resort & Spa)”。目の前には海が広がり、マンタ(オニイトマキエイ)と一緒に泳ぐナイトシュノーケルツアーが催行される世界的に希少なエリアとなっています。ウォータースライダーや子供用のサンドビーチプールを含む屋外プールエリアや、夜空の下で行われる伝統的なルアウショー”フィースト＆ファイア”、ウェディングチャペル、スパなど施設やプログラムが充実しているのが特徴です。
カメハメハ3世の出生地といわれるケアウホウ湾をテーマとしたゲストルームはハワイ島出身のデザイナー、シグ・ゼーン氏が手掛けており、内装はハワイらしいデザインやアートが散りばめられています。主要観光地のカイルア・コナの街に程近くアクセスも便利です。

ハワイ島の高級ホテルおすすめ4選

ハワイ島には高級リゾートが多数点在しており、ゴージャスなホテル内で静かにゆったりと過ごしたい方におすすめです。自然を活かした素敵な施設とアロハスピリット溢れるサービスで、ハワイ島ならではの癒やしの時間を過ごしましょう。おすすめの5つ星ホテル4か所はこちらです。

1.フォーシーズンズ・リゾート・フアラライ/Four Seasons Resort Hualalai

カナダに本社を構え世界中に展開するラグジュアリーホテルチェーンの代表的ブランド、”フォーシーズンズ・リゾート(Four Seasons Resort)”。ハワイ島カイルア・コナの”フアラライ(Hualalai)”は、真っ黒な溶岩と白砂のビーチ、青い海に囲まれたロケーションにあります。ハワイの豊かな自然と文化が織りなす極上の施設と一流のホスピタリティで唯一無二の時間が過ごせるでしょう。
地元食材を使用して一流シェフが腕を振るう多彩なレストランやバーでの食事、プライベートカタマランでのクルーズ、ハワイ島の大自然を巡るヘリコプターツアーなどハワイの魅力に触れられるスペシャルな体験が目白押しです。2024年にゲストルームとスイート、バンガローなどのリノベーションを経てさらにアップグレードしています。

2.マウナラニ・オーベルジュ・リゾート・コレクション/Mauna Lani Auberge Resorts Collection

コハラコースト沿いで1983年から愛されている5つ星ホテルです。2020年に総工費1億ドル超をかけた大改装を終え、”マウナラニ・オーベルジュ・リゾート・コレクション(Mauna Lani Auberge Resorts Collection)”としてリニューアルオープンしました。20世紀半ばのビーチクラブを彷彿とさせる内装は開放的で落ち着いた雰囲気が特徴で、喧騒から離れ静かな時間を過ごしたい方におすすめです。
”マウナラニ”は「天国に届く丘」という意味で、ホテルは古代ハワイアンの王族が大切にしていた神聖な場所に建っています。パワースポットとしても知られるこの地で、王族が食べるために養殖したフィッシュポンドや祭壇、ペトログリフなどがあるホテル周辺のトレイルを歩きながら歴史を探索してみるのも良いでしょう。

3.コナ・ビレッジ・ローズウッド・リゾート/Kona Village, A Rosewood Resort

2023年にオープンした”コナ・ビレッジ・ローズウッド・リゾート(Kona Village, A Rosewood Resort)”は、スタイリッシュで大人の隠れ家のような雰囲気のホテル。スパでのマッサージやフェイシャルトリートメントなど、ワンランク上のウェルネス体験ができます。1960年代から2011年まであった”コナ・ビレッジ・リゾート(Kona Village Resort)”からインスピレーションを受けて再生したという設計は、歴史、文化、自然が表現され、伝統を重んじながらも洗練された魅力が溢れています。
例えば、コナ・ビレッジ・リゾートでアイコニックだった茅葺き屋根が新たにリサイクル素材で再現され、窓の外の美しい景色に目が引かれるように室内を落ち着いた色味にデザインするなど、細部にわたってリゾートの美学を表現。リゾートで使用する食材の大部分はハワイ島から供給されたもので、自我養蜂場を持つなど食の面でもサステナビリティを考慮しています。ハワイの歴史に触れ、滞在中に最新のインスピレーションを発見するならこのリゾートがおすすめです。

4.マウナケア・ビーチ・ホテル/Mauna Kea Beach Hotel

アメリカの名門一族のローレンス・ロックフェラー氏によって開発された”マウナケア・ビーチ・ホテル(Mauna Kea Beach Hotel)”は、ハワイ島で最も古い歴史を持つリゾートのひとつです。1965年の創業以来、最高のロケーションで世界中の旅行者を迎えた老舗ホテルとして、ハワイ島屈指のラグジュアリーリゾートになっています。落ち着いた雰囲気の内装と広いラナイ(ベランダ)、深いバスタブのある客室でゆったりと過ごすことができるでしょう。
なお、”ザ・ウェスティン・ハプナ・ビーチ・リゾート(The Westin Hapuna Beach Resort)”とは姉妹ホテルのため、シャトルで行き来して両方の施設を利用できます。コナ国際空港から車で約40分弱、ワイコロアを過ぎてさらに北上した場所にあります。白砂が美しいカウナオア湾を望むオーシャンフロントで静かな大人のリラクゼーションを堪能するならこのホテルがおすすめ。2025年に終了予定の大規模な改装でさらなる進化が期待されます。

ハワイ島の料金が安いホテルおすすめ3選

宿泊先はコスパの良さで選びたいという方におすすめのホテルは、こちらの3か所。旅行の目的やスタイルに合わせて選びましょう。

1. パニオロ・グリーンズ・リゾート/Paniolo Greens Resort

ハプナビーチから車で約15分の場所にあり、ゴルフ場に隣接したヴィラ“パニオロ・グリーンズ・リゾート(Paniolo Greens Resort)。フルキッチン、洗濯・乾燥機を完備した1ベッドルームまたは2ベッドルームのゆったりとしたスペースになっており、静かにのんびりと過ごせます。プール、子供用プール、ジャクジー、ガス式バーベキューステーション、フィットネスセンター、テニスコート、パッティンググリーンなどの施設が充実しているため、ファミリーにもおすすめ。
ホテルのすぐ隣に位置する”ザ・ビレッジ・コース・アット・ワイコロア(The Village Course at Waikoloa)”は、ロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニアがデザインしたゴルフ場で、雑誌”ゴルフワールド”で読者が選ぶトップ30のリゾートに選ばれた実績もある人気のコースです。ゴルフ三昧するための滞在先としても良いでしょう。

2.パシフィック 19 コナ/PACIFIC 19 Kona

カイルア・コナの街の中心地で2023年に誕生したブティックホテル。旧コナ・シーサイド・ホテルが全面改装し、新たな構想を基に”パシフィック 19 コナ(PACIFIC 19 Kona)”として生まれ変わりました。”パシフィック(太平洋/平和的な)”をテーマとしたアーバンアイランドスタイルのデザインは、新しいブティックホテルならではと言えるでしょう。
ホノルルに拠点を置くデザインチームがコンセプトの設計を担い、モンキーポッドの再生木材を使用した大きなレセプションテーブルや壁紙にローカルアーティストの作品を採用。客室の家具をホテルのためにカスタムメイドするなど、細部にわたってこだわりが散りばめられています。デザイン性、ロケーションの利便性を兼ね備え、大型リゾートホテルとは異なる滞在が楽しめる場所です。

3.ロイヤル ・コナ・リゾート/Royal Kona Resort

カイルア・コナのオーシャンフロントにある3.5つ星ホテルで、3つのタワーからなる大型リゾートです。海を間近に眺めながら食事ができるレストランやバー、ハワイの伝統料理を食べながら音楽やダンスのパフォーマンスが観られる本格ルアウショーが楽しめます。また、プールやテニスコート、ヨガ、スパなどエンターテインメントやアクティビティまで充実しており、リゾート内でさまざまな体験が可能です。
ホテルの徒歩圏内にはショップやカフェ、レストランが集まっており、海辺を散歩して街散策を楽しむのも良いでしょう。便利なロケーションとゆったりとした間取りのゲストルーム、多彩な施設がそろうコスパの良いリゾートホテルを選ぶなら当ホテルがおすすめです。

ハワイ島の家族・子連れ向けホテルおすすめ3選

子連れのハワイ旅行なら、ゲストルームの大きさやアメニティの種類、施設内で楽しめるアクティビティ、周辺の観光地へのアクセスなど、ホテル選びのポイントは多数あるでしょう。ファミリーフレンドリーなホテルの中からスタイルが異なる3か所を紹介します。

1.アストン・コナ・バイ・ザ・シー/Aston Kona By The Sea

カイルア・コナの海岸線を通るアリイドライブ沿いにある“アストン・コナ・バイ・ザ・シー(Aston Kona By The Sea)”は、全室オーシャンビューのコンドミニアムホテルです。スイート仕様でフルキッチンと室内洗濯・乾燥機、ラナイ(ベランダ)がついており、長期滞在にもおすすめ。1ベッドルームまたは2ベッドルームから選べ、2ベッドルームなら最大6人まで収容可能のため、ファミリーやグループで宿泊する場合にも最適です。
周辺には地元で愛されているスーパーマーケット”KTAスーパーストア”があり、ハワイ島の農産物が手に入ります。キッチンには調理機器が揃い、近くのスーパーマーケットで食料を調達して料理をしたり、屋外にあるグリルでバーベキューをしたりと、ハワイでの暮らしを体験できるような滞在スタイルも可能です。

2.グランド・ナニロア・ホテル・ヒロ・ダブルツリー・バイ・ヒルトン/Grand Naniloa Hotel Hilo – a DoubleTree by Hilton

ヒロ地区最大の”グランド・ナニロア・ホテル(Grand Naniloa Hotel Hilo)”は、1939年にオープンした歴史あるホテルです。現在はヒルトンホテルの一部で”ダブルツリー(DoubleTree)”として運営されています。ヒロ国際空港から車で約10分の距離に位置するヒロ湾のオーシャンフロントで、眺めの良さも人気。海とマウナケア、マウナロアを一望することができます。
ハワイ島東海岸のため西海岸のような砂浜のビーチはありませんが、シュノーケリングなど海のアクティビティが楽しめます。世界遺産に登録されている観光名所のハワイ火山国立公園までは車で約45分、ダウンタウンまでは約5分の場所にあります。ヒロの街で拠点にして島観光をするにも、ホテル内でゆっくりと過ごすにもおすすめのです。

3.ボルケーノハウス/Volcano House

ハワイ島の観光名所、世界遺産のハワイ火山国立公園内にある唯一の公認ホテルです。1846年に建てられた趣あるホテルで、ゲストルームは33室と比較的小規模で温かい雰囲気が感じられます。ゲストルームの中にはハレマウマウ火口を望める部屋もあり、火山活動の状況によっては吹き上がる噴煙が見える唯一無二の滞在が可能です。
また、宿泊先はホテルのゲストルーム以外にもキャビンやキャンプサイトの施設も選ぶことができ、大自然をより間近に感じられるユニークな滞在をしたい方はそちらもおすすめです。夜には満天の星空を眺め、翌朝は公園内でトレッキングを楽しむのも良いでしょう。ハワイ島のダイナミックな自然に包まれ、思い出深い宿泊となること間違いありません。