”レナーズベーカリー(Leonard’s Bakery)” ハワイを代表するマラサダの名店への行き方や商品の買い方を解説
更新日:2025/01/31

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ホノルルのカパフル通りにある”レナーズベーカリー”は、ハワイのローカルグルメ”マラサダ”で有名な老舗店。1952年創業以来、ポルトガル発祥の揚げドーナツのようなマラサダをハワイで広めたと言われています。マラサダは注文ごとに作るため、購入後すぐに、揚げたてを頬張るのがおすすめ。外側はカリッ、中身はふわふわモチモチの食感と素朴な味わいは、連日行列ができるのも納得の美味しさです。ここでは、カパフル通り本店とオアフ島4か所にあるショッピングセンター内のフードトラック”マラサダモービル”の攻略法を紹介します。
マラサダが人気の“レナーズベーカリー(Leonard’s Bakery)”とは

創業者レオナルドの祖父母は、1882年にサトウキビ畑の労働者としてポルトガルからマウイ島に移り住みました。その後1946年、自身が31歳の時に家族でマウイ島からオアフ島へ転居し、ベーカリーでの修業を経て”レナーズベーカリー”をオープンします。レオナルドの作るパンが地元で愛され、名物のマラサダが誕生したのはその数年後です。マラサダが生まれたきっかけは、毎年2月上旬〜3月上旬の火曜日に行われるキリスト教の伝統行事”Shrove Tuesday(懺悔の火曜日)”でした。その日に合わせて”マラサダを作ってみてはどうか”という彼の母親からの提案により販売したところ、爆発的なヒット商品に。マラサダはオーソドックスな砂糖をまぶしたもののほか、シナモンシュガーやリーヒンムイ(乾燥梅のパウダー調味料)シュガー、中にクリームを入れた”マラサダパフ”があります。
基本情報
店名:レナーズベーカリー/ Leonard’s Bakery
住所:933 Kapahulu Ave. Honolulu, HI 96816
営業時間:午前5時30分〜午後7時
定休日:なし
公式ウェブサイト:Leonard’s Bakery
マラサダメニュー
マラサダは、砂糖をまぶしたものやクリーム入りの”マラサダパフ”など様々な種類が展開されています。ここでは、各種フレーバーについて紹介します。
マラサダ

種類:オリジナル(シュガー) / シナモン(シナモンシュガー) / リーヒンムイ(梅パウダーとシュガー)
価格:1個 $1.85 / 6個入り $11.10 / 12個入り $22.20 / 18個入り $33.30
マラサダパフ

価格:1個 $2.25 / 6個入り $13.50 / 12個入り $27 / 18個入り $40.50
マラサダ以外のおすすめメニュー
マラサダで有名な“レナーズベーカリー”ですが、そのほかのメニューも美味しいと評判です。ポルトガル風スイートブレッドやドリンク類など、マラサダ以外のおすすめメニューを紹介します。
Pao Doce(スイートブレッド)

ドリンク

多種多様なオリジナルグッズ
レナーズベーカリーはオリジナルグッズも販売しています。お店のロゴやマスコットキャラクターなど様々なデザインがあり、バラエティ豊富に展開しています。
ぬいぐるみ

マグカップ

トートバッグ

レナーズベーカリー本店でのマラサダの購入方法

早朝と平日午後2時~4時頃が狙い目
連日行列ができているカパフル通りの本店ですが、早朝または平日午後2時〜4時頃は比較的空いている時間帯です。団体ツアー客が訪れる午前中や、地元住民も訪れる週末は特に混み合うため注意しましょう。なお、毎日午前5時30分から営業しているため午前7時台にはすでに列ができています。ダイヤモンドヘッドへのサンライズハイキングの予定がある際は、向かう前に立ち寄ることをおすすめします。
フードトラック“マラサダモービル”でも購入可能
マラサダはオアフ島4か所にあるショッピングセンター内のフードトラック”マラサダモービル”でも購入可能です。
1:ワイケレ・センター / Waikele Center
マラサダモービルの出店場所は、“ワイケレ・センター”駐車場の敷地内です。このショッピングセンターはスーパーマーケット”セーフウェイ”やペット用品店”ペットコ”、スターバックスなどが並び、ワイキキからは車で約30分の距離にあります。H-1フリーウェイを西に進み7番から出ると約3分で到着する、比較的分かりやすい道順。ワイパフ地区の巨大アウトレットショッピングセンター”ワイケレ・プレミアム・アウトレット”に隣接しているため、ショッピングを楽しんだ後に立ち寄るのも良いでしょう。車がない場合は、ワイキキからWaikele Express Shuttle(ワイケレ・エクスプレス・シャトル)を利用してワイケレ・プレミアム・アウトレットまで行くと便利。往復20ドルで移動が可能です。
住所:94-894 Lumiaina St. Waipahu, HI 96797
営業時間:午前7時~午後6時
※出店時間や出店場所は変更となる場合があります。最新情報は公式HPまたは店舗SNSでご確認ください。
2:ココ・マリーナ・センター / KoKo Marina Center
マラサダモービルの出店場所は、”ココ・マリーナ・センター”駐車場のカラニアナオレ・ハイウェイ側です。オアフ島東部の閑静な住宅が立ち並ぶカイエリアにあるこのショッピングセンターは、ワイキキから車で約20分。H-1フリーウェイからカラニアナオレ・ハイウェイを進み駐車場に近付くと、赤と白のストライプ模様が特徴的なフードトラックが見えてきます。絶景を眺めながらトレッキングができるココヘッドやマカプウ・ポイント・ライトハウス・トレイル、シュノーケルが有名なハナウマ湾など人気観光スポットの道中にあり、ドライブの休憩にも便利です。ショッピングセンター内にはカフェもあるので、ドリンクを調達して揚げたて熱々のマラサダを味わうのも良いでしょう。
住所:7192 Kalanianaole Hwy. A-143, Honolulu, HI 96825
営業時間:午前7時半〜午後6時
※出店時間や出店場所は変更となる場合があります。最新情報は公式HPまたは店舗SNSでご確認ください。
3:ウィンドワード・モール / Windward Mall
オアフ島東部カネオヘ地区に位置する大規模な“ウィンドワード・モール“は、ローカルに人気の穴場観光スポット。デパート”メイシーズ”や大型ディスカウントスーパーマーケット”ターゲット”など110店舗以上のショップが集まります。マラサダモービルの出店場所は、駐車場の一角カメハメハ・ハイウェイとハイク・ロードの交差点側。ワイキキからは車で約30分の場所にあり、またオアフ島屈指の観光名所であるカイルアの隣町に位置するカネオヘ地区へは約15分のドライブで到着します。カイルアのビーチタウンから、緑豊かなカネオヘの大型モールへ足を延ばしてみるのも良いでしょう。
住所:46-056 Kamehameha Hwy. Kaneohe, HI 96744
営業時間:午前7時〜午後7時(月〜土曜日)、午前7時〜午後6時(日曜日)
※出店時間や出店場所は変更となる場合があります。最新情報は公式HPまたは店舗SNSでご確認ください。
4:パールリッジ・センター / Pearlridge Center
ワイキキから車で約30分の西側に位置する”パールリッジ・センター”は、ハワイ州2番目の規模を誇るショッピングモールです。”Mauka(マウカ)”と”Wai Makai(ワイ・マカイ)”と呼ばれる2つの建物があり、その間をモノレールが移動できるようになっています。マラサダモービルの出店場所は、ワイ・マカイ側の駐車場です。モール内には200店舗以上のショップがあり、買い物だけでなく食事やエンターテインメントなども楽しめます。百貨店”メイシーズ”やハワイ発祥ブランド、日本未上陸商品も充実する人気コスメショップ”セフォラ”など多種多様な店舗のほか、レインボー・ドライブインやL&Lハワイアンバーベキューをはじめとする人気店が入ったフードコート、全米とカナダで1,000店舗以上展開するハンバーガーショップのファイブガイズ、ハワイのクラフトビールが味わえるビアラボハワイなど、人気グルメが豊富に揃っています。
住所:98-1005 Moanalua Rd. Aiea, HI 96701
営業時間:午前7時〜午後7時(月〜土曜日)、午前7時〜午後6時(日曜日)
※出店時間や出店場所は変更となる場合があります。最新情報は公式HPまたは店舗SNSでご確認ください。
レナーズベーカリーへの行き方は?
ワイキキ中心地から車で約10分の距離にあるレナーズベーカリーは、自転車やバスも利用可能。各交通手段のアクセス方法を紹介します。
レナーズベーカリーへタクシーでの行き方

レナーズベーカリーへ自転車での行き方

レナーズベーカリーへレンタカーでの行き方

レナーズベーカリーへバスでの行き方

公共バスThe Bus(ザ・バス)を利用する場合、ワイキキ中心地から13番に乗車してレナーズベーカリーまで行くことができます。クヒオ通りのバス停で乗車し、お店手前のバス停(カパフル通り+オル通り(Kapahulu Ave+Olu st))で降車しましょう。乗車時間は約15分、料金は1回3ドル(2時間半以内の乗り換えを含む)です。乗車時に現金で支払うことも可能ですが、複数回利用する場合は日本の交通系ICカードのようなホロカードがあると便利。乗車時にカードをパネルにタッチするだけで、自動的に料金が引き落とされます。予めカードを購入(2ドル)し、オンラインで入金しておくと良いでしょう。ABCストア(一部店舗)やフードランド、タイムズ・スーパーマーケット、ザ・バス・パス・オフィスで購入可能です。
アメリカ渡航・入国にはESTA(エスタ)が必要です
日本国籍者がビザを取得せずにハワイを含むアメリカへ渡航する際は、ESTA(エスタ)の申請が必要です。ESTA(エスタ)はVWP(ビザ免除プログラム)参加国の市民のみ利用できる制度で、観光または出張目的で90日以内の米国滞在を希望する方が対象となります。また、ESTA(エスタ)は年齢を問わず必要となるため、家族やグループで渡航する際は事前に全員分の申請を済ませましょう。ESTA(エスタ)を統括するDHS(アメリカ国土安全保障省)は、少なくとも出発72時間前までに申請手続きを済ませて「渡航認証許可」を取得するよう推奨しています。