ニューヨークのグルメ・レストランおすすめ22選を紹介
更新日:2024/09/19
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アメリカの大都市ニューヨークは、美食家が多いことでも知られています。世界各国の料理を高品質で提供するお店が多く、グルメ旅を楽しむには最適です。空港でさっと味わえる朝食や老舗レストランの豪華なディナー、深夜まで営業しているファストフード店まで揃う食の楽園ニューヨークで評価が高いグルメスポットを厳選して紹介します。
コート・ストリート・ベーグル/Court street Bagel
ブルックリンのコブル・ヒルに位置する”コート・ストリート・ベーグル”は、本場ニューヨークベーグルを味わいたい方におすすめです。このお店のベーグルはすべて手作り。外側はパリッと中は柔らかい新鮮な生地に種類豊富なクリームチーズスプレッドが自慢です。ニューヨークシティで最高のベーグルのひとつとして知られ、地元住民だけでなく観光客からも高い評価を受けています。また、居心地が良い店内の雰囲気は朝食やランチにぴったりです。
ライ麦を使用したパンパーニッケルのベーグルは、独特な風味とほのかな甘味が特徴的です。食物繊維やビタミン、ミネラルを多く含みながらも、小麦と比較すると低カロリーでヘルシー。卵などを使用したサンドイッチと一緒にオーダーするのもおすすめです。高品質なベーグルとサンドイッチはリーズナブルな価格で提供されているのも嬉しいポイント。ただし現金払いのみになるため、予め準備しておきましょう。
営業時間:午前6時〜午後4時(月~日曜日)
定休日:なし
ラ・ベーグル・デライト/LA BAGEL DELIGHT
ブルックリンのパーク・スロープ地区にある“ラ・ベーグル・デライト”は、地元住民に親しまれているベーグル店。都市公園プロスペクト・パークからは徒歩約10分の場所にあります。朝早くから営業しており、ベーグルとスプレッドの種類も豊富で特にベーグルサンドイッチが朝食に人気です。また、ニューヨークでよく見かける”BEC(ベーコン・エッグ・チーズ)”も、朝食の定番メニューとして愛されています。お腹をしっかり満たしたい時は、ベーグルに薄切りのステーキ肉と炒めた玉ねぎ、玉子、チーズが挟まれた”ステーキアンドエッグのサンドイッチ”がおすすめ。ブランチにもぴったりなボリューム満点のメニューです。
店内は明るくレトロな装飾が重厚感と居心地の良さを演出する雰囲気で、飽きのこない安定した美味しさとリーズナブルな価格、豊富なメニューを求めて多くの人が訪れます。特に朝の時間帯は地元住民で賑わうニューヨークの日常に溶け込む朝食の定番スポットとして、長年選ばれ続けているお店です。
営業時間:午前5時30分〜午後6時(月〜金曜日)、午前5時30分〜午後4時(土・日曜日)
定休日:なし
公式インスタグラム:LA BAGEL DELIGHT
ファイブ・リーブス/Five Leaves
ブルックリンのグリーンポイントにある“ファイブ・リーブス”は、アメリカンスタイルのカジュアルなカフェ。朝食やブランチで有名なお店ですが深夜まで営業しており、ベジタリアン、ビーガン、グルテンフリーなどのオプションも充実しています。人気メニューはグラスフェッドの牛肉を使った”ファイブ・リーブスバーガー”をはじめ、”フライドポテト”、”グリルドチキンサンドイッチ”、”モロッコ風スクランブルエッグ”など。また”ローズウォーターパブロバ”や”アボカドトースト”、”トリュフフライドポテト”などのお洒落なメニューも楽しめます。
数ある朝食メニューの中でも、リコッタチーズ入りの“リコッタパンケーキ”は特に人気があります。3段に重なったフワフワのパンケーキに盛りだくさんのフルーツが乗って食べ応え抜群。1日の始まりに活力を与えてくれるでしょう。マッカレン・パークの斜め前に位置するこのお店は、外のテラス席で日差しを浴びながら朝食を楽しめます。週末の朝は特に混雑しやすく待ち時間(30分程度)が発生する場合もあるため、時間に余裕をもって訪れましょう。
チョイス・マーケット/Choice Market
ブルックリンのクリントン・ヒルとベッドフォードの境界線に位置する“チョイス・マーケット”。フランス南西部の伝統を受け継ぐ手作りのパンやペストリーをはじめ、ステーキやエビソテーなどの食事やスイーツなど種類豊富なメニューを楽しめます。このお店は家族経営ならではの親しみやすい居心地の良い雰囲気から、ブランチスポットとしても有名です。カフェ、ベーカリー、コーヒーショップなど様々なシーンで利用できます。
お店には2つの入口があり、片方はベーカリー兼コーヒーショップ、もう一方はカフェスペースです。カフェスペースでは、新鮮な食材を使用したサンドイッチやバーガー、パニーニ、ラップサンドなど、多彩なメニューが食べられます。中でもアメリカの定番メニューでもある”ハムアンドチーズクロワッサン”は絶品。サクっとしたクロワッサン生地に包まれたトロトロのチーズと上質なハムが調和した気品のある味で、ナイフとフォークを使って食べる仕上がりとなっています。コク深い香りのコーヒーとの組み合わせもおすすめです。ニューヨーク観光でブルックリンに滞在する際は、優雅な朝食から1日を始めてみてはいかがでしょうか。
ディボーション/DEVOCION
ブルックリンのウィリアムズバーグ地区に位置し、倉庫の跡地を再利用したカフェ“ディボーション“。店内には大きな天窓があり、晴れた日は暖かい日差しが差し込みます。また茶色いレンガの壁や観葉植物、革張りのソファがお洒落で居心地の良い雰囲気を演出。ゆったりと寛げる空間で、クロワッサンなどのペストリーを楽しみながら至福の時間を過ごせます。
このお店のコーヒーは、コロンビアから直接調達した新鮮なコーヒー豆を使用。コロンビアの広大なコーヒー園から高品質の豆を探し出し、倉庫保管や第三者輸入業者を通さず購入しています。そのため、収穫直後のコーヒー豆が1杯のコーヒーとして提供されるまで最短10日。そのほかのお店では難しいスピード感で、より新鮮なコーヒーを届けています。また、ドリンクを注文するだけでなくコーヒー豆も購入できるためお土産にもぴったりです。
営業時間:午前7時30分~午後6時(月〜金曜日)、午前8時~午後6時(土・日曜日)
定休日:なし
公式ウェブサイト:Devoción
ジョーコーヒー/Joe Coffee Company
ニューヨーク市内に20以上もの店舗を構える“ジョーコーヒー“は、スペシャルティコーヒーを楽しめるコーヒーショップ。この店舗はウェイバリー・プレイスとゲイ・ストリートが交わる一角にあり、ニューヨーカーや観光客で連日賑わっています。バリスタが丁寧に淹れるコーヒーやカプチーノは、コーヒー愛好家の中でも「濃厚な泡を味わえる」と高い評価を受けています。
洗練された店内には、無料Wi-Fiも完備され作業をしながら美味しい1杯をいただけます。高品質のコーヒーと心温まるおもてなしに加え、メニューにはビーガンオプションがあるなど誰でも気軽に立ち寄りやすいところが20年以上も愛され続けている理由です。
キーンズ・ステーキハウス/Keens Steakhouse
マンハッタンの中心ミッドタウンに位置する“キーンズ・ステーキハウス“は、1885年創業の老舗ステーキレストラン。各種ステーキはもちろんのこと、ラム肉を使用したマトンチョップが食べられることでも有名です。時代の変化に対応しながら、食を通してニューヨークの伝統と歴史を今に伝えています。
肉の旨みを引き出すドライエイジング法によって熟成されたリブアイステーキは、その豊かな風味と質の高さが特徴です。焼き加減はお好みで選べますが、肉本来の旨さと質感を堪能できるレアかミディアムレアがおすすめ。ナイフを入れただけでわかるほど肉は柔らかく、噛む度に溢れ出る肉汁がますます食欲をそそる魅惑的なステーキです。またサイドメニューも充実しており、クラッシックな味付けのマッシュドポテトはステーキと相性抜群。さらにこのお店を訪れたら、人気のデザートクリームブリュレを忘れてはいけません。ほどよい甘さのクリームブリュレとコーヒーは、締めの一品にぴったり。このお店での食事体験を一層思い出深いものにしてくれるでしょう。
キーンズの魅力は料理の味だけにとどまりません。天上にはかつて会員制パブだった当時の常連客のクレイパイプが90,000本以上も飾られ、過去に訪れた著名人たちの歴史と伝統を物語っています。これらはキーンズが一般的なステーキハウスではなく、ニューヨークの文化に根付いている場所であることを示しています。
営業時間:午前11時45分〜午後10時30分(月〜金曜日)、午後5時〜午後10時30分(土曜日)、午後5時〜午9時30分(日曜日)
定休日:クリスマス
公式ウェブサイト:Keens Steakhouse
タークス・イン/The TURK’S INN
ブルックリンのブッシュウィック地区に位置する“タークス・イン”は、中東料理を提供する老舗レストランです。かつてウィスコンシン州にあったオリジナルの店から着想を得て、1934年にイスタンブール出身の”ジョージ・ ザ・ターク・ゴギアン”が開業。2014年に80年以上の歴史を誇る元祖オリジナル店が閉店した後も、タークス・インの精神を継承し営業を続けています。
60席もある広々とした店内には、ライムグリーンのベルベットや赤いレザーの家具、ビンテージのお皿、タッセル付きのバーなどがあり、70年代やオスマン帝国時代を思わせる装飾が特徴的です。また、地中海と中東料理を中心としたメニューは種類豊富。ステーキ、ウィスコンシンチェダーチーズのカーズ、ジュエルドピラフ、ビーツのラブネを含む4種類のディップが楽しめる“タークス・レリッシュ・トレイ“、フォークで簡単に切れるほど柔らかい“ラムシャンク“などが揃っています。ドリンクは、テキーラベースの“マーギー“やジンとカンパリのハウスカクテル“タークス・ディライト“が人気でバーカウンター以外のテーブル席からでもオーダーできます。
このお店の魅力は料理だけに留まりません。ピンクの照明が醸し出すオリエンタルな雰囲気や、独創的な体験ができる場所としても高く評価されています。エキゾチックな空間と奥深い料理によるおもてなしは、忘れられないブルックリンでの夜を過ごしたい方やデートなどで活躍することでしょう。
営業時間:午後6時〜午後11時(火〜木、日曜日)、午後6時〜午前0時(金・土曜日)
定休日:月曜日
公式ウェブサイト:The Turk’s Inn
マグノリアベーカリー/MAGNOLIA BAKERY
ニューヨーク生まれの“マグノリアベーカリー“は、王道アメリカンスタイルのカップケーキが有名です。このお店はロックフェラー・センター目の前に位置し、ニューヨークで訪れるべき観光スポット、また地元住民のホームとなっています。数あるメニューの中でもバニラ、レッドベルベット、チョコレートは、伝統的な味としてこのお店を象徴する人気フレーバーです。そのほかのおすすめフレーバーは“バナナプディング”。このバナナプディングは行列ができるほど大人気で、並んででも食べる価値があるスイーツだと言われています。
マグノリアベーカリーは、アメリカのテレビドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ(1998年~2004年)」のエピソードで紹介されたことでも有名です。放送以降ニューヨークではカップケーキブームが広まり、世界中に知られるきっかけとなりました。現在はニューヨークだけでなくシカゴやロサンゼルスを含む国内外に店舗を展開し、その品質の良さと手作りの美味しさで人気となっています。ニューヨークの代表スイーツ、カップケーキを食べに観光の合間に立ち寄ってみましょう。
営業時間:午前8時〜午後10時(日〜木曜日)、午前8時〜午後11時(金・土曜日)
定休日:なし
公式ウェブサイト:MAGNOLIA BAKERY
レディ・ウォン/LADY WONG
イーストビレッジに位置する“レディ・ウォン”は、2022年にオープンしたアジアンデザート専門店です。創業者は、“ジャン=ジョルジュ“やシンガポールの”フォーシーズンズ”などの高級レストランで経験を積んだセレステ・タンとモーガン・アンソニー。このお店は、東南アジアの味を前面に打ち出した独創的なパティスリーで注目を集めています。店内のガラスケースにはカラフルなケーキやぺストリーが並び、まるで高級時計を見ているかのような美しさ。イーストビレッジのほかミッドタウンにも店舗を構え、ニューヨークで東南アジアの味を伝える重要な存在として親しまれています。
「クイ」という東南アジアの伝統菓子をはじめ、洗練されたタルトやロールケーキ、ミルクレープケーキなど様々なスイーツを楽しめます。また、多くが東南アジアの伝統的なお菓子を現代のパティスリー技術で再現したメニューなのもこのお店の特徴です。例えば“クラッシックポテトカレーパフ“は、カレー風味のジャガイモがパイ生地に包まれて日本のカレーパンに似ています。”パイナップルスライス“は、爽やかな甘さとパイナップルの風味が感じられるケーキで、お祝いや感謝の気持ちを伝える特別な日のギフトにも最適です。このお店のアジアンスイーツは、観光中にも試したい味と言えるでしょう。
営業時間:午前11時〜午後8時(日〜木曜日)、午前11時〜午後9時(金・土曜日)
定休日:なし
公式ウェブサイト:LADY WONG
リトル・スウィート・カフェ/The little Sweet Cafe
フレンチスタイルのカフェ料理が食べられる“リトル・スウィート・カフェ“。ブルックリンにあるニューヨーク交通博物館から徒歩約7分の場所にあり、その可愛らしい外観や魅力的な雰囲気、卓越したサービスでニューヨーカーから人気を集めています。クレープやコーヒー、サンドウィッチ、アーモンドクロワッサンなど充実したメニューで、クレープはスイーツ系からおかず系までバリエーション豊かです。中でも、シナモンシュガーのクレープが特におすすめ。シンプルながらもほんのりとした甘さとシナモンの風味がコーヒーとよく合います。
店内に足を踏み入れると、まるで絵本の世界に迷い込んだかのようなフランスのカフェを彷彿とさせる空間が広がります。その居心地の良さから、店内は常に多くの地元住民や観光客で賑わっています。屋外の席も利用できるため、天気がいい日は暖かい日差しの下でブランチを楽しむのも良いでしょう。お洒落な空間で美味しいサンドイッチやクレープ、ドリンクを味わえることからデートスポットにもおすすめです。
営業時間:午前7時30分〜午後5時30分(火〜金曜日)、午前8時30分〜午後5時(土・日曜日)、午前7時30分〜午後5時(月曜日)
定休日:なし
公式インスタグラム:The Little Sweet Café
シェイクシャック/Shake Shack at JFK
“シェイクシャック”は、ニューヨークを代表する人気ハンバーガーショップです。マディソン・スクエア・パーク内のホットドッグカートから始まったこのお店は、高品質なクラシックフードを提供することでニューヨーカーや観光客に愛される店舗へと成長しました。ニューヨークでもトップクラスのバーガーファストフードチェーンとしての地位を保ち続け、現在はアメリカ全土に展開しています。
ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)内のターミナル4、ゲートB23とB37付近にも店舗があります。この店舗では、空港限定の“ブレイクファストサンドイッチ“が人気。時間がないときは事前注文の利用をおすすめします。待ち時間を気にしなくていいので、美味しいサンドイッチをゆっくりと楽しめるでしょう。食費が高い空港内でも、ここはリーズナブルな価格帯で多くの旅行者から好評を得ています。
営業時間:午前6時〜午後10時(月~日曜日)
定休日:なし
公式ウェブサイト:Shake Shack
ノウォン/NOWON
イーストビレッジに位置する“ノウォン“は、レジェンダリーバーガー(伝説のバーガー)で名を馳せる新進気鋭の韓国料理レストランです。このバーガーはもともと“ブラックエンペラー“というバーで開催されたポップアップイベントで人気を博しました。その後独立したノウォンで定番メニュー化され、特別な地位を築いています。落ち着いた雰囲気の店内にはバーカウンターとテーブル席があり、90年代のヒップホップをBGMに食事を楽しむことができます。
ノウォンの料理は独自の風味があると言われています。中でもトッポギを利用した“チョップドチーズライスケーキ“や甘辛さがくせになる“フライドチキン“をはじめ、カレー味のハッシュドポテト“トッツ“、マッシュルームと目玉焼きをのせた“スキレットライス“が特に人気です。看板メニュー“レジェンダリーバーガー(伝説のバーガー)“は、噂どおりのジューシーさに思わず笑みがこぼれるでしょう。ソースにはキムチ風味のマヨネーズがあしらわれ、牛肉のパティやレタス、オニオン、チーズが上手く調和しています。サイドメニューの“トッツ“はカリカリとした食感で、バーガーの箸休めにもぴったりの美味しさです。
クンフー・キッチン/Kung Fu Kitchen
タイムズスクエアから約500mの場所に位置する“クンフーキッチン“は、ニューヨークにいながら本格的な中華料理とアジアンスープを味わえるレストランです。食事の質や丁寧なサービス、コストパフォーマンスの高さで、訪れる人々から高い評価を受けています。さらにこのお店は、2022年の“ニューヨークで訪問者数の多かったアジア系レストラン“にトップ10入りを果たし、ミシュランガイドにも掲載されています。
このお店で特におすすめのメニューは小籠包です。中のスープが透けて見えそうなほど薄い皮は、丁寧に手作業で包まれています。一口かぶりつくと、旨味たっぷりのスープが口の中いっぱいに広がります。高品質な中華料理の数々をリーズナブルな価格帯で堪能できるため、タイムズスクエアを訪れた際は気軽に立ち寄りましょう。小籠包をはじめとする点心や麺類なども味わえます。
カッツ・デリカテッセン/KAT’S DELICATESSEN
1888年開業の老舗デリカッセン“カッツ・デリカテッセン”は、ロウアー・イースト・サイドの象徴として長年親しまれています。このデリで特に名高いのは、厚切りの“パストラミ・オン・ライ“を挟んだサンドイッチです。塩漬けにされた巨大な燻製牛肉のパストラミとパンに塗られたマスタードが香辛料と見事に絡み合い、ボリューミーながらさっぱりとした後味がクセになります。また、サイドメニューの“コーシャーピクルス“も絶品。あっさりとした味わいなので、口直しに一緒にオーダーするのもおすすめです。このサンドイッチはニューヨークのソウルフードとして多くの人々を虜にし、旅行中の必食グルメとしても知られています。
このお店はオーダーと支払い方法が独特なため注意が必要です。まず店内に入ったら何も書かれていないチケットを貰い、このチケットを持ってカウンターでお好みのサンドイッチをオーダーします。選んだサンドイッチの肉切れをカウンター上のお皿に置いてくれるので、店員が作っている間に前菜として楽しむことも可能です。サンドイッチが出来たら手元のチケットを渡します。このチケットに注文したサンドイッチの種類を記入するため、絶対に無くさないようにしましょう(※紛失すると罰金になります)。食事後の会計は現金とカードで支払う場所が異なり、現金の場合は入口近くのカウンター、カードの場合は店内奥にあるカウンターで支払います。レシートとチケットが重なったものを受け取り、それを出口で渡して退店します。
アメリカの老舗店は、長い年月その風貌を保ち続けているところが魅力のひとつ。店内にはお店を訪れたスターたちの写真がずらりと並んでいます。昔懐かしい雰囲気の中で食事を楽しめるのはもちろん、まるでタイムスリップしたかのようなワクワク気分も体感できます。
営業時間:午前8時〜午後11時(月〜木曜日)、午前8時~午前0時(金曜日)、24時間営業(土曜日)、午前0時~午後11時(日曜日)
定休日:なし
公式インスタグラム:Katz’s Delicatessen
スピーディ・ロメオ/Speedy Romeo
ブルックリンのクリントンヒルにある“スピーディ・ロメオ“は、セントルイススタイルのピザで人気を集めているレストラン。ニューヨーク市内に多数あるレストランでも特におすすめのお店です。新型コロナウィルスの流行以前は薪を使った本格的なオーブンで調理されていましたが、現在はガス調理となっています。
前菜の“スタッフドペッパー“はピーマンの肉詰めのような料理です。ハラペーニョの中に細かく刻まれたサラミ、チーズ、トマトが詰められ、ローズマリーと共にグリルされています。一口食べればそのレベルの高さに圧倒され、ほかのメニューも試したくなるでしょう。またこのお店のマルゲリータピザは、シンプルながらも洗練された一品として人気です。生地やトマトソース、バジル、モッツァレラチーズなどの具材はすべてベーシックですが、厳選素材で丁寧に調理されていることがこのピザの美味しさにつながっています。何度でも食べたくなるピザだと言えるでしょう。
このレストランはミシュランガイドにも掲載され、良質で価値ある料理を提供していると広く認められています。レンガの壁に覆われたブルックリンスタイルのシックな内装はニューヨークの雰囲気を感じられます。居心地が良くスタッフもとても親切なので、おすすめメニューなど気軽に質問してみると良いでしょう。
フェッテ・ソウ/Fette Sau
ブルックリンのウィリアムズバーグに位置する“フェッテ・ソウ“は、地元住民から絶大な支持を得ているバーベキューレストランです。かつて自動車修理工場だったユニークな空間を利用しており、テキサスのバーベキュースタイルとブルックリンのビアガーデンが見事に融合した雰囲気が魅力のひとつ。お肉は1ポンド単位で注文可能で、ビールは様々なサイズが提供されています。席は屋内外に設置されたシェアテーブルのアーバンピクニックスタイルです。
お肉は日替わりで6種類。アメリカのバーベキューで定番の”ブリスケット“やバークシャー豚の“セントルイススタイルリブ“は、肉の品質と絶妙な味付け、燻製の技術で人気があります。また、ピクルスやバーベキューソースと豚肉を混ぜ込む”ベイクドビーンズ“などのサイドディッシュも美味しいと大評判。バーベキューでお馴染みの“マックアンドチーズ“や“コーンブレッド“はありませんが、肉類のクオリティが高いため十分に満足できるでしょう。なお会計の際に、レジ横のソース類を忘れずに持ち帰りましょう。
営業時間:午後5時〜午後10時(月・火曜日)午後12時〜午後10時(水〜土曜日)午後12時〜午後9時(日曜日)
公式ウェブサイト:Fette Sau
エル・グラン・カスティーヨ・デ・ハグア/EL GRAN CASTILLO DE JAGUA
ブルックリンのプロスペクトハイツ地区に位置する“エル・グラン・カスティーヨ・デ・ハグア”は、ドミニカ料理が食べられるレストラン。1983年より、ドミニカ共和国の家庭の味と本格的なカリブ海料理を提供しています。数あるメニューの中でも“ペルニル”(自家製の豚脂で何日もかけて調理されるローストポーク)や“ロティサリーチキン“が特に有名です。そのほかにも新鮮な野菜や“ライス&ビーンズ“、“フライドプランテイン“をはじめとする伝統的なカリブの味わいを楽しめます。
このお店は、家庭の味を彷彿とさせる料理とフレンドリーなサービスに定評があります。一皿の量が多いにも関わらず手頃な価格が人気の理由で、ニューヨーカーだけでなくブルックリンを訪れる観光客で連日賑わっています。
営業時間:午前8時〜午後10時(月~日曜日)
定休日:なし
公式ウェブサイト:El Gran Castillo De Jagua
ピーターパン・ドーナツ・アンド・ペイストリー・ショップ/Peter Pan Donut & Pastry Shop
ブルックリンのグリーンポイントに位置する“ピーターパン・ドーナツ・アンド・ペイストリー・ショップ”は、60年以上の歴史をもつ老舗ドーナツ店です。店内のドーナツはすべて手作りで、しっとりふわふわな生地と歯切れのいい食感がクセになる美味しさと大評判。特に人気のあるフレーバーは”レッドベルベット“や“アップルクランブル”、“ボストンクリーム“、“ブルーベリーバターミルク“、“サワークリームグレーズ“、“チョコレートケーキ“など。その多様なフレーバーと品質の良さで地元住民から愛され続けています。
1950年代から続く老舗ドーナツ店として知られ、創業当時のレシピとスタイルを保ち続けています。開店時間が早く(午前:4時30分~/週末:午前5時~)早朝から賑わい、週末には長蛇の列ができることも少なくありません。人気のドーナツは午前中に売り切れる場合もある ため、余裕をもって来店しましょう。またドーナツ以外にも朝食サンドイッチやベーグルなども提供しており、カウンター席でコーヒーと一緒に味わうことができます。会計は現金のみの取り扱いのため、訪れる際は事前に準備しておくと安心です。
営業時間:午前4時30分〜午後6時(月〜水曜日)、午前4時30分〜午後7時(木・金曜日)、午前5時〜午後7時(土曜日)、午前5時30分〜午後6時(日曜日)
定休日:なし
公式ウェブサイト:Peter Pan Donut & Pastry Shop
ケネディ・フライド・チキン/Kennedy Fried Chiken
“ケネディ・フライド・チキン”は、アメリカ国内で幅広く展開しているフライドチキンのファストフードチェーン。ハラルフードやチキンウィング、ハンバーガーなどメニューは様々ですが、店名にもあるようにチキンだけでも種類豊富なメニューが揃っています。ここでは“チキンとフレンチフライ“、“ボーンレスホットウィング“、“チキンテンダーとフレンチフライ“、“マッシュドポテト“付きのボックス、または“チキンのみ“から何ピースかを選べます。スパイスの効いたフライドチキンは、外はサクサクで中はジューシー。一口頬張るとまた一口食べたくなるほどの美味しさです。お店が夜遅くまで空いているため、飲んだ後の小腹が空いた際にも重宝します。
お店で注文する際に役立つアメリカ国内で使われているフライドチキンの用語やオーダー方法を紹介します。“ウィング“とは手羽のことを指し、“ボーンレスウィング“は骨無しの手羽を指します。両方とも手羽元の形状に加工された胸肉です。また、“ドラムスティック“は下もも肉、“サイ“は上もも肉、“ブレスト“は胸肉を指します。すべてセットになって“4ピース/4pcs“または“ハーフチキン“と呼ばれ、鶏一羽分を分割したものが“8ピース/8pcs“もしくは“ホールチキン“と呼ばれています。“2ピース/2pcs“を頼む時は、”サイとドラムスティック“と“ウィングとブレスト“の2通りあるので好きな方を選びましょう。
営業時間:午前8時〜午前2時(月~木曜日、日曜日)、午前8時〜午前3時(金・土曜日)
定休日:なし
ピザ・スポット/PIZZA SPOT
アメリカ全土に展開するピザチェーン“ピザスポット”は、手頃な価格で食べられる美味しいピザと心温まるサービスで地元住民や観光客に親しまれています。各地域で異なるメニューを提供しており、ブルックリンの店舗では“チーズピザ“が特に人気。また、1スライスごとにオーダーできる手軽さも魅力のひとつです。ニューヨークでは“レギュラー“と呼ばれるチーズピザと具材の乗ったピザがあり、このお店は1枚2.76ドルで食べられます(ニューヨークの相場:2~3ドル)。トッピングはチーズのみですが、一口でその美味しさに驚くことでしょう。一枚一枚に愛情を込めて作られたピザは、季節を問わず家庭的な温かさを感じます。旅行中に食費を抑えたい方にもおすすめです。
ハラル・エン・アウト/Halal N Out
ニューヨーク市内に数店舗展開している“ハラル・エン・アウト”は、ハラル料理を楽しめるレストランです。ニューヨークでよく見かける“ハラルフード“とはミドルイースタン系の料理のこと。代表的な料理には“チキンとラムのオーバーライス“と“ジャイロ“と呼ばれるラップサンドがあります。このお店で特におすすめのメニューは“チキンとラムのオーバーライス“。銀皿にびっしりと敷き詰められた黄色いピラフ風ライスの上に、細切りのグリルチキンとラムが乗った丼料理です。通常は赤と白のソースをかけて食べますが、辛いものが苦手な方は赤いソースを少なめにして注文することをおすすめします。
ハラルフードは、量は多いですが手頃な価格なため人気があります。お腹が空いていなければ一人で食べきるのは難しいかもしれません。店舗によっては食事用の席がないため、予め確認してテイクアウトで注文しましょう。