ワイキキ水族館の行き方は?入場料や人気のお土産もご紹介
更新日:2024/10/09
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オアフ島ホノルルにある人気観光スポットのワイキキ水族館。カピオラニ公園前のロケーションにあり、アメリカで2番目に古い歴史をもつ水族館です。ハワイ固有の熱帯魚や様々な種類のサンゴ、さらには巨大なサメまで幅広く展示されています。施設の規模に比べて充実した展示内容で見応えがあるため、飽きずにじっくりと楽しめます。日本語の無料音声ガイドを利用して、海の生き物たちのユニークな生態と環境について学びながら観察しましょう。
また当ページではチケット料金やギフトショップの情報も紹介していきます。
ワイキキ水族館(Waikiki Aquarium)ってどんなところ?
ワイキキ最東端カピオラニ公園の海側にある、観光客やハワイ在住の家族連れに人気のワイキキ水族館。1904年3月19日に創業しアメリカ国内で2番目に古い水族館として知られ、館内には12のギャラリーに多種多様な海洋生物が展示されています。なかでも見どころはハワイ固有種の生き物たち。世界でもハワイの海にしか生息しない珍しい生き物を間近で観察できます。
創業当時から約120年に渡り地元住民から親しまれ、国際的に著名な生物学者のデイビッド・スター・ジョーダン氏に世界で最も優れた魚のコレクションを誇る場所として評価されました。また年間を通じてコンサートや子供向けのクラスなど様々なイベントが開催されているので、ホノルルに滞在する際はホームページや公式インスタグラムで確認しましょう。
ワイキキ水族館の館内
生きているサンゴ礁 / Corals are Alive
ワイキキ水族館では太平洋の生きたサンゴが展示されています。サンゴの共同体の多くは深海に生息し、浅瀬で覆われた面積は全体の2%にも満たしていません。またインド洋から太平洋にかけて発見されたものだけでも600を超える種類が生息し、特にオーストラリア北側のインド太平洋には“コーラル・トライアングル”と呼ばれる石のように硬いサンゴと柔らかいサンゴの両方が生息しています。
展示コーナーではこの“アルキオナセア(柔らかいサンゴ)”と“イシサンゴ類(硬いサンゴ)”両方の生態を比較できます。さらにワイキキ水族館ではサンゴの養殖活動を行っており、これまで育てた種類を世界中の水族館や研究者たちの元へ送っています。その数はおよそ5,000を超え、ワイキキ水族館で育ったサンゴがアトランタやボルチモア、ボストン、シカゴ、ニューヨークなど様々な国で展示されています。
南太平洋の海洋コミュニティー / South Pacific Marine Communities
多様な海の生き物が最も多く生息しているのは熱帯太平洋のサンゴ礁です。日本の南側からオーストラリアの“グレート・バリア・リーフ”までの地域には、4,000種類を超える魚や400種類のサンゴが生息していると言われています。この展示コーナーでは熱帯太平洋の中でも5か所の生息地と生物群集の特徴に焦点を当てて観察できます。
”Land Meets the Sea(陸が海に出会う場所)”コーナーは生きたマングローブ林を紹介しています。熱帯地域の海岸線で自生するマングローブ林は、魚や植物を多く生息するエリア。水中に生い茂った植物や海藻が、稚魚や無脊椎動物の隠れ家となります。そのほかにも”Reef Partners (サンゴ礁のパートナー)”、”Lagoon Corals (礁湖)”、”Reef Predators (サンゴ礁の捕食者)”、”Barrier Reef (バリアリーフ)”などのセクションがあります。
クラゲ / Jellyfish
ハワイとハワイ近海に生息するクラゲを展示しています。水槽の中ではクラゲのために常に潮の流れを再現しているのが特徴です。“アウレリア(ミズクラゲ)”や“アトランティックシーネットル(タイセイヨウヤナギクラゲ)“、“タコクラゲ“、“白斑クラゲ“、“ブルーブラバークラゲ(カラージェリー)“など多種多様なクラゲが水槽の中で泳ぐ様子は、神秘的な雰囲気に包まれます。クラゲは生きたプランクトンやエビの仲間、アルテミアを1日に3回食べるため、餌の時間には触手で捕食する珍しい姿を見ることができます。またここでは展示されていませんが、ハワイでは“ボックスジェリー(ハコクラゲ)”が毎月ワイキキビーチに現れることで有名です。
ハワイアン海洋コミュニティー / Hawaiian Marine Communities
このコーナーではハワイの海洋をエリアごとに紹介しています。オアフ島の波が打ち寄せるココヘッド周辺の海岸線から、波と潮の流れが穏やかなカネオヘ湾までのエリアに渡り生息する、繊細に枝分かれしたサンゴ礁や板状のサンゴ礁、さらにはラナイ島の深海のサンゴ礁などそれぞれの特徴が見られます。また火山活動が活発なハワイ島の海は、サンゴの生育に最適な環境で沿岸を縁取るように生息する裾礁が特徴です。
そのほかにもコナコーストのコーナーではハワイ語で”lau-wiliwili-nukunuku-‘oi’oi(ラウ・ウィリウィリ・ヌクヌク・オイオイ)”というユニークな名前が付けられたハワイ固有種の”ハシナガチョウチョウウオ”も観察できます。
サンゴ礁のハンター / Hunters on the Reef
サンゴ礁で最強のハンターとして知られるサメを中心とした展示コーナーです。サメは時に人間を襲う場合がありますが、ダイバーや漁師、科学者たちによると基本的に人を喰う習性はないと言われています。サメは海の生態系のバランスを保つために必要な存在です。
古代ハワイでは料理や道具を作る材料に利用され、皮や歯まで使い当時の生活に密接に関わっていた歴史があります。しかし現在では乱獲の傾向にあり、サメの種類によっては絶滅危惧種に指定されています。また、ここで展示されている“グルーパー(ハタ)”はサンゴ礁で最も大きい魚で、2m以上のサイズを観察できます。大きな水槽で悠々と泳ぐ姿を見ながらその生態を学んでみましょう。
多様性と環境への適応 / Diversity and Adaptations
このコーナーでは、“タツノオトシゴ”や“フリソデエビ”、“ハワイアンターキーフィッシュ(ハワイアンライオンフィッシュ、またはハワイアンミノカサゴ)“、ウナギ、カエルアンコウ科などの魚が見られます。乳白色の体に青や桃色の斑点模様が特徴的な“フリソデエビ”は、前足が扁平(へんぺい)し振り袖のように見えることから名付けられました。肉食性で餌となるヒトデ類をハサミでちぎって食べます。ハワイアンミノカサゴは背と腹のヒレに毒腺を持ち、刺されると激痛が続くと言われています。なお通常は水深9~400フィート(約2.7m~約122m)に生息していますが、ダイビングの際は夕方や早朝に遭遇する可能性があるため注意しましょう。ここでは擬態した姿やヴェノム(動物毒素)、餌の捕獲方法などに注目しながら、色鮮やかでユニークな見た目をした海洋生物の生態を学べます。
海洋保護区域と自然環境保護 / Marine Protected Areas & Conservation
太平洋の港は様々な生き物が生息する場所ですが、釣りで捕獲しやすい環境のため人間による環境破壊や乱獲の傾向があります。次世代に資源を残すためには魚の個体量や生息地域の保護が欠かせません。このコーナーではハワイの淡水魚を展示しています。ハワイでもごく限られた地域にのみ生息するハゼ科の魚“アジアアロワナ”、“ティラピア”などが展示され、生態系と生息地による影響について学べます。ハワイでは海洋生物の方が名高く淡水魚が注目されることは少ないですが、環境の変質と外来種により絶滅の危機に瀕している背景があります。
水産養殖 / Ocean Aquaculture
水産増殖の展示コーナーでは、ハワイの王族しか食せなかった高級魚“モイ”を見ることができます。モイはハワイ語で王や主権者を意味し、英語名は“パシフィック・シックスフィンガー・スレッドフィン”、和名では“ナンヨウアゴナシ”です。全長45cmほどにまで成長する食用魚で比較的脂分が多くグリルや燻製向きですが、刺し身にして食べることもあります。
現在はハワイ州と民間企業が繁殖、再導入プログラムに力を入れ野生の個体数を補充しているため、誰でも気軽に入手できる魚となりました。なお展示された水槽では、ハワイ州のアヌエヌ水産により繁殖されたモイが観察できます。
貝類ファーム / Clam Farm
まるで生きる宝石と言われる“シャコガイ”が展示されている屋外施設です。ここでは様々な貝類が虹色の鮮やかな色彩を放ち、所狭しと並んでいます。シャコガイは南太平洋、インド洋、紅海にわたる海域に広く生息し、“オオシャコガイ(ジャイアント・クラム)”は二枚貝の中でも体長が最大で3フィート(約91cm)を超え、重さは500パウンド(約226kg)以上と言われています。また、小型の貝類は藻類と組織内の色素によりカラフルな姿が特徴です。ここで展示されている貝類はすべて水産養殖場から寄付されたもので、ほかにもシマハギやナマコも観察できます。
サンゴファーム / Coral Farm
枝角(えだつの)に似た大きく枝分かれした姿の“シカツノサンゴ”や、デイジーの花に似た見た目をした“フラワーポットサンゴ”、毛細血管のような“ゴーゴニアンコーラル”など、豊富な種類のサンゴが展示されています。ほかにも、“エンジェルフィッシュの皇帝”という意味の“タテジマキンチャクダイ”や、長い口先が特徴の“ロングノーズ・サージェンフィッシュ”など、サンゴ周辺に生息する魚も。
ワイキキ水族館は、サンゴ礁の生育において数ある水族館の中でも先駆者的存在です。サンゴ礁は温暖で高純度の海水と日光が必要になります。ここでは野外施設の条件に適した環境下で、サージ装置により水の揺れを発生させサンゴの成長を促しています。なお通常サンゴは年間約20㎝成長するため大きなコロニーから枝を取り外し、特別なトレーに移植し継続的に新しい集合体を育てています。
エッジ・オブ・ザ・リーフ(サンゴ礁の端) / Edge of the Reef
この野外展示コーナーでは、7,500ガロン(28,400リットル)もの巨大な水槽でハワイに生息する魚が見られます。ワイキキ水族館史上最も古くから存在する人気展示コーナーです。ハワイでシュノーケリングする際に遭遇する“キイロハギ”や“ブダイ”、“チョウチョウウオ”、“イネサンゴ”または毛穴サンゴとして知られる“イシサンゴ”、“タスキモンガラ”、“ナマコ”、赤い棘をもつ“パイプウニ”、“ハリセンボン”、“ホンソメワケベラ”など多くの希少な固有種が展示されています。
なお、新型コロナウイルス流行以前はスタッフによる解説を聞きながら、一部の生き物を手に取って触れるプログラムがありましたが、現在は休止しています。
ハワイアン・モンクシール(アザラシ) / Hawaiian monk seal
現在この展示コーナーは休止しています。”ホアイロナ”という名前のハワイアン・モンクシール(アザラシ)が人気者でしたが、現在は改装に伴いカリフォルニアに転属しています。なお、再開時期は未定です。
ワイキキ水族館の見どころは?
注目の展示コーナーや音声ガイドの利用など、より楽しむためのポイントを押さえて効率よく回りましょう。
1:ハワイ固有の海洋生物
北西ハワイ諸島に位置する“パパハナウモクアケア海洋ナショナル・モニュメント(Papahānaumokuākea Marine National Monument: PMNM)”は、アメリカ最大の自然保護区で、7,000種類以上の海洋生物が生息していると言われています。ワイキキ水族館では、この北西ハワイ諸島の魚やサンゴの生息地を再現し、展示された豊かな海の生態系は圧巻です。1万5千リットルの巨大水槽に、テーブルのような形状の“テーブルサンゴ”や、水深30mに生息するハワイ固有魚“マスクドエンゼルフィッシュ”、泥棒を意味する“バンディットフィッシュ”など、ハワイ特有の海底世界を垣間見ることができます。南太平洋地域では限られた種類しか生息しておらず、その約1/4がハワイでしか見られない固有種だと言われています。これらの珍しい魚が水槽で泳ぐ姿は見どころのひとつです。
2:無料の音声ガイド
館内ではスマートフォンを使用して無料の音声ガイドが利用できます。到着後、まずWi-Fi(1時間無料)に接続します。展示ギャラリー入口にある案内板からQRコードを読み取り、言語を選択する画面で日本語を選択。さらにページを進めると、テーマ別に分かれた約60項目の説明を音声で聞くことが可能です。音声ガイドは大人も子供も楽しめる内容となっているため、展示された生き物への理解が深まります。各ギャラリーを回りながら、お好みのタイミングで利用しましょう。
3:海底風景の再現
ワイキキ水族館の水槽では自然界と同様に海の世界を再現しています。ハワイの海の底にはエリアにより様々な特徴があります。例えばオアフ島のココヘッドからハナウマ湾周辺は、荒波と日差しの影響で岩肌に植物が豊富に育つためウニなどが多く生息しています。さらに、餌となるプランクトンを探す習性から目が大きく発達した“ピラミッドバタフライフィッシュ”も見られます。また、サンゴ礁が溶岩を覆うように育つハワイ島コナコーストの海底では、鮮やかな“フエヤッコダイ”やハワイ固有種の“ポッターエンジェルフィッシュ”も観察できます。このように魚だけでなくサンゴの形や海水の透明度、各エリアの海底の特徴にも目を向けてみましょう。
4:巨大水槽で泳ぐハンターたち
サンゴ礁で最も大きい魚とされる“ハワイアングルーパー(ハタ科の魚)”や、サメ、カマスなどの捕食魚が見られる巨大水槽が展示されています。これらの魚は“ハンター”と呼ばれサンゴ礁の生態系を保つのに欠かせない存在ですが、世界では乱獲の影響で絶滅危惧種に指定されている種類もあります。ワイキキ水族館で見られる最大サイズは全長約8フィート(2.44m)、重さ800パウンド(360kg)にもなり、悠々と泳ぐ姿は迫力満点。
ハワイには先祖の霊が動物や植物、雲など自然界の姿を借りて守護神となる「アウマクア」という言葉があり、サメもそのひとつ。古代ハワイアンにとってサメは食用や日用道具への加工用のほかに、皮は楽器のドラムヘッドやサンドペーパー、歯は切削工具や武器として使用した文化的にも不可欠な存在です。
5:ハワイアン・モンクシール
ワイキキ水族館では種類豊富な魚のほか、絶滅危惧種のハワイアン・モンクシール(アザラシ)も展示の目玉です。この水族館で人気者のモンクシール、“ホアイロナ(Ho’ailona)”は自然界での生存が難しい状況で保護され、仲間入りしました。現在は改装に伴い展示コーナーは休止中ですが、カリフォルニア州で絶滅危惧種保護活動の研究に貢献しています。
ハワイでは砂浜に寝そべる野生のハワイアン・モンクシールが頻繁に見られますが、近寄ることは禁止されており最低15m、子連れの場合は約45mの距離を保たなければなりません。遭遇した際は近づき過ぎず、遠くから見守りましょう。
ワイキキ水族館でおすすめのお土産
ギフトショップ内での人気アイテムを紹介します。子供へのプレゼントやハワイ旅行の記念にいかがでしょう。
1:ぬいぐるみ
子供たちが喜ぶ大小様々な海の生物のぬいぐるみが並んでいます。映画「ファインディング・ニモ」でお馴染みのクマノミやサメの仲間、ハワイを代表する州魚の”フムフムヌクヌクアプアア”、神聖な生き物で幸運を運ぶと言われるホヌ(ウミガメ)、ワイキキビーチでも見かけるハワイアン・モンクシール(アザラシ)など、旅行の思い出に残るぬいぐるみはお土産にぴったり。モチモチとした触り心地が人気の”Mochimaru / もちまる(12.50ドル)”シリーズも種類豊富です。ファミリーで訪れる場合はギフトショップに立ち寄って、ゆっくりショッピングタイムを楽しみましょう。
2:Tシャツ
ワイキキ水族館限定のオリジナルTシャツはお土産に最適です。大人用と子供用、どちらもバラエティ豊かなラインナップです。ウクレレやシャカサイン、サーフィンなどハワイならではのモチーフと、ウミガメやシャーク、トロピカルフィッシュなど水族館の仲間がコラボしたレア度の高いデザインは必見です。子供用はお友達とお揃いで購入して、プレゼントとして渡しても喜ばれそうなものばかり。大人用は普段使いしやすいシンプルなデザインに着心地抜群。ほかにも、長袖パーカーも展開されています。
3:マグネット
ワイキキ水族館の定番土産のマグネットは、レトロなデザインが豊富に揃っています。種類が異なるものをまとめて購入して旅のコレクションにするのもおすすめです。立体的な形に透明の液体が入った水槽のようなマグネットは11.95ドル。水族館で人気の魚たちやディズニー映画「ファインディング・ニモ」でお馴染みのキャラクター、クマノミの”ニモ”、ナンヨウハギの”ドリー”がプカプカとシャークと共に浮かんでいます。ネオンカラーのクラゲモチーフや、見る角度で絵柄が変わる3Dプリントなど、カラフルで可愛いアイテムを記念に購入してみましょう。
ワイキキ水族館の公式情報
ワイキキ水族館はダイヤモンドヘッド麓に位置し約120年の歴史を誇る、ホノルルの人気施設です。ハワイ固有種の魚やハワイ諸島にのみ生息する絶滅危惧種のハワイアン・モンクシール(アザラシ※現在は展示休止中)や、世界一巨大なシャコガイなど珍しい海の生き物を展示しており、連日多くの子供連れファミリーや観光客が訪れています。
この水族館は1904年に世界で最も豊かなハワイのリーフ(サンゴ礁)を展示する目的に創設。また、この場所はワイキキ東端の新たな観光スポットとして旅行者へアピールし、当時開通したトロリーの終点の役割も担っていました。創設時には35か所の水槽と約400の生物を有し、その規模は国際的にも有名な生物学者デイビッド・スター・ジョーダン氏から「世界で最も素晴らしい魚のコレクション」と称されたほど。その後改装やギフトショップの増設、ボランティアプログラムの作成など、運営の工夫を重ねながら現在に至ります。展示はもちろん、アクティビティプログラムや充実したイベント内容もワイキキ水族館の魅力のひとつ。
館内では毎週水族館に“水族館の舞台裏”というテーマでツアーを開催しています。このツアーは魚の餌や検疫など水族館の運営について学び、水槽の裏側でサンゴ礁やクラゲの育成を見学するもので、10歳以上が参加可能(大人25ドル、子供20ドル)です。参加する場合はオンラインで事前予約しましょう。
ワイキキ中心部からワイキキ水族館までは徒歩約30分の距離で、ホノルル動物園を過ぎたカピオラニ公園のテニスコート前に位置しています。車で訪れる場合は施設内の駐車場、もしくはカピオラニ公園周辺の路上駐車場も利用可能です。館内の所要時間は1時間から2時間でゆっくりと見学を楽しめます。
住所:2777 Kalakaua Ave. Honolulu, HI 96815
入場料:大人$12、ジュニア(4〜12歳)$5、シニア(65歳以上)$5、子供(3歳以下)無料、障がい者$5、カマアイナ(ハワイ州在住者)$8、FOWAメンバー加入者無料
営業時間:午前9時~午後4時半(閉館時間は午後5時)
公式ウェブサイト:Waikiki Aquarium
ワイキキ水族館への行き方は?
ワイキキ水族館はワイキキ中心部から徒歩圏内の東側にあります。また、バスやトロリーでのアクセスも便利です。
1:徒歩
カピオラニ公園すぐ傍にあるワイキキ水族館へは、DFSのあるワイキキ(中心部)から徒歩約30分で行くことができます。カラカウア通りをダイヤモンドヘッド方面の東へ進み、カパフル通りを越して左手にカピオラニ公園のテニスコート、右手にワイキキ水族館です。
ワイキキビーチ沿いのカラカウア通りは景色が美しく、ショップやカフェ、レストランが並んでいるため散歩に最適です。特にカピオラニ公園周辺の遊歩道はウォーキングやジョギング、犬の散歩をする人々に人気のエリアとなっています。ワイキキ水族館は午前9時から営業しているため、早朝カラカウア通りでコーヒーを購入してビーチ沿いを歩きながら訪れるのもおすすめです。
2:バス
ワイキキから公共バスの”TheBus(ザ・バス)”を利用して訪れる場合は、クヒオ通りで2、20、42番のいずれかに乗車し、カパフル通りとカラカウア通りの角にあるバス停(Kapahulu Ave + Kalakaua Ave)で降車します。バス停からワイキキ水族館までは徒歩10分です。
乗車時に現金で支払うことも可能ですが、事前に電子乗車カードの”ホロカード(2ドル)”を購入してオンライン入金をしておくと便利です。乗車時にカードリーダーにタッチするだけで支払い完了となります。乗車料金は3ドル(2時間半以内の乗り換え含む)で、フードランドやABCストア(一部店舗)、カリヒ・トランジット・センターにあるザ・バス・パスオフィスで購入可能です。
3:トロリー
ワイキキトロリーでワイキキ水族館へ向かう場合はブルーラインのルートを利用します。ブルーラインはワイキキ水族館やダイヤモンドヘッド、カハラモール、オアフ島東海岸のハロナ潮吹岩展望台など人気観光スポットを巡るコースです。1日乗り放題パスの料金は大人31.50ドル、子供(3〜11歳)21ドル。ワイキキ中心部から向かう場合は“ワイキキ・ショッピング・プラザ(停留所1番) ”で乗車し、“デューク・カハナモク像(停留所2番) ”、“ホノルル動物園/ワイキキビーチ海側(停留所3番) ”を経由して“ワイキキ水族館/カピオラニ公園(停留所4番) ”で降車します。ワイキキ・ショッピング・プラザからワイキキ水族館までの所要時間は約10分です。