ハワイに行く際の服の選び方とは?ドレスコードやNGな服装を解説

ハワイに行く際の服の選び方とは?ドレスコードやNGな服装を解説

更新日:2024/10/09

ハワイに行く際の服の選び方とは?ドレスコードやNGな服装を解説

常夏のリゾート、ハワイでは普段とは違うファッションが楽しめるのも旅行の醍醐味のひとつ。年間を通して暑いハワイでも快適に過ごせるよう、シチュエーションに合わせてコーディネートをしましょう。この記事ではハワイで着る洋服選びのポイントや、避けたほうが良い服装、おすすめのアパレルショップなどを紹介します。

ハワイで着る服の選び方とは?

ハワイ旅行を快適に過ごすためには、適切な服装選びがポイントです。ここでは、ハワイの気温やシチュエーションに合わせた服装の選び方を解説します。

季節、気温

ハワイは年間を通して気温が安定している常夏の島です。エリアやシーズンによって気候は変動しますが、基本的に一年中海水浴が楽しめます。乾季にあたる夏(5月~10月)の最低気温が23度で、最高気温は31度程度になります。雨季にあたる冬(11月~4月)の最低気温は20度で、最高気温が27度程度です。冬は夏に比べて降水量が増えますが、日本のような蒸し暑さはないので日中は半袖のシャツと短パンで快適に過ごせるでしょう。ただし夜は肌寒くなるため、長袖の上着を用意しておくと便利です。

場所、シチュエーション

ハワイではカジュアルな服装が基本です。一部の高級レストランやウェディングなどの特別なシチュエーションを除き、普段はリゾート・カジュアルが適切とされています。また、汎用性の高い洋服を一着用意しておくと良いでしょう。靴やアクセサリーを加えることで、シーン毎に印象を変えられるので重宝します。男性ならシャツ、女性ならワンピースなど、着回しができるデザインのものがおすすめです。
なお、ハワイでは厳格なドレスコードがあるレストランは少ないです。ドレスコードがないレストランでディナーをする際は、スマートカジュアルコーディネートで、ビーチサンダルなどは避けるのが無難です。

足元

ハワイ旅行では、ビーチサンダルと歩きやすいスニーカーが必需品です。ワイキキ内やアラモアナセンターなどのショッピングセンターを見て回る際は徒歩での移動が多いため、履き慣れたスニーカーを用意しておくと良いでしょう。
ハンバーガーショップやファミリーレストラン、ラーメン店などのカジュアルな飲食店で食事をする場合も、ビーチサンダルやスニーカーで問題ありません。ただし、フォーマルなドレスコードがある高級レストランで食事をする場合、男性はつま先が隠れる靴を、女性はパンプスやストラップ付きのヒールを着用するのがルールです。

荷物量の目安

ハワイ旅行での荷物は最小限にし、お土産などを詰めるスペースを考慮してパッキングしましょう。特にかさばる衣類は、なるべくコンパクトまとめるのがポイント。旅行当日に着る服と宿泊分を準備するのが基本ですが、5泊以上の場合はホテルの洗濯サービスやコインランドリーを利用するなど、効率的に着回すと荷物の量が減るので便利です。
また、航空会社によって預入荷物の重量制限が異なるため、事前に確認することをおすすめします。

ハワイ旅行で役立つアイテム

日本よりも日差しが強いハワイでは、必ず熱中症対策をしましょう。また、冷房が効いている屋内との温度差が激しいので注意が必要です。ここでは、日焼けや屋内での冷房対策に必須なアイテムを紹介します。

紫外線防止アイテム(サングラス、帽子、日焼け止めクリーム)

ハワイの紫外線量は東京の約2~3倍と言われています。そのため日焼けや熱中症対策が必須です。日中に外出する際はサングラスや帽子を着用し、日焼け止めクリームを忘れずに塗りましょう。また、ハイキングをする場合は通気性と速乾性が備わったUVカット素材の長袖を着用することをおすすめします。
なお、ハワイでは“サンスクリーン法”によりサンゴに悪影響を与える“オキシベンゾン”と“オクチノキサート”という成分が含まれる日焼け止めクリームの販売が禁止されています。日本からの持ち込みは禁止されていませんが、なるべくオーガニック成分が含まれたナチュラル系のものを使用するのがおすすめです。

冷え対策アイテム(カーディガン、ストール)

ハワイでは、デパートやスーパーマーケット、レストラン、カフェ、公共バスなどあらゆる場所で冷房が効いているので、外出する際はカーディガンなどの上着やストールを持ち歩くことをおすすめします。UVカット加工が施された上着は、防寒に加え紫外線対策もできるため便利です。なお屋内の冷房の温度は、日本の表記(摂氏)とは異なる華氏で表示されています。ハワイでの快適な温度の目安は、華氏77度~82度(摂氏:25度~28度)と覚えておくと良いでしょう。

ハワイ旅行におすすめの服装2選【レディース編】

ハワイ旅行では、デニムやワンピースなどカジュアルで動きやすい服装が最適です。ここでは、女性向けのおすすめコーディネートを紹介します。

ノースリーブトップスとデニム

Leonard's Bakery ノースリーブのトップスとデニムの組み合わせはハワイの定番コーディネートです。日本では腕の露出に抵抗がある方も、動きやすく快適なローカルスタイルに合わせてみるのもおすすめ。ただし、日中は紫外線が強いので日焼け止めクリームは必ず塗りましょう。また、多数のショップでハワイがテーマのTシャツが販売されているので、到着後すぐに調達し着用してみてはいかがでしょうか。

ワンピース

Leonard's Bakery 着心地の良いカジュアルなワンピースは、デザイン次第でスニーカーやフラットサンダル、ヒールにも合わせられるので便利。また1枚でコーディネートが完成し荷物を減らせるため、ハワイ旅行に欠かせない優秀なアイテムと言えます。特に薄手の生地のものであれば、熱を逃がせるのでおすすめ。

なお、ハワイではムームーやハワイアンドレスはアロハシャツと同じように正装とされています。ウェディングに参列する際や、ホテルのレストランへ行く際に着用すればハワイ気分が高まるでしょう。

ハワイ旅行におすすめの服装2選【メンズ編】

ここでは男性におすすめのカジュアルなスタイルや、高級レストランなどの特別なシチュエーションで活躍する服装を紹介します。

Tシャツとショートパンツ

Leonard's Bakery ハワイでの男性のコーディネートは、Tシャツとショートパンツの組み合わせが最もポピュラーなスタイルです。素材や形、足元のコーディネートによって印象が大きく変わるのが特徴。日中に出かける予定がある方は、涼しげな通気性の良い素材を選ぶと良いでしょう。またハワイでは、男性はバッグを持たずに携帯電話と財布をポケットに入れて手ぶらで出かけるスタイルが基本。
ただし、高級レストランで食事をする際はフルレングスのパンツが必要となるので、一着は用意しておくことをおすすめします。

襟付きシャツとロングパンツ

Leonard's Bakery 襟付きシャツとロングパンツは、かしこまったシーンで使える王道のコーディネートです。ドレスコードがない高級レストランへ行く際は、この組み合わせが無難と言われています。なお、襟付きシャツであればデザインの指定はありません。

また正装とされるアロハシャツは、レストランや特別なイベントの際にも着用できます。素材、サイズ、デザインにより印象が異なるので、シーンに合わせて選びましょう。かっちりとした雰囲気を出したい場合は、薄手のレーヨン生地よりもコットンやリネンのボタンダウンを選ぶことをおすすめします。

ハワイでアウトドアを楽しむ際におすすめの服とアイテム

ハワイでアウトドアを楽しむには、動きやすさと日焼け止め対策がポイント。トレッキングに行くなら、タンクトップに、速乾性と通気性があるアクティブウェアのレギンスやインナー付きショーツ、キャップを被るのが定番のスタイルです。特に日陰の少ない尾根のコースは日焼け対策が大切なので、熱がこもらないUVカット素材の長袖があると便利です。

“マノアフォールズ・トレイル”などの熱帯雨林を歩く場合は、虫除けスプレーを持参しましょう。またランニングシューズでも問題はありませんが、足元が滑りやすいので所持品はバックパックに入れて両手を空けておくのが重要です。荷物は最小限(貴重品、水など)にし、身軽に動き回れるスタイルを心がけてください。

ハワイではNG?避けるべき服装とは

ハワイは多くの観光客が集まるリゾート地とされ、日本とは異なるルールや気を付けるべき服装などがあります。ここでは、旅行を存分に楽しむために知っておきたいハワイの常識や、防犯対策に繋がるポイントを紹介します。

高級ブランド、バッグ、時計

ハワイは他国に比べて治安の良さで有名ですが、窃盗や置き引き事件などが多発しています。特に高級ブランドのバッグや腕時計を身に着けた日本人観光客は狙われやすいので、外出前にホテルやロッカーに預けておくのが無難です。万が一被害に遭った場合は、抵抗せずに安全な場所へ避難し警察に通報しましょう。

レギンス、アームカバー

ハワイでは、スカートの下にレギンスを履くスタイルや、日焼け止め対策用のアームカバーを着用するのは一般的ではありません。ローカルはハワイの気候に合わせて、スカートは素足のまま着用します。日焼け止めクリームと帽子、サングラスを活用し、ハワイのスタイルを楽しみましょう。

英語のデザインの服

英語のロゴが施されたTシャツを着用する際は注意が必要です。攻撃的な言葉や、読んだ人に不快感を与える内容の可能性があるので、意味を理解せずに着用するのは控えましょう。ただし、ニュートラルな意味の言葉やTPOに合ったポジティブな意味のものであれば問題ありません。

ハワイのおすすめアパレルショップ5選

ハワイ各地にはさまざまなアパレルショップが点在しています。なかでもハワイ出身デザイナーのアイテムが手に入るお店や、オープンしたばかりのアメリカのブランド店など5店を紹介します。

サルベージパブリック/Salvage Public

Leonard's Bakery “サルベージパブリック(Salvage Public)”は、ハワイ出身のデザイナー3人が立ち上げたホノルル発のスポーツウェアブランド。Tシャツやショーツ、スウェットから帽子、靴下、バッグなどの小物まで幅広いアイテムを展開し、次々と新作が登場しています。主にメンズ商品が中心ですが、性別に関係なく誰でもカジュアルに着こなせるアイテムが揃っています。ハワイアンのスタイル、文化、歴史からインスピレーションを受けたデザインは、シンプルでモダンなスタイルが特徴です。

ブランドを創設した2013年から徐々に人気が高まり、今ではニューヨークやロサンゼルス、パリにも支店を構えています。また日本にも展開しており、“ジャーナルスタンダード(JOURNAL STANDARD)”や“ビームス(BEAMS)”、“ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)”などのブランドでも取り扱われているほど有名です。サルベージパブリックは、ワードビレッジにあるサウスショアマーケット内に直営店があるので、訪れた際は新作をチェックしてみましょう。

所在地:1170 Auahi Street Honolulu, Hawaii 96814
営業時間:午前11時~午後6時(月~日曜日)
定休日:なし
公式ウェブサイト:Salvage Public

アットドーン/at Dawn. Oahu

Leonard's Bakery “アットドーンオアフ(at Dawn. Oahu)”は、ワードビレッジ近くのコンドミニアム“アナハ(Anaha)”に店舗を構えるアパレルショップ。東京やオーストラリアでデザイナーとして経験を積んだオーナーが2016年に設立しました。インドネシアのバリ島にある家族経営の工場と協力して生産しており、スローファッションに焦点を当てたブランドです。洋服にはリネンなどの天然繊維生地を使用し、ナチュラルな雰囲気のワンピースやジャンプスーツ、セットアップ商品が揃っています。洋服はどれも着心地の良さと長く使い続けられるミニマムなデザインが特徴的です。

手染めで仕上がった洋服の絶妙な色合いとバリエーションも魅力なので、お気に入りの一着を探しに訪れてみてはいかがでしょう。また世界各国から仕入れたアクセサリーやバッグ、インセンス(お香)などセンスが光る小物も充実しているので、特別なお土産探すのにも重宝します。

所在地:1108 Auahi Street, Suite 154 Honolulu HI 96814
営業時間:午前11時〜午後6時(月~木曜日)、午前11時~午後7時(金・土曜日)、午前11時~午後5時(日曜日)
定休日:なし
公式ウェブサイト:at Dawn. Oahu

パタゴニア/Patagonia

Leonard's Bakery “パタゴニア(Patagonia)”は、サーフィンやスキー、スノーボードなどのアウトドアスポーツ用品がメインのブランド。ホノルルのワードと、ノースショアのハレイワに支店を構え、日本にも複数の店舗を展開しています。すべての製品に100%オーガニックのコットンを使用し、肌触りや機能性が重視されているのが特徴です。

特にハワイのパタゴニアで注目されているのが、ハワイ限定の“パタロハ(Pataloha)”の商品。ホノルル店とハレイワ店では限定商品が種類豊富に揃っており、なかでもパタゴニアやホノルルなどのロゴ入りTシャツ、トートバッグ、ウォーターボトルはお土産に人気です。またホノルル店はディアボーン・ケミカル社の倉庫をリノベーションしているので、天井が高く売り場は広々としています。店内にはスポーツ用品以外にも、メンズ、レディース、子供用のアパレル商品もあるのでファミリーで買い物が楽しめます。

ホノルル店
所在地:535 Ward Ave.Honolulu, HI 96814
営業時間:午前10時~19時(月〜土曜)、午前10時~午後6時(日曜日)
定休日:なし
公式ウェブサイト:Patagonia Honolulu

ハレイワ店
所在地:66-250 Kamehameha Hwy Haleiwa, HI 96712
営業時間:午前10時~午後6時(月~日曜日)
定休日:なし
公式ウェブサイト:Patagonia Hale’iwa

アロ・ヨガ/Alo Yoga

Leonard's Bakery “アロ・ヨガ(Alo Yoga)”は、ロサンゼルス生まれのヨガウェアを中心としたアクティブウェアブランドです。「ヨガを広めたい」という創設者の思いから2007年にロサンゼルスに立ち上げ、2023年10月にはアラモアナセンター2階のダイヤモンドヘッドウィングに新店舗をオープンしました。このブランドの商品は通気性、吸湿性、耐久性に優れており、あらゆるヨガの練習に最適です。またベーシックなカラーとシンプルなデザインが特徴で、レギンスやトップスをはじめ、帽子、シューズ、バッグなどアクセサリー類も豊富。ヨガだけでなく、ランニングやテニスウェアも展開しています。

レディースのほかにメンズアイテムも販売されているので、カップルでお揃いのファッションも楽しめます。なお、アロ・ヨガの商品は日本で手に入りづらく良心的な価格なので、ハワイ旅行のお土産やプレゼントにもおすすめです。

アラモアナセンター店(アラモアナセンター2階ダイヤモンドヘッドウィング(メイシーズ側))
所在地:1450 Ala Moana Blvd, Suite 2238 Honolulu, HI, 96814
営業時間:午前10時~午後8時(月~日曜日)
定休日:なし
公式ウェブサイト:Alo Yoga

オリバー・メンズ・ショップ/Oliver Men’s Shop

Leonard's Bakery カイルアで人気のメンズのセレクトショップ、“オリバー・メンズ・ショップ(Oliver Men’s Shop)”。店内には、サーフカルチャーとヴィンテージがモチーフになったセレクトアイテムと、アクセサリーや雑貨などのオリジナルアイテムが揃っています。またオリジナルデザインのTシャツやパーカーはユニセックスなデザインが施され、女性でも着られるのでおすすめ。

同じ並びには姉妹店の“オリーブ・ブティック(Olive Boutique)”があり、こちらはレディースのアパレル商品や雑貨小物が充実しています。両店舗とも夫婦で経営しており、彼らが厳選したセレクトアイテムやハワイのローカルアーティストのアイテムが揃っています。カイルアへ訪れた際は、好きな店舗に立ち寄ってショッピングを楽しみましょう。

所在地:49 Kihapai St. Kailua, HI 96734
営業時間:午前10時~午後6時(月~金曜日)、午前10時~午後5時(土・日曜日)
定休日:年始、クリスマス、イースター、感謝祭(11月の第4木曜日)
公式ウェブサイト:Oliver Men’s Shop
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