ハワイが舞台のおすすめ映画17選 ジャンル別に紹介

ハワイが舞台のおすすめ映画17選 ジャンル別に紹介

更新日:2024/12/11

美しい景色が広がるハワイは、さまざまな映画やテレビドラマのロケ地に選ばれています。そのため、ハワイで旅行する際にお気に入りの映画やドラマのロケ地巡りもおすすめです。この記事では、ハワイを舞台とした映画やドラマ、実際にロケ地として利用された観光スポットを詳しく紹介します。

ハワイが舞台のSF映画

ジュラシック・パーク(1993年)

“ジュラシック・パーク(Jurassic Park)”は、マイケル・クライトンの人気小説をスティーヴン・スピルバーグ監督らが映画化したSF映画です。第1作目(1993年)の公開後にシリーズ化し、現在まで全6作が制作されています。物語は、億万長者のジョン・ハモンドが創設した恐竜のテーマパークを舞台に展開。絶滅した太古の恐竜たちがDNAから遺伝子工学によって現代に蘇り、大暴れするスリル満点のアクションシーンが見どころです。
恐竜を収容する施設など、撮影は主にハワイのカウアイ島で行われました。特に、断崖絶壁や神秘的な洞穴、真っ青な海をはじめ、壮大な景観が広がる“ナパリ・コースト”はジュラシック・パークシリーズを代表するロケ地です。そのほかに、オアフ島のクアロア・ランチの広大な牧場地帯では、恐竜たちが自由に動き回るシーンが撮影されています。

映画タイトル	ジュラシック・パーク/Jurassic Park
キャスト	ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラム、サム・ニール、リチャード・アッテンボロー、アリアナ・リチャーズなど
監督	スティーヴン・スピルバーグ
上映時間	127分
鑑賞できる配信サービス	Amazonプライム、hulu、U-NEXTなど

キングコング: 髑髏島の巨神/Kong: Skull Island(2017年)

“キングコング:髑髏島の巨神(Kong: Skull Island)”は、2017年に公開された怪獣映画です。1933年にアメリカで制作された“キング・コング”に、新しい解釈やコンセプトを持たせたリブート作品となっています。物語の舞台は1944年～1973年頃。「神話に登場する髑髏(どくろ)島が実在することが判明し、現地に派遣された調査隊が巨大な生物(が伝説の巨獣)“コング”と遭遇する」というあらすじです。
映画の撮影は、ハワイのオアフ島やカウアイ島で行われました。特にカウアイ島のナパリ・コーストの断崖絶壁や、クロアチア・ランチの神秘的なジャングルは、架空の島である髑髏(どくろ)島の雰囲気を見事に表現。壮大な自然の中で繰り広げられるアクションシーンは緊迫感が溢れ、観る人を圧倒させ続けています。また、ミュージシャンや俳優として活躍する“MIYAVI”が日本人戦闘機パイロットとして出演しているのも見どころです。

映画タイトル	キングコング: 髑髏島の巨神/Kong: Skull Island
キャスト	トム・ヒドルストン、ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・グッドマンなど
監督	ジョーダン・ヴォート＝ロバーツ
上映時間	118分
鑑賞できる配信サービス	Amazonプライム、hulu、U-NEXT、Leminoなど

ハンガー・ゲーム2/Hunger Games: Catching Fire(2013年)

アメリカの作家“スーザン・コリンズ”のベストセラー小説を映画化した、サバイバル・アクション・ムービーの第2弾。最先端都市のキャピトルと奴隷地区で構成される巨大国家パネムを舞台に、12地区から選出された24人の出場者が“ハンガー・ゲーム”という名の殺し合いに参加する物語です。
ハンガー・ゲーム2の見どころでもある重要な戦いのシーンは、オアフ島ノースショアで約4週間にわたって撮影が行われました。ハワイならではの豊かな自然や美しい海と壮絶な殺し合いゲームの対比が、独特の緊迫感を与え映画の魅力を引き立てています。

映画タイトル	ハンガー・ゲーム2/Hunger Games: Catching Fire
キャスト	ジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、リアム・ヘムズワース、ウディ・ハレルソン、エリザベス・バンクスなど
監督	フランシス・ローレンス
上映時間	146分
鑑賞できる配信サービス	U-NEXTなど

ハワイが舞台のアクション映画

パイレーツ・オブ・カリビアン: 生命の泉/Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides(2011年)

“パイレーツ・オブ・カリビアン: 生命の泉(Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides)”は、 “ジョニー・デップ”演じる海賊ジャック・スパロウの壮大な冒険を描いた映画です。この作品は、“パイレーツ・オブ・カリビアン”シリーズ全5作品中、4作目にあたります。また、東京ディズニーランドの人気アトラクション“カリブの海賊”をモチーフとした映画シリーズとしても有名です。
撮影はハワイのさまざまな場所で行われ、オアフ島ハナウマ湾からほど近い“ハロナ・ビーチ”は“ホワイトキャップ湾”として登場しています。なお、1作目となる“パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年)”は世界的に大ヒットし、主演を務めたジョニー・デップはアカデミー主演男優賞にノミネートされ、注目を集めました。

映画タイトル	パイレーツ・オブ・カリビアン: 生命の泉/Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides
キャスト	ジョニー・デップ、ペネロペ・クルス、ジェフリー・ラッシュなど
監督	ロブ・マーシャル
上映時間	141分
鑑賞できる配信サービス	Disney+、Rakuten TVなど

トロピック・サンダー: 史上最低の作戦/Tropic Thunder(2008年)

“トロピック・サンダー: 史上最低の作戦(Tropic Thunder)”は、東南アジアのジャングルで3人の映画スターが戦争に巻き込まれ奮闘するアクションコメディ映画です。物語は、「ベトナム戦争をテーマとした映画“トロピック・サンダー”を撮影中に予算オーバーとなるも、監督がロケを強行し一行は本物の戦場へ行ってしまう」というストーリー。作中ではいくつもの戦争映画のパロディを織り交ぜ、ハリウッド映画制作の裏側を風刺劇に仕上げています。
撮影地として選ばれたのはハワイのカウアイ島です。ジャングルや狭谷、熱帯雨林などの自然豊かな景観がベトナムさながらの臨場感を演出しています。なお、この作品はハリウッドを代表するコメディ俳優“ベン・スティラー”が1人5役(制作・原案・脚本・監督・主演)を担当したことでも有名です。

映画タイトル	トロピック・サンダー: 史上最低の作戦/Tropic Thunder
キャスト	ベン・スティラー、ジャック・ブラック、ロバート・ダウニー・Jrなど
監督	ベン・スティラー
上映時間	107分
鑑賞できる配信サービス	U-NEXT、Rakuten TVなど

レイダース: 失われたアーク《聖櫃》/Raiders of the Lost Ark(1981年)

“レイダース: 失われたアーク《聖櫃》(Raiders of the Lost Ark)”は、スティーヴン・スピルバーグ監督が手がけた、1981年公開のアクションアドベンチャー映画です。後に続く“インディ・ジョーンズ”シリーズの第1作目にあたります。物語の舞台は、第二次世界大戦前の1936年。“ハリソン・フォード”演じるアメリカ考古学者“インディ・ジョーンズ”が神秘の力を宿した箱(聖櫃)を巡り、世界征服を狙うナチスと争奪戦を繰り広げるストーリーです。
作中の南米ペルーのジャングルシーンは、イメージがぴったりという理由からハワイのカウアイ島で撮影が行われたと言われています。また、ハワイだけでなくイギリスやフランス、チュニジアなどでも撮影が行われているのも見どころです。この作品は、アカデミー賞5部門、サターン賞7部門といった多くの賞に受賞・ノミネートされ、世界的な映画史に残る名作となっています。

映画タイトル	レイダース: 失われたアーク《聖櫃》/Raiders of the Lost Ark
キャスト	ハリソン・フォード、カレン・アレン、ジョン・リス＝デイヴィス、ポール・フリーマンなど
監督	スティーヴン・スピルバーグ
上映時間	115分
鑑賞できる配信サービス	U-NEXT、Disney+、huluなど

ハワイが舞台のラブストーリー映画

50回目のファーストキス/50 First Dates(2004年)

“50回目のファーストキス(50 First Dates)”は、ハワイ・オアフ島を舞台に記憶障害の女性と彼女に恋をした男性のラブストーリー。主人公のルーシーは、事故の後遺症により前日以降の記憶が一晩で消える短期記憶障害になってしまいます。そんな彼女に水族館で獣医として働くヘンリーが一目惚れ。ヘンリーはルーシーのために毎日、初対面のように接しデートを重ねることで2人は恋に落ちるという物語です。
ヘンリーが働いている水族館は“シーライフパーク”で撮影されました。そのほかにホノルル動物園やビショップ博物館、クアロア牧場など、ハワイのさまざまな場所がロケ地に選ばれています。当作品は、2004年のバレンタインデー前日に公開され、2週間連続で動員数第1位を記録し大ヒット。2018年には、日本で山田孝之と長澤まさみの主演でリメイク版が公開されました。

映画タイトル	50回目のファースト・キス/50 First Dates
キャスト	ドリュー・バリモア、アダム・サンドラーなど
監督	ピーター・シーガル
上映時間	99分
鑑賞できる配信サービス	U-NEXTなど

アロハ/Aloha(2015年)

“アロハ(Aloha)”は、2015年に全米公開されたラブコメディ映画です。“ブラッドリー・クーパー”演じる軍事コンサルタントのブライアンが、軍事衛星打ち上げプロジェクト参加のためにハワイ・ホノルルを訪れます。そこで出会った空軍パイロット“アリソン”への想いと、元恋人との間で揺れ動く様子が描かれています。
ロケ地となったハワイの壮大な景色はもちろん、神話、フラ、ハワイアンミュージックなど、タイトルの通りハワイの文化を存分に感じられる作品です。ハワイとアジアのハーフの“アリソン”を演じた“エマ・ストーン”や、“レイチェル・マクアダムス”、“ビル・マーレイ”など豪華キャストの演技も高く評価されています。

映画タイトル	アロハ/Aloha
キャスト	ブラッドリー・クーパー、エマ・ストーン、レイチェル・マクアダムス、ビル・マーレイなど
監督	キャメロン・クロウ
上映時間	105分
鑑賞できる配信サービス	Netflix、U-NEXT、Disney+など

ブルークラッシュ/Blue Crush(2002年)

“ブルークラッシュ(Blue Crush)”は、オアフ島ノースショアで暮らす4人のサーファー・ガールたちの日常を描いた青春映画。世界一危険と言われるサーフィン大会“パイプ・ライン・マスターズ”で優勝する夢を持つ、主人公アンの成長物語です。
プロフットボールのスター選手と恋に落ちたアンが一度はサーフィンから離れたものの、心機一転し大会に出場する様子が描かれています。特に、事故をきっかけに抱えていたサーフィンへのトラウマを乗り越え、大会で見事にビッグウェーブを乗りこなす姿は圧巻です。オアフ島ノースショアの美しい海やアンたちがのんびりと生活する様子が見られ、サーフィンに詳しくなくても楽しめる映画となっています。

映画タイトル	ブルークラッシュ/Blue Crush
キャスト	ケイト・ボスワース、ミシェル・ロドリゲス、マシュー・デイヴィスなど
監督	ジョン・ストックウェル
上映時間	104分
鑑賞できる配信サービス	U-NEXTなど

ハワイが舞台のヒューマン映画

ソウル・サーファー/Soul Surfer(2011年)

“ソウル・サーファー(Soul Surfer)”は、ハワイ・カウアイ島に住む13歳の主人公“ベサニー・ハミルトン”が困難に見舞われながらも、プロサーファーになる夢を追い続ける姿を描いたノンフィクション映画です。幼い頃からサーフィンに明け暮れていた主人公は、ある日サメに襲われて左腕を失ってしまいます。しかし事故からわずか1か月で奮起し、再びプロサーファーを目指すことを決意。家族に支えられながらトレーニングを重ねて競技大会に出場し、さまざまな経験を経てプロサーファーとなりました。
作品のロケ地は、悲劇的なサメの事故が起こったカウアイ島北部のトンネルポイントや、大会の会場にはビッグウェーブ・サーフィンの発祥地として有名な“ワイメア・ベイ”が選ばれています。ハワイの豊かな自然を背景に、主人公の困難に立ち向かう強さと勇気に多くの人が感動したと高く評価されました。またサーフィンのシーンでは、映画のモデルとなったベサニー自身がスタントを務めたことでも有名です。

映画タイトル	ソウル・サーファー/Soul Surfer
キャスト	アナソフィア・ロブなど
監督	ショーン・マクナマラ
上映時間	105分
鑑賞できる配信サービス	なし

ファミリー・ツリー/The Descendants(2011年)

“ファミリー・ツリー(The Descendants)”は、カウイ・ハート・ヘミングスの小説“The Descendants(子孫たち)”原作、ハリウッド俳優“ジョージ・クルーニー”主演のヒューマンドラマです。「主人公のマット・キングが、先祖より引き継いだカウアイ島の広大な原野を売却し利益を得ようと考えていた矢先、妻が事故に遭い意識不明の重体に。そんな中で主人公は、妻や娘たちとの関係性、土地の売却問題など、さまざまな問題と向き合い成長していく」というストーリーです。
映画のロケ地はハワイのオアフ島から始まり、妻の死後は自然豊かなカウアイ島へと舞台を移します。尊厳死という重大なテーマとハワイの美しい風景や穏やかな音楽が合わり、マットファミリーが“ひとつの家族になっていく”姿を描いた、心温まる作品です。

映画タイトル	ファミリー・ツリー/The Descendants
キャスト	ジョージ・クルーニー、シャイリーン・ウッドリー、アマラ・ミラーなど
監督	アレクサンダー・ペイン
上映時間	115分
鑑賞できる配信サービス	Disney+など

プリンセス・カイウラ二/Princess Kaiulani(2009年)

“プリンセス・カイウラ二(Princess Kaiulani)”は、ハワイ王朝最後の王女カイウラニの波乱に満ちた生涯を描いた、イギリスとアメリカ合作の伝記映画です。カイウラニは、カラカウア王の妹“リケリケ王女”とスコットランド人の一人娘として誕生します。彼女は、1889年に起こった王政を脅かす反体制派から身を守るため、13歳の時に父親と共にイギリスへ脱出。その最中、叔父カラカウア王の死や、リリウオカラニ女王即位、ハワイ王朝と白人共和派の衝突などが起こり、ハワイは混沌に陥ってしまいます。
カイウラニは次期女王として後継者に指名されていましたが、ハワイ王国滅亡により女王の座に就くことなく23歳という若さで死去。重圧に屈せずに孤独に戦い続けたカイウラニ役の“クオリアンカ・キルヒャー”の演技は必見です。王女の祖国に対する愛情や使命感などを通してハワイ併合という歴史的転換期を描き、ハワイの歴史や文化を現代に伝える作品となっています。

映画タイトル	プリンセス・カイウラ二/Princess Kaiulani
キャスト	クオリアンカ・キルヒャー、バリー・ペッパー、ウィル・パットンなど
監督	マーク・フォービー
上映時間	98分
鑑賞できる配信サービス	なし

ハワイが舞台の邦画

ホノカアボーイ(2009年)

“ホノカアボーイ”は、ハワイ島北部にある小さな街“ホノカア”が舞台の心温まる映画です。写真家兼ライターの“吉田玲雄”が、ハワイ滞在中の出来事を綴った紀行エッセイが原作となっています。
岡田将生演じるレオは失恋のショックで大学を休学し、かつて恋人と訪れたことのあるホノカアを訪れます。そして、映画館で映写技師として働きながら町の人たちと交流を深め、少しずつ成長していくレオの姿が丁寧に描かれた作品です。「どうして僕たちは、何かを失って、大人になるんだろう。」をキャッチコピーに、のんびりとした風景の美しさや、ホノカアで暮らす人々の温もりを伝える作品にもなっています。

映画タイトル	ホノカアボーイ
キャスト	岡田将生、深津絵里、蒼井優、長谷川潤、倍賞千恵子、松坂慶子など
監督	真田敦
上映時間	111分
鑑賞できる配信サービス	U-NEXT、FODプレミアム、Rakuten TVなど

ハナレイ・ベイ(2018年)

“ハナレイ・ベイ”は、村上春樹のロングセラー小説“東京奇譚集”の一篇を実写映画化した作品です。カウアイ島にある美しい湾“ハナレイ・ベイ”を舞台に、深い悲しみを抱えながらも新たな一歩を踏み出す母親の姿を描いています。
シングルマザーの“サチ”は、カウアイ島のハナレイ・ベイで息子がサーフィン中にサメに襲われ亡くなったという知らせを受けます。サチはハワイへ飛んで行き火葬をし、そのままハナレイの街に1週間滞在します。それ以降、毎年息子の命日にハナレイに3週間ほど滞在することを10年続けました。ある日、偶然出会った日本人サーファーから“右脚のない日本人サーファーがいる”という噂を聞きつけ、サチは自らの人生を変える決意をします。撮影は、カウアイ島のほかにオアフ島でも行われました。

映画タイトル	ハナレイ・ベイ
キャスト	吉田羊、佐野玲於、村上虹郎、佐藤魁など
監督	松永大司
上映時間	97分
鑑賞できる配信サービス	Amazonプライム、U-NEXT、huluなど

50回目のファーストキス(2018年)

“50回目のファーストキス”は、ハリウッド映画“50回目のファーストキス(原題: 50 First Dates)”のリメイク作品。長澤まさみ演じる記憶喪失障害を持つ瑠衣に一目惚れした山田孝之演じる大輔が、趣向を凝らしたデートを毎日計画し、ファーストキスを繰り返すというラブコメディです。
ハワイでオールロケが行われ、作中では人気の観光スポットがたくさん登場します。瑠衣と大輔が出会う重要なシーンは、ハワイ島北東部にある可愛らしいレストラン“ケネケスグリル”で撮影が行われました。そのほかにも、2人がデートで訪れる“ホノルル動物園”や“ビショップ・ミュージアム”、オリジナル版にも登場した広大な牧場“クアロア・ランチ”などがロケ地となっています。ハワイの美しい景色が、記憶障害を持つ女性と彼女に恋をした青年のラブストーリーをより魅力的に映し出した作品です。

映画タイトル	50回目のファーストキス
キャスト	山田孝之、長澤まさみ、ムロツヨシなど
監督	福田雄一
上映時間	114分
鑑賞できる配信サービス	Amazonプライム、Netflix、Hulu、U-NEXTなど

ハワイが舞台のディズニーアニメ映画

モアナと伝説の海/Moana(2016年)

“モアナと伝説の海(Moana)”は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ制作の長編アニメーション映画です。南の島モトゥヌイの村長の娘“モアナ”が、島を救うために大海原で冒険を繰り広げるストーリーとなっています。
ある日、植物や動物などの命を創り出す力を持つ女神“テ・フィティ”の心が何者かに奪われてしまいます。その影響でモアナが住む島で魚が獲れなくなり、作物が育たなくなる事態に。そこで海に選ばれし者モアナが、テ・フィティの心を盗んだ風と海を司る半神“マウイ”と共に、心を返しに禁断の海へ旅に出ます。葛藤し、悩みながらも勇敢に立ち向かい自分の道を切り拓くモアナの姿に、多くの人が共感できる作品です。また作中では、豊かな恵みを与えてくれるハワイの美しい自然や、海と人との関わりについても描かれています。

映画タイトル	モアナと伝説の海/Moana
キャスト(声優)	アウリイ・クラヴァーリョ、ドウェイン・ジョンソンなど
監督	ロン・クレメンツ、ジョン・マスカー
上映時間	107分
鑑賞できる配信サービス	Disney+など

リロ＆スティッチ/Lilo & Stitch(2002年)

“リロ＆スティッチ(Lilo & Stitch)”は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ制作のハートフルコメディ映画です。本作品は“オハナ(ハワイ語で家族)”をテーマに、ハワイのカウアイ島に住む少女“リロ”とエイリアン“スティッチ”との絆が描かれています。
事故で両親を亡くした5歳のリロは、保健所で出会った凶暴な生物兵器の試作品626号を“スティッチ”と名付けて可愛がります。破壊することしか知らないスティッチに対し、リロは「スティッチは私のオハナ。オハナはいつもいっしょ」と語りかけ、少しずつ2人の間に家族愛が芽生えていくストーリーです。日本語吹き替え版ではスティッチを山寺宏一、リロを山下夏生が声優を担当しています。

映画タイトル	リロ＆スティッチ/Lilo & Stitch
キャスト(声優)	ダヴェイ・チェイス、クリス・サンダースなど
監督	クリス・サンダース、ディーン・デュボア
上映時間	85分
鑑賞できる配信サービス	Disney+など

南の島のラブソング/Lava(2015年)

“南の島のラブソング(Lava)”は、ピクサー・アニメーション・スタジオ制作の短編3Dアニメーション映画です。約7分間の短編映画ですが、心温まる音楽と映像が凝縮したロマンチックなミュージカルとなっています。
南の島の美しい海に浮かぶ火山“ウク”は、何百万年もの間仲間を求めて恋の歌を歌い続けていました。ウクは次第に海に沈んでいき歌えなくなってしまいますが、ずっと海中で歌を聴いていた火山“レレ”が、ウクに会うため海面に上がりました。レレが歌うとウクが海底から上がることができ、やがて1つの島になり一緒に歌うようになったというストーリーです。なお、日本語吹き替え版の声優は風雅なおと、柿沼寿枝が担当しています。

映画タイトル	南の島のラブソング/Lava
キャスト(声優)	クアナ・トレス・カヘレ、ナプア・グレイグ
監督	ジェームズ・フォード・マーフィ
上映時間	7分
鑑賞できる配信サービス	Disney+など

ハワイが舞台のドラマ3選

ハワイファイブオー/HAWAII FIVE-0(2010年～2020年)

“ハワイファイブオー(HAWAII FIVE-0)”は、2010年から2020年にかけて放送されたアメリカのテレビドラマです。全米で屈指の人気を誇っており、全10シーズンで完結します。1968年から1980年に放送されていた「ハワイ5-0」のリブート版で、オリジナル版と同様にハワイ州が舞台です。ハワイ各地にロケ地があるので、聖地巡りに訪れるファンが多いと言われています。
作中では、州内各地で起こる殺人や誘拐、テロなどの凶悪犯罪に立ち向かう、ハワイ州知事直属の特別捜査班の活躍が描かれています。特に、アレックス・オローリン演じる主人公“スティーヴ・マクギャレット”とスコット・カーン演じる相棒の“ダニー・ウィリアムズ”の掛け合いが人気。また、迫力満点のアクションシーンも見どころです。日本では2011年5月から“スカパー！”のAXNで放送されました。

ドラマタイトル	ハワイファイブオー/HAWAII FIVE-0
キャスト	アレックス・オロックリン、スコット・カーン、ダニエル・デイ・キム、グレイス・パークなど
監督	スティーブ・ボーヤム、ブライアン・スパイサーなど
放送時間	各話42分
鑑賞できる配信サービス	U-NEXT、hulu、WOWOWオンデマンドなど

ロスト/LOST(2004年～2010年)

“ロスト(LOST)”は、南太平洋の島に墜落した飛行機の生存者たちが繰り広げるサバイバルストーリーを描いたテレビドラマです。2004年から2010年までABC(アメリカン・ブロードキャスティング・カンパニー)で放送され、全6シーズンで完結。撮影はハワイ州オアフ島で行われました。
作中では徐々に明かされるキャクターの過去や、島で起こる怪奇現象の謎などが見どころ。アドベンチャーやSFミステリー、人間ドラマなどさまざまな要素が盛り込まれ、ストーリーが展開していくのが特徴です。
エミー賞とゴールデングローブ賞を受賞し、世界中で大ヒット。最終シーズンには有名な日本俳優、真田広之が出演しました。

ドラマタイトル	ロスト/LOST
キャスト	マシュー・フォックス、エヴァンジェリン・リリー、ジョシュ・ホロウェイなど
監督	J・J・エイブラムスなど
放送時間	各話43分
鑑賞できる配信サービス	Amazonプライム、huluなど

しろときいろ〜ハワイと私のパンケーキ物語〜(2018年)

“しろときいろ〜ハワイと私のパンケーキ物語〜”は、ハワイ・オアフ島のパンケーキレストランが舞台となったノンフィクションドラマです。川口春奈演じる主人公の女子大生、夏海はハワイ旅行をきっかけにパンケーキ店のオーナーになることを決意。未経験で業界に飛び込み、家族や仲間に支えられながら夏海が夢を実現させるサクセスストーリーとなっています。
作中に登場するパンケーキレストラン“エッグスン・シングス”は、ハワイにある有名な朝食レストランです。1974年に創業して以降、現在も人気を誇っています。またホイップクリームが山盛りにトッピングされた名物のパンケーキは、日本でのパンケーキブームの火付け役となったと言われています。

ドラマタイトル	しろときいろ 〜ハワイと私のパンケーキ物語〜
キャスト	川口春奈、横浜流星、時任三郎、財前直見など
監督	本木克英(総監督)、前田弘二(監督)
放送時間	各話15分
鑑賞できる配信サービス	Amazonプライムのみ

映画の舞台となったハワイのおすすめスポット

クアロア・ランチ/Kualoa Ranch

オアフ島屈指の大自然を満喫できるアトラクション施設、“クアロア・ランチ(Kualoa Ranch)”。緑豊かな山々と渓谷が広がる敷地内で、乗馬や四輪バギー、ジップラインなどのアクティビティが体験できます。その敷地面積はプライベートビーチを含み、約4,000エーカー(約500万坪)です。
また、さまざまな映画やテレビドラマ、コマーシャルなどのロケ地としても有名。映画ロケ地ツアーでは、“ジュラシック・パーク”や“ロスト”、“ハワイファイブオー”など、人気の映画やドラマの撮影地を巡ります。バスに乗ってコオラウ山脈やカアアヴァ渓谷を通るので、絶景を楽しめるのも魅力のひとつ。映画やドラマの有名なシーンに登場するさまざまなスポットを実際に訪れながら、壮大な自然を体験できるツアーとなっています。所要時間は約90分です。

ハロナビーチコーブ/Halona Beach Cove

“ハロナビーチコーブ(Halona Beach Cove)”は、オアフ島東海岸のハナウマ湾とサンディビーチの間に位置する小さな入江。打ち寄せる波の力で溶岩洞から潮が吹き出す“ハロナ潮吹き穴”があることで有名です。ときには海水が10メートルほどの高さまで吹き出すこともあり、自然のパワーを感じられる景勝地となっています。
また、映画“パイレーツ・オブ・カリビアン：生命の泉”では、“ホワイトキャップ湾”として登場したことでも知られています。ゴツゴツと高く積み上がった火山岩の海岸と、美しいエメラルドグリーンの海が特徴。なお“ハロナ”はハワイ語で展望台を意味し、地元で人気のビュースポットでもあります。

戦艦ミズーリ記念館/USS Battleship Missouri Memorial

オアフ島のパール・ハーバー(真珠湾)に位置する“戦艦ミズーリ記念館(USS Battleship Missouri Memorial)”。第二次世界大戦が正式に終結したとされる歴史的スポットです。全長270.4メートルもの巨大戦艦に乗艦し、乗組員の居住スペースや主砲の射撃管制室、食堂、艦長室などの見学ができます。
2012年に公開された映画「バトルシップ」では、戦艦ミズーリ号が登場しています。バトルシップは日本俳優の浅野忠信が出演したことで話題となりました。さらにパール・ハーバーは、真珠湾攻撃とドーリットル空襲を題材とした映画「パール・ハーバー」の撮影場所としても有名です。映画で登場したシーンと同じ景色を眺めながら、実際の歴史を肌で感じられるスポットとなっています。

シーライフパーク・ハワイ/Sea Life Park Hawaii

“シーライフパーク・ハワイ(Sea Life Park Hawaii)”は、オアフ島東部のマカプウ岬周辺に位置するハワイ最大級のマリンパーク。映画「50回目のファーストキス」に登場する水族館シーンのロケ地としても有名です。2,000種類以上の海洋生物が飼育されており、生き物への餌やり体験や、イルカやアシカショーを見ることができます。
施設内にはプレイグラウンドが完備され、小さな子供もゆっくり遊べるので地元の家族連れにも人気。また、“ドルフィン・スイム・アドベンチャー”というプログラムに参加すると、イルカの背びれに捕まって一緒に泳げるのも魅力です。そのほかにも海洋生物の研究や保護活動にも取り組み、アオウミガメの繁殖と放流も行っています。

サンディビーチ/Sandy Beach

ワイキキのハナウマ湾近くに位置する“サンディビーチ(Sandy Beach)”は、大きなショアブレイクが立つことで有名。そのため、特にボディサーフィンやボディボードを楽しむ地元民に人気のスポットです。また、映画「50回目のファーストキス」で、主人公のルーシーとヘンリーの初めてのキスシーンが撮影された場所でもあります。
サンディビーチは、砂浜から景色を眺めたりランチをするのにもぴったりですが波打ち際で大きな波が立つことがあるため注意が必要です。ワイキキから車で約30分なのでアクセスしやすく、駐車場も完備されています。ビーチの近くにはヘンリーが働いている水族館のロケ地、“シーライフパーク・ハワイ”もあるので、立ち寄ってみるのもおすすめです。

ワイメア・ベイ/Waimea Bay

“ワイメア・ベイ(Waimea Bay)”は、オアフ島ノースショアに位置する人気のビーチスポットです。駐車場やトイレ、シャワーが完備されており、夏は海水浴、シュノーケリングなどを楽しめます。ただし、波が高い冬は危険なので海に入る際は注意しましょう。特に冬のビッグウェーブが訪れる時期には、プロ級の上級者サーファーのみしか海に入れません。
またワイメア・ベイは、波が40フィート(約12メートル)を越えた際にしか開催されない伝説のサーフィン大会、“メモリー・オブ・エディ・アイカウ”の開催地としても有名です。サメに襲われて片腕を失ったサーファーが主人公のノンフィクション映画「ソウル・サーファー」では、ナショナル・サーフ・チャンピオンシップの会場として登場しています。