カイマナビーチとは?見どころや周辺のおすすめスポットを紹介
更新日:2024/10/09

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ホノルルの観光名所のひとつ”ワイキキビーチ”は、約3kmにわたる8か所のビーチを含んだエリアの総称です。東西に点在するビーチにはそれぞれ特徴があり、施設や景色、雰囲気が異なります。中でも緑豊かで穏やかな雰囲気の”カイマナビーチ”は、ローカルに親しまれている穴場ビーチです。ここでは見どころやシュノーケリングスポット、周辺のおすすめグルメなどを紹介します。
カイマナビーチ(Kaimana Beach)とは
ワイキキの東側カピオラニ公園前に位置する“カイマナビーチ(別名:サン・スーシー・ビーチ)”は、ローカルに親しまれている穴場ビーチです。ワイキキ中心部のビーチよりも空いているため、比較的ゆったりと過ごせます。またたくさんの魚が見られるシュノーケリングスポットとしても知られており、波が穏やかで岩場がない浅瀬は「安心して遊べる」と好評で子供連れのファミリーからも人気です。広い砂浜に隣接した芝生エリアでは、バーベキューやピクニックを楽しむことも可能。夕方は美しいサンセットを眺めながら、ビーチ沿いを散歩するのも良いでしょう。
カイマナビーチのおすすめポイント
ローカルはもちろん観光客からも人気の“カイマナビーチ”。ここではビーチのおすすめポイントを3つ紹介します。
便利な施設とロケーション
カイマナビーチは、ワイキキ中心部のビーチよりも静かでのんびりとした雰囲気が特徴。このビーチはシャワーとトイレが完備され、長時間の海水浴を楽しむ際も安心です。また波が穏やかでライフガードも常駐しているため、子供連れのファミリーの姿が多く見られます。なお、ビーチ隣のカピオラニ公園周辺は路上駐車可能。車で訪れやすいのも人気のポイントと言えるでしょう。特に週末は芝生エリアでバーベキューを、ビーチで海水浴やシュノーケリングを満喫する観光客で賑わっています。
美しい夕日が見られる
カイマナビーチは、美しい夕日が見られるビュースポットとしても有名です。ワイキキでロマンチックなサンセットタイムを過ごすなら、このビーチを訪れてみましょう。また、ウェディングフォトの撮影スポットとしても人気が高く、夕日を眺められる老舗レストラン”ハウツリー(Hau Tree)”があるビーチとしても親しまれています。
アザラシに出会える
カイマナビーチは、”ハワイアン・モンクシール(アザラシ)”が頻繁に現れるスポットです。砂浜に寝そべって日光浴をする姿は微笑ましく癒やされること間違いなし。赤ちゃんアザラシがいる場合もあるため、親子で並んでいる姿を探してみましょう。ただしハワイでは絶滅危惧種に指定された海洋野生生物を守るため、ハワイアン・モンクシールに近づくことが法律で禁止されています。水中や砂浜で遭遇した際は、150フィート(約45m)以上の距離をとり遠くから見守ってください。
カイマナビーチ周辺のおすすめスポット
カイマナビーチを訪れた際に立ち寄りたいレストランや、ワイキキの絶景を一望できるおすすめビュースポットを紹介します。
ハウツリー/Hau Tree

ディナータイムにはステーキやシーフード、自家製パスタなどをお腹いっぱい楽しめます。大きなハウの木のふもとで、時間帯によって移り変わる景色を眺めながら至福のひと時を過ごしましょう。美しいサンセットを眺められるレストランとしても有名なので、夕方の時間帯を狙って訪れるのもおすすめ。事前にオンライン予約しておくとスムーズです。
営業時間:午前8時〜午後1時30分(ブランチ)/午後1時30分〜午後3時30分(バー)/午後3時30分〜午後5時(バーバイツ)/午後5時〜午後9時(ディナー)/午後9時〜午後10時(レイトナイトバー)
営業日:月〜日曜日 ※定休日なし
公式ウェブサイト:Hau Tree
ベアフット・ビーチ・カフェ/Barefoot Beach Café

オープンテラス席からは、目の前に広がるビーチを一望できます。毎日サンセットの時間帯にライブ演奏が始まり(午後5時30分~午後8時30分)、ハワイアンミュージックに耳を傾けながらリラックスした時間を過ごせるでしょう。またテイクアウトも可能なため、購入後ビーチへ移動して浜辺で食べるのもおすすめです。
営業時間:午前8時〜午後8時30分(月〜日曜日)
定休日:なし
公式ウェブサイト:Barefoot Beach Cafe
カピオラニ公園

園内に点在するテーブルやベンチのなかには、ダイヤモンドヘッドを一望できる特等席があるので探してみましょう。見つけたら席に腰掛け、壮大な景色を眺めてパワーチャージをするのもおすすめです。
カイマナビーチへの行き方
ワイキキ中心からカイマナビーチへは徒歩約30分です。バスやレンタカー、自転車でのアクセス方法を紹介します。
カイマナビーチへバスでの行き方

ザ・バスの乗車料金は3ドル(2時間30分の乗り換えを含む)です。現金払いも可能ですが、電子乗車カード”ホロカード(Holo Card)”を購入し事前にオンラインで入金をしておくとスムーズ。乗車時はカードリーダーにホロカードをタップするだけで支払いが完了します。また1日に3回以上乗車すると、自動的に1日乗り放題へ切り替わるため長期滞在時などはぜひ活用しましょう。ホロカードはABCストア(一部店舗)やフードランドで購入可能です(2ドル)。
カイマナビーチへ車(レンタカー)での行き方

半日や短時間だけ車が必要な場合は、カーシェアサービスの”フイ(HUI)”の利用もおすすめです。フイはサーブコが運営するカーシェアリングサービス。スマートフォンのアプリで予約と決済が可能です。日本の免許証または国際免許証、クレジットカード情報、住所などの基本的な個人情報を入力すると利用できます。ホノルル各地にステーションが点在しており、ワイキキはインターナショナル・マーケットプレイス、アラモアナはアラモアナセンターのステーションが便利です。1時間単位から借りられるため、短時間の移動であればレンタカーよりもお得になります。ビーチを訪れる際は荷物が多くなりがちなので、車を利用すると快適に移動できます。車から離れる際は、車内の見える位置に荷物を置かず貴重品は必ず携帯しましょう。
カイマナビーチへ自転車での行き方

道順はカラカウア通りをまっすぐ東へ進み、ベアフット・ビーチ・カフェ近くのステーションで返却して徒歩約7分でカイマナビーチに到着。ビキを利用する際は、ステーションのキオスク端末を操作します。まずは旅行の予定に合ったプランを選び、クレジットカードで支払いましょう。料金は30分につき4.50ドルです。ハワイ州は日本と違い、「自転車は車道を走らなくてはならない」という走行ルールが定められています。ホノルルは比較的安全な場所と言われていますが、置き引きやひったくりが多発しているため、自転車のカゴに荷物を置くことはおすすめしません。十分注意して交通ルールを守りながら楽しみましょう。
カイマナビーチの基本情報
ワイキキから徒歩約20分の距離にある“カイマナビーチ(Kaimana Beach)”。賑やかなワイキキビーチ中心部から少し離れた”ザ・ニューオータニ・カイマナビーチホテル”の目の前に広がるこのビーチは、観光客が比較的少なくローカルに人気な穴場スポットです。波が比較的穏やかで砂浜も広いため、ゆったりとした雰囲気の中で過ごすことができます。
正式名称 | サン・スーシー・ビーチ(Sans Souci Beach) |
所在地 | 2863 Kalakaua Ave., Honolulu |
駐車場 | 周辺の路上パーキング(無料またはコイン式・メーター式) |
トイレ | カピオラニ公園のトイレ利用 |
シャワー | あり |
ライフガード | 常駐 |
アメリカ渡航・入国にはESTA(エスタ)が必要です
日本国籍者がビザを取得せずにハワイを含むアメリカへ渡航する際は、ESTA(エスタ)の申請が必要です。ESTA(エスタ)はVWP(ビザ免除プログラム)参加国の市民のみ利用できる制度で、観光または出張目的で90日以内の米国滞在を希望する方が対象となります。また、ESTA(エスタ)は年齢を問わず必要となるため、家族やグループで渡航する際は事前に全員分の申請を済ませましょう。ESTA(エスタ)を統括するDHS(アメリカ国土安全保障省)は、少なくとも出発72時間前までに申請手続きを済ませて「渡航認証許可」を取得するよう推奨しています。